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509 [2008/05/05]


Perry Rhodan を中心とするドイツSFと周辺エンターテイメントの断片的情報を、私的興味の範囲でお送りします。

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◆目次
◇ドイツSF大賞 2008
◇クルト・ラスヴィッツ賞 2008
◇ペリー・ローダン近況


◆ドイツSF大賞 2008

 本年の Deutscher Science Fiction Preis ノミネート作品を。
 7月19日、ミュールタルのSFCD大会で結果発表・受賞式、の予定。

□ Nominierungen in der Sparte Roman 長篇部門ノミネート作品

・Frank Borsch / Alien Earth 2 / エイリアンアース2
・Andreas Brandhorst / Feuerstürme / 火の嵐
・Andreas Eschbach / Ausgebrannt / 石油が枯渇するとき
・Frank W. Haubold / Die Schatten des Mars / 火星の影
・Michael K. Iwoleit / Psyhack / サイハック
・Armin Rößler / Andrade / アンドラーデ

□ Nominierungen in der Sparte Kurzgeschichte 短篇部門ノミネート作品

・Sascha Dickel / Bio-Nostalgie / 生体郷愁
 ――短篇集 Der Moloch und andere Visionen 4 収録
・Holger Eckhardt / Nordlicht über Venedig / ヴェニスのオーロラ
 ――Nova誌12号に収録
・Marcus Hammerschmitt / Die Lokomotive / 蒸気機関車
 ――短篇集 Der Moloch und andere Visionen 4 収録
・Frank W. Haubold / Heimkehr / 帰郷
 ――S.F.X.誌掲載
・Jörg Isenberg / Kausalität irreparabel / 因果関係修復不能
 ――コンピュータ雑誌 c't 誌2007年3+4合併号掲載
・Heidrun Jänchen / Fünfundneunzig Prozent / 95%
 ――短篇集 Lazarus 収録
・Heidrun Jänchen / Regenbogengrün / 虹の緑
 ――短篇集 Der Moloch und andere Visionen 4 収録
・Heidrun Jänchen / Slomo / スロモ
 ――第一ドイツ・ファンタジー・クラブ(EDFC)会誌 Das Mirakel「奇跡」16号に掲載
・Helmuth W. Mommers / Körper zu vermieten / 肉体貸します
 ――Nova誌12号に収録
・Frank Neugebauer / Wendels Bruder / 渦巻兄弟
 ――短篇集 Exodus 21 収録
・Bernhard Schneider / Modulation / 変調
 ――短篇集 Lazarus 収録

【関連サイト】
・ドイツSF大賞のサイト
[ http://www.dsfp.de/ ]


◆クルト・ラスヴィッツ賞 2008

 本年のクルト・ラスヴィッツ賞の、ノミネート作品を。

□ Bester Roman 長篇部門ノミネート作品

・Dirk van den Boom / Tentakelschatten / 影の触手
・Frank Borsch / Alien Earth - Phase 1 und Phase 2 / エイリアンアース
 ――1および2が対象
・David Dalek / Das versteckte Sternbild / 隠された星座
・Andreas Eschbach / Ausgebrannt / 石油が枯渇するとき
・Die Schatten des Mars / Frank W. Haubold / 火星の影
・Michael K. Iwoleit / Psyhack / サイハック
・Karl Olsberg / Das System / 機構
・Armin Rößler / Andrade / アンドラーデ
・Thomas Thiemeyer / Magma / マグマ

□ Beste Kurzgeschichte 短篇部門ノミネート作品

・Marcus Hammerschmitt / Die Lokomotive / 蒸気機関車
 ――短篇集 Der Moloch und andere Visionen 4 収録
・Frank W. Haubold / Heimkehr / 帰郷
 ――S.F.X.誌掲載
・Frank W. Haubold / Die Tänzerin / 踊り子
 ――短篇集 Der Moloch und andere Visionen 4 収録
・Michael K. Iwoleit / Der Moloch / モロク
 ――短篇集 Der Moloch und andere Visionen 4 収録
・Heidrun Jänchen / Fünfundneunzig Prozent / 95%
 ――短篇集 Lazarus 収録
・Niklas Peinecke / Die bunten Splitter der Seele / 魂の色とりどりの欠片
 ――コンピュータ雑誌 c't 誌2007年1号合併号掲載
・Niklas Peinecke / Imago / 偶像
 ――短篇集 Der Moloch und andere Visionen 4 収録
・Uwe Post / eDead.com / eDead.com
 ――短篇集 Der Moloch und andere Visionen 4 収録

【関連サイト】
・SF-Fan.de の各賞紹介ページ
[ http://www.sf-fan.de/literaturpreise/ ]


◆ペリー・ローダン近況

□ Perry Rhodan-Heft

2437 . Uwe Anton / Die immaterielle Stadt / 非物質都市
2438 . Hubert Haensel / Das Stardust-System / スターダスト星系
2439 . Hubert Haensel / Menschen für Stardust / スターダスト移民団
2440 . Leo Lukas / Armee der Schatten / 影の軍団
2441 . Leo Lukas / Die letzten vierzig / 最後の40人

□ Perry Rhodan-Heft 2437話「非物質都市」
[ http://www.perry-rhodan.net/produkte/hefte/1/2437.html ]

 新銀河暦1346年、星系ソル――

「自由テラナー連盟の主星系は~」
「〈混沌の勢力〉の終末戦隊〈反逆者〉に、包囲されています」
「超知性体〈それ〉が提案したのが~」
「避難所=星系スターダストへ」
「ですが」
「星系ソルと星系スターダストをつなぐ〈遠隔転送転轍機〉には~」
「深刻な、問題が」
「通過すると、ハイパー水晶の9割がダメになってしまいます」
「が」
「自由テラナー連盟政庁大臣レジナルド・ブル、あわてず騒がず」
「――だいじょうぶ」
「――ハイパー水晶を、大量にもっていけば、良いのだ」
「スカラベ級重装甲小型艦10隻を、連結」
「送りこんだ、ハイパー水晶満載の金庫で、まずは2隻が機能復旧」
「1隻は、星系ソルへ、報告に」
「1隻は、惑星アヴェダへ、調査に」

 星系スターダスト――

「自由テラナー連盟政庁大臣レジナルド・ブルが~」
「惑星アヴェダ探査を終える、ころには~」
「残る8隻も、機能回復」
「――3班にわかれて、残る居住可能惑星3つを探査だ」
「――1班は、惑星ジックスへ」
「――1班は、惑星トロンドガーデンへ」
「――最後の班は、オレが指揮して、惑星カタラクトへ」
「惑星カタラクトには~」
「唯一、立入禁止を言いわたされた土地=アウマルク大陸が、あります」

 惑星カタラクト――

「とりあえず、モンタル大陸を探査」
「――文明の痕跡を、探知?」
「――滅亡して、かなりたってますね」
「禁断大陸アウマルクも、探ってみたい」
「――こちらは、探知成果、なし?」
「とか、やっていると」
「乗員、マーク・ロンドン超能力少年が、気がつきました」
「――あれ?」
「――ゼニアオイ色の都市が、見えるよー」
「素直に、ムラサキ色と表現すれば、良いのかも」
「でも、マーク・ロンドン超能力少年」
「テラニア在住のご両親は、舞台俳優として、アトラン・ヴィレッジで活躍中」
「芸術的なもろもろに、妙なところで、詳しそう」
「ともあれ」
「ゼニアオイ都市を、調査してみましょう」
「――輪郭は、きれいな円形ですね」
「――たしかに、見えてますよねえ」
「――むー、エネルギー探知では、見えません」
「レジナルド・ブル、曰く」
「――着陸だ」
「――行ってみるしか、ないだろう」
「のこのこ近寄り、市壁に到達」
「が」
「すかっ」
「壁に、触れません」
「壁を、突き抜けてしまいます」
「市壁の中をうかがうけれど、住民の姿は見えず」
「――幽霊都市?」
「――ああっ……なんか都市の奥深くから、おいでおいでと呼ばれるような」
「――ぞくぞくっ」
「危険な、感じ」
「その場は、逃げるみたいに撤退」
「さらに、気をつけて、見ていると~」
「――あ、別の都市が、見えるよー」
「形は、同じくきれいな円形」
「でも、基調となる、色が微妙に違います」
「――青銅色?」
「――紫水晶色?」
「――海緑色?」
「――真珠色?」
「微妙な色のが、これで、計5つ」
「で」
「マーク・ロンドン超能力少年、パラノーマルな感じで共鳴して、曰く」
「――真珠色都市は、なんかちがう」
「調査、してみると~」
「こんこんっ」
「――これは、非物質じゃない?」
「――このアーケードみたいなところから、都市に入れるぞ」
「ならば」
「レジナルド・ブル指揮下、選抜部隊」
「物理学の大家、ボールドウィン・カラポル博士――精神安定化手術済」
「マーク・ロンドン超能力少年」
「3名は、アーケードに突入」

 真珠色都市――

「アーケードを、くぐると~」
「そこは、きちんと物質的な都市」
「歩きまわる、各種とりまぜた生命体」
「――平和な都市?」
「――でも、どことなく怠惰で堕落した雰囲気?」
「怠惰で堕落した雰囲気の毛皮生物が、話しかけてきました」
「――アーケード、くぐって来たんですか?」
「――プリュムトゥオル市へ、ようこそー、みたいな」
「――ちなみに、わたしは、アル・カルタークエー」
「説明して、くれました」
「――あちこちの非物質の都市は、プリュムトゥオル市の影です」
「――ルートに沿って一列に321の停車場が、ありまして」
「――プリュムトゥオル市は、ちょんちょんと、順番に停車するのです」
「さらに、説明して、くれました」
「――プリュムトゥオル市は、精神の呼び声で、住民を募集します」
「――住民が死に絶えないように、補充するのです」
「レジナルド・ブル一行、蒼白になりますが~」
「――だいじょうぶ」
「――プリュムトゥオル市は、去る者は追わず、みたいな」
「――でも、去ったら、2度目は入れません」
「レジナルド・ブル一行、安堵しますが~」
「――でも、さっきの惑星は、もう離れてしまいましたから」
「――他の惑星、とか」
「――他の時間、とか」
「――一巡するのに、かなりかかりますから」
「――ここしばらく、戻れません、みたいな」
「レジナルド・ブル一行、ふたたび蒼白」
「で」
「住民アル・カルタークエー、問い詰められて、曰く」
「――プリュムトゥオル市の運転席は、〈時間センター〉です」
「――博物館ホールから、行けますよー」

 プリュムトゥオル市、博物館ホール――

「レジナルド・ブル一行は~」
「博物館ホールに、〈時間センター〉の門を、発見」
「――エネルギー的に、封鎖されとりますな」
「どうした、ものでしょう」
「と」
「乗員、マーク・ロンドン超能力少年が、気がつきました」
「――あれ?」
「――博物館ホールの展示品に、まじって?」
「――格子型転送機が、3基?」
「レジナルド・ブル、曰く」
「――大昔に、ヴェガ星域で〈永遠の生命の星〉探索したときに、見たような」
「ようするに、年代物」
「物理学の大家、ボールドウィン・カラポル博士、点検して、曰く」
「――どれも、壊れておるの」
「――でも、それぞれ、別の部分が壊れておるから~」
「――組み立てなおせば、動くのが1基くらい、できるかも」
「修理開始」
「――あれ?」
「――なんだか、精神とか心の調子が、いまひとつ」
「――たぶん、怠惰で堕落したヒトにされてしまう、罠的なモノでは?」
「――オレたちの根性を、なめるなよっ」
「――どすこいっ」
「格子型転送機、修理完了」
「――転送だっ」

 プリュムトゥオル市、〈時間センター〉――

「レジナルド・ブル一行は~」
「〈時間センター〉の巨大ホールで、再物質化」
「――床の石畳が、なにやら模様になってる?」
「戦闘服の反重力装置で、ホール天井まで上昇」
「――これは、時計?」
「――時刻表示、みたいなものが、321時まで?」
「――つまり、運転時刻表、みたいなもの?」
「――運転方法は?」
「そんな、とき」
「マーク・ロンドン超能力少年、パラノーマルな感じで共鳴して、曰く」
「――なんか、こうして、こうして、こうすると……」
「――!」
「プリュムトゥオル市の時刻表、変更成功」
「――逆送して、惑星カタラクトに到着しました」
「――停車時間は、長めになってます」
「――さあっ」
「レジナルド・ブル一行は~」
「来たのと反対に、道をたどって~」
「アーケードから、都市脱出」
「逃げるみたいに、撤退」
「――スカラベ級重装甲小型艦、緊急発進」
「軌道上で待機中の僚艦と、合流するのでした」

 一方、自由テラナー連盟、星系ソル――

「自由テラナー連盟政庁大臣ホーマー・G・アダムズの、もとへ~」
「報告、2通」
「ひとつめ――」
「――スカラベ級重装甲小型艦1隻が、帰還した?」
「――〈遠隔転送転轍機〉の、向こうは?」
「――超知性体〈それ〉の使者ロト・ケレーテが持参した不動産説明書どおり?」
「――なるほど、それは楽園な惑星」
「ふたつめ――」
「――USOからの、無線連絡?」
「――ロワ・ダントンが、終末戦隊〈反逆者〉のもとから脱走?」
「――USOに、保護されて?」
「――あと数日で、星系ソルに、到着予定?」

 自由テラナー連盟、首都テラニア、ゴビ公園――

「スターダスト記念碑の、もとで~」
「超知性体〈それ〉の使者ロト・ケレーテは、いきなり、記者会見」
「星系スターダストの立体映像も駆使して、派手な演出」
「――星系スターダスト――惑星22個」
「――居住可能な惑星は、4つ」
「――惑星カタラクトの大陸アウマルクだけ、立入禁止です」
「――他は、自由にお使いいただいて、かまいません」
「で」
「ホーマー・G・アダムズ、思わず、問いただして曰く」
「――そんな立派な資料が、あるのに?」
「――なぜ、ブリーには紙の不動産説明書を、渡したのかね?」
「……」
「ホーマー・G・アダムズは~」
「ともあれ、自由テラナー連盟政府を代表して、記者会見」
「――と、いう次第で、ありまして」
「――現在、政庁大臣レジナルド・ブルが、現地調査など、いたしております」
「――目下、調査中のため~」
「――詳しいコメントは、さしひかえたいと存じます」
「とか、なんとか」
「で」
「メディアは、勢いづいて、曰く」
「――なぜ、政府は、この朗報を隠蔽していたんですか?」
「一般市民、曰く」
「――おたくら、住民を信じてないの?」
「〈テラノヴァ・バリア〉を支える熱血サポーター、曰く」
「――ここまで戦ったのに……に、逃げるもんかっ」
「世論・紛糾」

 自由テラナー連盟、首都テラニア、ゴビ公園――

「スターダスト記念碑の、もとで~」
「超知性体〈それ〉の使者ロト・ケレーテは、2度目の、記者会見」
「再生したのは~」
「2000万年前に遠征した、政庁首席ペリー・ローダンからのメッセージ」
「そういえば~」
「過去に到着して、すぐのこと」
「ちょっと凹んだ、ペリー・ローダンは~」
「現在時へもどるという、サッカーボール大の〈銀球〉に~」
「こんなメッセージを、吹きこんだのでした」
「――気が変わったわけでは、ないのだ」
「――でも」
「――超知性体〈それ〉が、あの提案を~」
「――全人類に伝えることは、許諾しよう」
「――超知性体〈それ〉の提案を、うけて~」
「――疎開するかは、ひとりひとりの判断だ」
「――でも」
「――オレは、防衛するぞ」
「――みんなも、できれば~」
「――テラにとどまり、いっしょに防衛してくれると~」
「――ちょっと、うれしい」
「で」
「ホーマー・G・アダムズ、思わず、問いただして曰く」
「――なんか、気弱で、キャラじゃないけど?」
「――これは本当に、ペリー本人なのか?」
「本人です」

 同日、自由テラナー連盟政庁大臣ホーマー・G・アダムズ宛に、凶報――

「――さきほど?」
「――星系ソルの、手前で?」
「――接近中のUSO部隊が、〈反逆タンク〉部隊の攻撃を、くらった?」
「――数隻が、逃げてきたけれど?」
「――ロワ・ダントン、消息不明?」
「留守居役、ホーマー・G・アダムズ」
「苦労が、絶えませんね」

【関連サイト】
・出版社が運営するドイツ公式サイト
[ http://www.perry-rhodan.net/ ]
・他、関連サイトはこちらを参照
[ http://www.rhodan.jp/ ]


◆今回のひとこと

 家に帰るまでが、任務なんですが。


d-information ◆ 509 [不定期刊] 2008/05/05
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