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501 [2008/03/10]


Perry Rhodan を中心とするドイツSFと周辺エンターテイメントの断片的情報を、私的興味の範囲でお送りします。

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◆目次
◇ペリー・ローダン近況


◆ペリー・ローダン近況

□ Perry Rhodan-Heft

2429 . Arndt Ellmer / Das Terminale Beben / 終末震
2430 . Arndt Ellmer / Der Genprox-Explorer / ゲンプロクス探査器
2431 . Horst Hoffmann / Attacke der Cypron / サイプロンの攻撃
2432 . Hubert Haensel / Proto-Negasphäre / 原〈負の球体〉
2433 . Wim Vandemaan / Der Zorn des Duals / 双頭大佐の怒り

□ Perry Rhodan-Heft 2429話「終末震」
[ http://www.perry-rhodan.net/produkte/hefte/1/2429.html ]

 紀元前2005万9813年、タレ=シャルム銀河、惑星アタ・タゲノ――

「〈混沌の勢力〉所属~」
「双頭大佐エカトゥス・アティモス殿」
「終末式部官グリンヴァラン殿」
「両名は~」
「――ペリー・ローダンを、誘拐だっ」
「――〈秩序の勢力〉陣営から、脱出するですっ」
「――あ……」
「惑星アタ・タゲノに、墜落」
「――惑星アタ・タゲノは、ゲンプロクス分析者の基地があるです」
「――なんとか、たどりついて、救援を呼ぶのだ」
「――あ……」
「突然襲来のロボ昆虫部隊に、かまけて、いるうちに~」
「捕虜ペリー・ローダンに、逃げられてしまうのでした」

 惑星アタ・タゲノ、ゲンプロクス分析者・基地《イロタク》――

「現在、クレーター状の湖に~」
「着陸脚12本で、にょきり」
「湖面に、そびえて、います」
「基地の形は、ドーム型」
「ドーム表面には~」
「ゲンプロクス探査器1000基が、みっしり」
「ドッキングベイに、とりついて、います」
「探査器の形は、カブトムシ型」
「ゲンプロクス探査器には~」
「ゲンプロクス分析者が、わささわささ」
「各基およそ600名の、研究部隊」
「独立独歩・自給自足の、研究生活」
「ゲンプロクス分析者は、シガ人くらいのメタン呼吸知性体」
「三日月頭に、眼が4つ」
「胴体脇には、腕が4本」
「……」
「――ぶぶーん」
「〈負の球体〉化、目前の、タレ=シャルム銀河には~」
「パラノーマルな振動プシ、充満」
「――ぶぶぶーん」
「惑星アタ・タゲノの、生物空間には~」
「振動プシ起因の症状が、ぽつりぽつり」
「振動プシは~」
「通常、生命にとって、有害です」
「死滅、あるいは、突然変異」
「でも、その中に~」
「突然変異で、〈負の球体〉に適応する種も」
「突然変異で、すごい能力を示す種や個体も」
「こうした変異適応種=〈放射体〉を、探査するのが~」
「ゲンプロクス分析者の、お仕事」
「――調査だー」
「ゲンプロクス・ジェット――5本指の掌みたいな――で、わらわら発進」
「――組織標本を、採取だーっ」
「ゲンプロクス探査器に、帰巣すると~」
「――検査だー」
「でも」
「――〈放射体〉は、まだいないねー」
「――振動プシは、けっこう高密度なのにねー」

 ゲンプロクス探査器〈ミノングロン〉――

「ゲンプロクス分析者イシュ・コナストは、とっても天才」
「産みおとした卵の中には、すばらしい可能性が」
「――この成果に、よりー」
「――昇進と、異動だよー」
「――ゲンプロクス探査器〈タロングロン〉の、指揮官に任命するよー」
「――生物空間ダリア=リスティナの、検査をまかせるよー」
「――最初に〈放射体〉が、出そうな地区なんだー」
「――よろしくねー」

 ゲンプロクス探査器〈タロングロン〉――

「ゲンプロクス分析者イシュ・コナストは、とっても天才」
「でも、研究部隊は、けっこう村社会」
「――命令を、聞いてよー」
「――お願いだよー」
「――怒るよー」
「研究生活は、部下との戦い」
「ようやく~」
「――四脚甲羅生物グレスクに、知性の芽生えー?」
「――十中八九、振動プシの、影響かなー?」
「そんな光明が、見えはじめたころ」
「――指揮官、ないしょ、なんですけどー」
「――指揮官、あの地域で、すごいことがー」
「――指揮官、自分で、行ってみてくださいねー」
「見え透いた、部下の謀略に~」
「それでも、まんまと、のせられて~」
「ゲンプロクス分析者イシュ・コナストは~」
「――調査だー」
「ゲンプロクス・ジェットで、発進」
「と」
「――!」
「〈終末震〉第1波、到来」
「ゲンプロクス・ジェットは、突然変異種が跋扈する密林に、墜落」
「ゲンプロクス分析者イシュ・コナストは~」
「――きしゃー」
「――ざっくり」
「襲来した突然変異鳥に、防護服を切り裂かれ~」
「――ふしゅるるるぅ」
「酸素大気――メタン呼吸生物にとっては毒――の中~」
「死を覚悟、するのでした」

 惑星アタ・タゲノ、密林――

「ロボ昆虫部隊の、陽動作戦で~」
「見事、ペリー・ローダン脱出の機会を、作った~」
「異星知性体ホボゲイ――ロボットみたいな、黄土色の巨大芋虫」
「ペリー・ローダンを背中に乗せて、爆走中」
「――どどどっ」
「かなり距離を、かせいでから~」
「――ぴたっ」
「――ここは……村?」
「原住民ロガン人の集落の、廃墟なのでした」
「ともあれ~」
「隠れ家を、確保したので~」
「――は、はろー?」
「――○☆◎※★っ!」
「ペリー・ローダンと巨大芋虫」
「意志疎通の試行錯誤、開始」
「――は、はろー?」
「――はろー?」
「――終末戦隊〈反逆者〉は、敵だ」
「――敵だ」
「共通の敵=〈反逆者〉の言語は、通じるみたいです」
「……」
「ペリー・ローダン、相手をよくよく観察」
「――(巨大芋虫は、ロボット?)」
「――(中のヒトは?)」
「すると、芋虫ロボットホボゲイの頭部が、ぱっくり」
「中のヒトは、ホボ・ゲイ」
「身長80cm、〈ひからびた朝鮮人参〉的な、ヒューマノイド」
「――1207歳、なのです」
「――芋虫ロボットとは、ほぼ融合してるのです」
「――芋虫ロボットは、わが種族の仲間たちが作ったのです」
「ホボ・ゲイは、サルティ種族、最後の生存者」
「――サルティ種族は、振動プシに滅ぼされたのです」
「――滅亡の直前、ゲンプロクス分析者が、故郷惑星を来訪しました」
「――ゲンプロクス分析者に、助けを求めたのです」
「――でも」
「――ゲンプロクス分析者は、観測するだけです」
「――事情がわかっているのに、助けてくれないのです」
「――だから」
「――惑星から惑星へ、わたりあるいて、幾歳月です」
「――ゲンプロクス分析者を、狩るのです」
「――ゲンプロクス分析者を、殺すのです」
「――ゲンプロクス分析者は、種族の仇なのです」
「一方」
「ホボ・ゲイも、ペリー・ローダンをよくよく観察」
「――(〈混沌の勢力〉は、どうして、コイツを捕虜に?)」
「――(〈混沌の勢力〉は、どうして、コイツを原〈負の球体〉に連行?)」
「ホボ・ゲイには、事情も理由も呑みこめません」
「が」
「――(たぶん、〈混沌の勢力〉にとって、凄い敵なんだ)」
「とか、納得することに」
「で」
「ホボ・ゲイ、曰く」
「――〈混沌の勢力〉は、〈混沌胞〉をつないで、〈混沌叢〉にするのです」
「――〈混沌叢〉が、ひとつ建設されるたびに~」
「――最低1ダースの〈終末震〉が、来るのです」
「――〈終末震〉は、〈混沌叢〉建設の付随現象、なのです」
「――〈混沌叢〉の建設が、終わると~」
「――もう、正常な宇宙航行は、できなくなるのです」
「ペリー・ローダンは、思う」
「――(オレ、どうやって、帰れば良いの?)」
「――(オレ、ピンチなのかピンチなのか?)」
「――(いや、大丈夫だ)」
「――(ホボ・ゲイさんが、宇宙船に乗せてくれるし)」
「――(万一、の場合でも)」
「――(ホボ・ゲイさんの宇宙船は、あるんだし)」

 惑星アタ・タゲノ、密林――

「ホボゲイ=芋虫ロボット」
「ペリー・ローダンを背中に乗せて、爆走中」
「――どどどっ」
「目的地は、ゲンプロクス分析者・基地《イロタク》」
「ホボ・ゲイは~」
「――ゲンプロクス分析者を、狩るぞ」
「――ゲンプロクス分析者を、殺すぞ」
「――ゲンプロクス分析者は、種族の仇だ」
「ペリー・ローダンは~」
「――双頭大佐エカトゥス・アティモスを、どうにかするぞ」
「――終末式部官グリンヴァランを、こうにかするぞ」
「――脱出なんて、断固阻止だ」
「と」
「――!」
「〈終末震〉第1波、到来」
「――うわわ……物理法則が、直下型っ」
「――うわわ……横揺れも、してるよ」
「ペリー・ローダン、上下左右もわからない」
「知覚は、ぐるぐる」
「錯覚・幻覚の万華鏡に無限落下、の一歩手前……」
「――はっ」
「〈終末震〉の波は、過ぎ去り~」
「あたりは、ふたたび、何事もなかったみたいに」

 クレーター湖、湖畔――

「ホボゲイ=芋虫ロボット」
「ペリー・ローダンを背中に乗せて~」
「――どどどどど……ぴたっ」
「目的地、到着」
「クレーター湖の、湖上には~」
「ゲンプロクス分析者・基地《イロタク》の、12脚ドーム」
「で」
「その、上空に~」
「――!」
「双頭大佐エカトゥス・アティモス殿」
「終末式部官グリンヴァラン殿」
「両名を乗せた、反重力プラットフォームが、浮かんでいるのでした」

 以下、次号。

【関連サイト】
・出版社が運営するドイツ公式サイト
[ http://www.perry-rhodan.net/ ]
・他、関連サイトはこちらを参照
[ http://www.rhodan.jp/ ]


◆今回のひとこと

 それでも世界はまわっている。


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発行:y.wakabayashi /rlmdi [ yw@rlmdi.org ]
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