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489 [2007/12/17]


Perry Rhodan を中心とするドイツSFと周辺エンターテイメントの断片的情報を、私的興味の範囲でお送りします。

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◆目次
◇ペリー・ローダン近況


◆ペリー・ローダン近況

□ Perry Rhodan-Heft

2417 . Horst Hoffmann / Sklave der Maschinen / 機械の奴隷
2418 . Arndt Ellmer / Der Entropische Zyklon / エントロピー・サイクロン
2419 . Leo Lukas / Der neue Herr der SOL / 《ソル》の新たな主人
2420 . Christian Montillon / Ketschuas Mondflug / ケチュアの月飛行
2421 . Horst Hoffmann / Eledains Kinder / エレダインの子ら

□ Perry Rhodan-Heft 2417話「機械の奴隷」
[ http://www.perry-rhodan.net/produkte/hefte/1/2417.html ]

 新銀河暦1346年7月、ハンガイ銀河――

「そこでは」
「目下、〈混沌の勢力〉が〈負の球体〉を建設中」
「〈混沌の勢力〉実動部隊=終末戦隊〈反逆者〉の艦艇が、ウヨウヨ」
「そこへ」
「突入した、のが~」
「アトラン指揮下、精鋭ながら少数の、ハンガイ銀河遠征隊」
「単独偵察してみた、のが~」
「アトラン指揮下、発見者級戦艦《リチャード・バートン》」
「が」
「敵勢力、あまりに強大。敵陣、あまりに危険」
「――一時撤退っ」
「――惑星コシチにて、僚艦と合流し、態勢を立て直すのだ」

 7月31日、ハンガイ銀河、惑星コシチ――

「そこは」
「地元の抵抗運動組織〈ノクアー=カンサハリーヤ〉の、基地惑星」
「アトランは~」
「カルタン人、ダオ=リン=ヘイさんを、ともなって~」
「――〈コンタクト森〉と、話しに行くのだ」
「〈コンタクト森〉――」
「直径15km」
「意識を有する、深い森」
「アトランと、ダオ=リン=ヘイさんが~」
「〈コンタクト森〉の中心に、たどりついた時」
「――うごー」
「――きしゃゃぁぁぁ」
「突如」
「〈コンタクト森〉騒然」
「――怯えてる?」
「――あ……なにか、見える?」
「精神的に繋がって、しまっているのか~」
「映像が、見えます」
「――なにか、見覚え、あるような……」
「――惑星オーリンディー?」
「アトランの記憶力、さすがです」
「映像は~」
「恐慌に駆られた〈コンタクト森〉の心を、走馬灯のように駆け巡る~」
「太古の記憶、なのでした」

 過去――1800万年前、セガフレンドー銀河の惑星オーリンディー――

「植物知性体、〈草父〉アリステスは~」
「惑星オーリンディーに、繁る〈生ける森〉」
「アロメンドリスは~」
「〈草父〉アリステスから分枝した、若芽のひとつ」
「ある日」
「ロボットたちが、渡来して~」
「――主に、なってもらおうよ」
「若芽を、根こそぎ、掘りおこすと~」
「連れていく、のでした」

 過去――アルグルムロ銀河、惑星1=A=イメオン――

「そこは」
「ロボット文明エリシュ・ヴィクトルドの、中枢惑星」
「――〈白主〉が、ボクらを創造したのに」
「――〈白主〉は、精神存在へと進化して」
「――実体では、なくなってしまいました」
「――実体がある主が、ほしいのです」
「――主に、なってください」
「ロボットたちは~」
「直径15kmの鉢に、森を移植」
「10万年で~」
「森は、鉢いっぱい」
「――株分け、しよう」
「別の直径15kmの鉢に、森の若芽を移植」
「600万年で~」
「鉢植の森の総数、126個」
「でも、アロメンドリスの意識は、ひとつのまま」
「総量が増えたので、意識は一段と高次になって~」
「パラノーマルな高次な能力を、有したり」
「悟って、しまいました」
「――ロボットたちは、機械知性が生成したプロジェクション、なのですね」
「鉢植の森126個は、相互に繋がっています」
「悟って、しまいました」
「――惑星1=A=イメオンに、他にも誰か高次なヒトがいる?」
「――もしかして、〈白主〉?」
「――そうです……ワタシが精神存在〈エナレーノル〉です」
「鉢植の森126個は、〈白主〉=精神存在エナレーノルと、接触」
「〈白主〉=精神存在エナレーノル、曰く」
「――ロボットたちは、主を守ろうとします」
「――ロボットたちは、潜在的敵である周辺文明を、殲滅します」
「――ワタシが精神存在になって、主がいなくなれば~」
「――やめるかも、と考えたのですが~」
「――アナタを、さがして、後釜に据えたのです」
「つまり」
「悟って、しまいました」
「ロボットたちは~」
「主アロメンドリスの名の下に~」
「周辺文明を、殲滅・殲滅・殲滅」
「していたのでした」
「鉢植の森126個は、悲しい気持ちになりました」
「――なんとか、ならないものだろうか」
「――なんとか、できないものだろうか」
「鉢植の森126個からなる、アロメンドリス――今の主」
「精神存在エナレーノル――昔の主」
「ふたつの主は、ひそかに合体し~」
「ロボット文明エリシュ・ヴィクトルドを、憂えるのでした」

 現在――ハンガイ銀河、惑星コシチの〈コンタクト森〉――

「アトランと、ダオ=リン=ヘイさんは~」
「騒然とする〈コンタクト森〉の中」
「発見者級戦艦《リチャード・バートン》に、連絡もとれず」
「アトランと、ダオ=リン=ヘイさんは~」
「――何かから、身を守ろうとして?」
「――〈コンタクト森〉が、怯えてる?」
「なんてことに、気がつきますが」
「その時」
「騒動・突然激化」
「――うごうごうごーっ」
「――きしゃしゃしゃぁぁぁっ」
「くらっときた、アトランと、ダオ=リン=ヘイさん」
「……」
「ふたりが~」
「意識を、回復すると~」
「――森の雰囲気が、違う?」
「――まさか……惑星コシチの〈コンタクト森〉と、違う?」
「――別の〈コンタクト森〉に、転移したの?」
「そういうこと、みたいです」

 過去――アルグルムロ銀河、惑星1=A=イメオン――

「400万年が、経過」
「鉢植の森126個の、相互連携は、もう完璧」
「中央広場と中央広場を相互作用させたりも、できます」
「精神存在エナレーノルとの合体で、できることも増えました」
「植物知性体の本体は、動けませんが~」
「活動体を分離して、あれこれ探ることもできます」
「――ロボットたちの、動きを探ろう」
「――え……この鉢、宇宙船になってるの?」
「……」
「10万年が、経過」
「ロボット文明エリシュ・ヴィクトルドに、強敵出現」
「敗戦・敗戦で、もう、後がないところまで、追い詰められて~」
「敵艦隊が、中枢惑星1=A=イメオンに、迫る事態に」
「〈白主〉=精神存在エナレーノルは、活動体を使役して~」
「――いまこそっ」
「――鉢、発進っ」
「鉢植の森126個は~」
「ロボット文明エリシュ・ヴィクトルドのもとを、脱出したのでした」

 現在――ハンガイ銀河、未知惑星の〈コンタクト森〉――

「再度」
「騒動・突然激化」
「――うごうごうごーっ」
「――きしゃしゃしゃぁぁぁっ」
「再度」
「くらっときた、アトランと、ダオ=リン=ヘイさん」
「……」
「ふたりが~」
「意識を、回復すると~」
「――森の雰囲気が、また違う?」
「――ここは……ハンガイ銀河中心星域?」
「森はもう、とんでもない状態で」
「――うごうごうごー、コルトロクっ」
「――きしゃしゃしゃぁぁぁっ、コルトロクっ」
「〈カオプレッサー〉コルトロク――」
「〈負の球体〉建設計画の推進者の、名前ですね」
「と」
「くらっ」
「……」
「またまた、転移」

 過去――シディス・シム銀河――

「鉢植の森126個は、自給自足」
「休憩も、はさまず~」
「ロボット文明エリシュ・ヴィクトルドの支配域から~」
「逃げて・逃げて~」
「シディス・シム銀河の草原惑星ニニラトに、着陸」
「……」
「200万年が、経過」
「巨船10万隻が、シディス・シム銀河に到来」
「それだけで、もう」
「悟って、しまいました」
「到来したのは、機械知性のロボット・プロジェクション一党」
「――主がご無事で、なによりです」
「エリシュ・ヴィクトルドは、ロボット文明」
「――いかなる強敵と、いえども~」
「――生命体で、あるかぎり~」
「――時間がたてば、ロボットの勝ちなのです」
「――あらためて、主になってください」
「――アナタを、さがしにきたのです」
「鉢植の森126個は、とっても悲しい気持ちになって~」
「もう、枯れて、しまおうか」
「でも」
「また、芽吹いてしまいました」
「――もう2度と、自殺なんか、考えてはいけない」
「精神存在エナレーノルに、諭されたり」
「でも」
「悟るまでも、ありません」
「そうする間、にも~」
「ロボットたちは~」
「主アロメンドリスの名の下に~」
「シディス・シム銀河の文明を、殲滅・殲滅・殲滅」
「していきます」
「――なんとか、ならないものだろうか」
「――なんとか、できないものだろうか」
「〈白主〉=精神存在エナレーノルは、ひそかに決意して~」
「鉢植の森126個のもとを、去ったのでした」
「……」
「10万年が、経過」
「ロボットたちは~」
「主アロメンドリスの名の下に~」
「あいかわらず、殲滅・殲滅・殲滅」
「が」
「突然」
「ロボットたちの施設に~」
「〈白主〉=精神存在エナレーノルの活動体が、出現」
「ロボットたちを、スイッチ切断」
「施設を、自爆」
「〈白主〉=精神存在エナレーノルは、みずからを犠牲に~」
「ロボット文明エリシュ・ヴィクトルドを、滅ぼしたのでした」
「でも」
「鉢植の森126個は、なお不安でした」
「悟って、しまうのです」
「――ロボットたちの施設は、全宇宙に無数にあるし」
「――いつ、また~」
「――機械知性のプロジェクション・ロボットが、やってくるかも」
「恐怖でした」
「――うごーっ」
「――きしゃぁぁぁっ」

 現在――ハンガイ銀河、未知惑星の〈コンタクト森〉――

「――わかったぞ」
「アトランは、悟りました」
「――〈コンタクト森〉は、機械知性のプロジェクションが、怖いのだ」
「――原因は、〈エッシャー〉アバターに、違いないのだ」
「と、なれば」
「――おーい、〈コンタクト森〉っ」
「――惑星コシチに、戻してくれ」
「――悪いようには、しないから」

 過去――現在の暦から5万年の昔――

「鉢植の森126個は~」
「逃げて・逃げて~」
「惑星イシュラに、ひっそり暮らしておりました」
「50万年の間~」
「ロボットたち、現われず」
「が」
「――高次存在クシバネ?」
「その名前を、聞いた時~」
「悟って、しまいました」
「高次存在クシバネ――」
「機械知性が、ネガティヴな超知性体に発展しようとしている、モノ」
「ロボット文明エリシュ・ヴィクトルドに、発祥した、モノ」
「――高次存在クシバネは、もう発展のために主を必要とはせぬのだ」
「――ただちに、この宙域を去るが良い」
「鉢植の森126個は、恐怖いっぱい」
「――うごーっ」
「――きしゃぁぁぁっ」
「逃げるのです」

 過去――数十年前の、ハンガイ銀河――

「鉢植の森126個は~」
「逃げて・逃げて~」
「ハンガイ銀河に、到達」
「ここは、最近、異宇宙から転送された銀河」
「ロボット文明エリシュ・ヴィクトルドの魔の手は、及んでいない」
「――ここで、別々の惑星に分散して、隠れていれば」
「――ロボットたちには、見つからないであろう」
「でも」
「そこでは」
「すでに、〈混沌の勢力〉が〈負の球体〉を建設開始」
「〈混沌の勢力〉実動部隊=終末戦隊〈反逆者〉の艦艇が、ウヨウヨ」
「ハンガイ銀河と外界を隔絶する障壁が、閉じました」
「――〈混沌の勢力〉?」
「――〈負の球体〉?」
「――カオプレッサー〈コルトロク〉?」
「悟って、しまいました」
「大宇宙には~」
「機械知性のプロジェクション・ロボットよりも~」
「恐ろしいモノが、いるのです」
「サイアクです」
「ハンガイ銀河の中心部――鉢植1個が潜伏中――が、通行不能になりました」
「――逃げられない?」
「――仕方ない。鉢植1個は通信封鎖だ」
「悟って、しまいました」
「――逃げられない」
「――戦うしかない」
「……」
「かくして~」
「アロメンドリス――の鉢植の森125個――は~」
「地元の抵抗運動組織〈ノクアー=カンサハリーヤ〉に、身を投じ~」
「〈コンタクト森〉として、お役に立つことに、なったのでした」

 現在――ハンガイ銀河、惑星コシチ――

「アトランは~」
「――思ったとおりだ」
「……」
「《リチャード・バートン》搭載のパラ・ポジトロニクス〈エッシャー〉は~」
「数奇な経緯で、内部に人間の魂140名分を、インストール」
「内2名」
「もとTLD工作員パル・アストゥイン」
「もとTLD工作員メルラン・ミュル」
「この両名~」
「もとの両名、と、いうよりは~」
「〈エッシャー〉の意志を体現する、〈使い魔〉のようなもの」
「プロジェクションとして、ちょくちょく外に、実体化します」
「ヒト呼んで、〈エッシャー〉アバター」
「で」
「〈エッシャー〉は、両名を〈コンタクト森〉に派遣したい」
「〈コンタクト森〉、断固拒否」
「――うごーっ」
「〈エッシャー〉、再試行」
「〈コンタクト森〉、声を荒げて拒否」
「――きしゃぁぁぁっ」
「これが、騒動の原因」
「で」
「アトランの対処は、迅速でした」
「――《リチャード・バートン》発進っ」
「――いいから、発進っ」
「――〈エッシャー〉の莫迦を、〈コンタクト森〉から引き離せっ」
「かくして~」
「森は、平穏を、とりもどしたという」

 発見者級戦艦《リチャード・バートン》は、発進する――

「――目標、クマ=サカ星域――距離1万6000光年っ」
「そこで、《ソル》目撃情報が、あったのです」
「一方」
「平静をとりもどした、〈コンタクト森〉は~」
「アトランに、私的な精神接触」
「情報提供、してくれました」
「――ほほう、〈コンタクト森〉125個の座標?」

【関連サイト】
・出版社が運営するドイツ公式サイト
[ http://www.perry-rhodan.net/ ]
・他、関連サイトはこちらを参照
[ http://www.rhodan.jp/ ]


◆今回のひとこと

 新ヘフト PERRY RHODAN-Action が、来年刊行されるようで。


d-information ◆ 489 [不定期刊] 2007/12/17
発行:y.wakabayashi /rlmdi [ yw@rlmdi.org ]
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