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488 [2007/12/10]


Perry Rhodan を中心とするドイツSFと周辺エンターテイメントの断片的情報を、私的興味の範囲でお送りします。

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◆目次
◇ペリー・ローダン近況


◆ペリー・ローダン近況

□ Perry Rhodan-Heft

2416 . Christian Montillon / Mythos Scherbenstadt / 伝説の瓦礫都市
2417 . Horst Hoffmann / Sklave der Maschinen / 機械の奴隷
2418 . Arndt Ellmer / Der Entropische Zyklon / エントロピー・サイクロン
2419 . Leo Lukas / Der neue Herr der SOL / 《ソル》の新たな主人
2420 . Christian Montillon / Ketschuas Mondflug / ケチュアの月飛行

□ Perry Rhodan-Heft 2416話「伝説の瓦礫都市」
[ http://www.perry-rhodan.net/produkte/hefte/1/2416.html ]

 新銀河暦1346年7月、ハンガイ銀河――

「そこでは」
「目下、〈混沌の勢力〉が〈負の球体〉を建設中」
「終末戦隊〈反逆者〉の艦艇が、ウヨウヨ」
「そこへ」
「果敢なのか、無謀なのか」
「突入したのが~」
「アトラン指揮下、ハンガイ銀河遠征隊」
「で」
「地元のカルタン人からの、情報によれば」
「――セガレニス星団に、〈原混沌胞〉がある?」
「先行したのが~」
「発見者級戦艦《リチャード・バートン》」
「宇宙ステーション〈ラファトの翼〉で入手した、情報によれば」
「――敵陣に、《ソル》がいる?」
「宇宙ステーション〈ラファトの翼〉で救助した、衰弱著しいカルタン人女性」
「――ダオ=リン=ヘイさん?」
「……」
「さて」
「――ダオ=リンが、治療睡眠から、目覚めたそうだ」
「――いっしょに、来てはくれまいか?」
「ネクシャリストの博士インディカさんは~」
「アトランからの、お誘いで」
「見舞いに、同行」
「カルタン人、ダオ=リン=ヘイさんの、話を聞くことに」

 過去、ハンガイ銀河――

「――ハイパー物理学的抵抗の増大で、ハイテクがみんなダメ?」
「に、なりはじめた、混乱のころ」
「――終末戦隊〈反逆者〉?」
「が、次第に活動の幅を、ひろげるところ」
「そこへ」
「果敢なのか、お約束なのか」
「単独、銀河系から先行したのが~」
「テラナーの伝説の巨艦《ソル》――」
「直径2500mの球形艦《ソル・セル1》と《ソル・セル2》」
「間をつなぐ、全長3000mの円筒型の中央艦体」
「……」
「その、艦内では」
「ひとつの、別れ話――」
「ロナルド・テケナーは、テラナー――銀河系発祥」
「ダオ=リン=ヘイさんは、カルタン人――ハンガイ銀河発祥」
「ともに細胞活性装置所持者の、ふたりは、千年来~」
「けっこう良い、パートナーでした」
「が」
「――最近、彼女が冷たいんです」
「――だから、わたしは自分の種族とともにやっていきたいの」
「――ボクのこと、嫌いになったのかい?」
「――そーゆー問題じゃないのよー」
「――う……」
「……」
「その、中央艦体にある、通称〈瓦礫都市〉では」
「モム・セリマー種族――」
「1800万年前のセガフレンドー銀河で、救助した~」
「いわゆる、難民なのですが~」
「なりゆきのまま、住みついて~」
「世代交代が、早いせいで~」
「すでに、人口18万5000名?」
「――ハイパー物理学的抵抗の増大で?」
「――ハイテクが、みんなダメ?」
「――ハイパータクト駆動が、使えない?」
「――いよいよ、ホーク・コンヴァーターも、ダメらしい」
「――ボクたちの、ウチは、どうなるの?」
「《ソル》の超光速駆動は、青息吐息」
「ハンガイ銀河の主平面まで、ようやく到達」
「した、ところで~」
「ホーク・コンヴァーター=リニア駆動も、イケナクなって~」
「恒星系オールドレッドから、もう先へは行けません」
「モム・セリマー種族の、不安とか不満とか」
「爆発寸前」
「――モム・セリマー種族首席、レモ・アラトスターです」
「――代行、ゼラン・トロナレです」
「――モム・セリマー種族を、代表して、《ソル》首脳陣に、一言です」
「――ボクたちも、艦の重要な決定に参加させろよ……です」

 恒星系オールドレッド、《ソル》――

「その倉庫には」
「積載された、未知のハイパー水晶2種」
「すこし前、不時着した〈反逆補給艦〉から、頂戴したのです」
「――赤いのは、カルムヴァット……っぽい?」
「銀河系産、カルムヴァットは~」
「剛健でローテク向きのハイパー水晶」
「現在、銀河系で高値を呼んでいたり」
「それが、25万9700トン」
「――トレイター=〈反逆者〉の頭文字Tを、つけて~」
「――〈T-カルムヴァット〉と、命名しましょう」
「で」
「――この、金色のは?」
「結晶化したプシ物質、みたいです」
「ハイパー物理学的抵抗増大前の、ホワルゴニウムより、高性能」
「それが、140個」
「――Tをつけて、〈T-エクサゴニウム〉」
「――発音しにくいので、〈TEX〉と、省略しましょう」
「で」
「――こいつらを、使って~」
「――ハイパータクト駆動を、再稼働させるぞっ」
「とは、誰でも思いつくところ」
「まずは」
「ハイパータクト駆動には、膨大なエネルギーが必要です」
「――搭載艦艇の、融合炉を《ソル》に、接続」
「――コルベット100隻っ」
「――軽巡洋艦も100隻だっ」
「……」
「半年後=新銀河暦1342年12月1日――」
「試験用スペースジェットが~」
「――新ハイパータクト駆動っ」
「――超光速ファクター6万7500?」
「――でも?」
「――4時間で、ハイパー水晶〈TEX〉が、オーバーヒート?」
「――完璧になるまで、何年もかかりそうだなー」
「とりあえず」
「超光速航行は、可能になったわけで」
「――発進だっ」
「――行くのよ……ご近所の〈陽光〉ステーションへっ」
「〈陽光〉ステーション――」
「太古、〈秩序の勢力〉が~」
「ハンガイ銀河に、いくつも設置した監視基地」
「今回、《ソル》は~」
「〈負の球体〉に関する情報を、収集しようと、いうつもり」
「さらに」
「――接触するのよ……ご当地の地下抵抗運動とっ」
「――そうしたら、ボクとはサヨナラなのか……ダオ=リンっ」
「――だから、わたしは自分の種族と、やっていきたいのっ」
「一組のカップル、破局の秒読み」

 ハンガイ銀河内、航行中、《ソル》――

「その艦内では」
「ハルト人ブロ・ラカネが~」
「モム・セリマー種族の協力を、得て~」
「ハイパー水晶〈TEX〉を、あれこれ実験」
「――〈TEX〉を〈T-カルムヴァット〉で、コーティング?」
「――〈TEX〉の気化を、抑えるって?」
「――効率が……30%、向上しましたっ」
「一方~」
「《ソル》周囲では~」
「〈負の球体〉建設の影響なのか、時空が歪みはじめていたり」
「――思わぬ、ところで~」
「――航路が、思わぬ方向へ、曲がったり」
「とはいえ」
「ハイパータクト駆動は~」
「こまかい遷移を、小刻みに」
「――ちょんちょんちょん……」
「繰り返して、艦を進めます」
「さほど深刻な、影響は、ありません」
「……」
「途上」
「――!」
「――あれは……なにかH字型のモノが、積み上がったような?」
「終末戦隊〈反逆者〉の戦隊要塞〈反逆コーン〉を~」
「やりすごしました」
「……」
「そうして~」
「《ソル》は、当面の目的宙域に、到達」
「――ステーション〈陽光7〉?」
「――破壊されてますねー」
「では」
「――ステーション〈陽光12〉?」
「――完全に、破壊されてますねー」
「さらに、そこには」
「――!」
「――敵の、待ち伏せ?」
「〈反逆タンク〉部隊の、急襲に~」
「《ソル》は、ハイパータクト駆動のおかげで~」
「――ちょんちょんちょん……」
「逃げきるのでした」

 現在、発見者級戦艦《リチャード・バートン》――

「――それから、どうしたのだ?」
「――うーんっ……えんとろぴー・さいくろん……」
「ダオ=リン=ヘイさんは、ふたたび、治療睡眠」
「しばらくは、待つしかありません」
「――その間、いっしょに、ディナーでも、いかがだろう?」
「ネクシャリストの博士インディカさんは~」
「アトランからの、お誘いで」
「食事でもして、良いムード……の、はずでした」
「が」
「途上、いきなり」
「邪魔が、入ります」
「――大変だたいへんだ、アトランっ」
「トリム・マラートには、超能力があります」
「――怖くて、暗くて、死を運ぶモノが、来るよーっ」
「……」
「発見者級戦艦《リチャード・バートン》が~」
「近場の恒星を、探知遮蔽の盾として、身を隠すと~」
「――周囲200光年に?」
「――おびただしい数の〈反逆タンク〉出現?」
「トリム・マラート、曰く」
「――封鎖された宙域に、なにかコワイものが、来るよーっ」
「パラポジトロニクス〈エッシャー〉が、敵の通信を解読」
「――封鎖された宙域を、浄化する?」
「――エントロピー・サイクロン?」
「――それだっ」
「アトランが長生きなのには、理由があります」
「いまは、躊躇している余裕は、ないのです」
「――インディカさんっ」
「――トリムっ」
「――いっしょに、来てはくれまいか?」
「――ダオ=リンから、話を聞くのだ……たたき起こしてっ」

 過去、ハンガイ銀河、《ソル》――

「その、艦内では」
「ひとつの、カップルが、いよいよ破局」
「ロナルド・テケナーは、未練たらたらですが~」
「ダオ=リン=ヘイさんは、決心も固く」
「――ボクたち、本当にもうダメなのかい?」
「――惑星ヨキトゥルか、そのへんで、サヨナラよ」
「《ソル》は、惑星ヨキトゥルに向けて、航行中」
「ハイパー嵐に閉ざされた、暗黒星雲内部の中~」
「惑星ヨキトゥルには、ハンガイ銀河の諸種族の代表が、集結中」
「地下抵抗運動の秘密会議、開催予定」
「さて」
「《ソル》ごと、ハイパー嵐を突破するのは、難渋しそう」
「――スペースジェット1隻の方が、簡単だわ」
「ダオ=リン=ヘイさんは、単身のりこむ勢い」
「――なら、ボクが、運転しよう」
「ロナルド・テケナー、運転手を買ってでます」

 惑星ヨキトゥルにて、秘密会議開催――

「出迎えたのは~」
「カルタン人ピート=サ=ムラルさん」
「秘密会議に集結した諸種族の、秘密諜報組織と艦隊を、束ねるとかいう」
「そんな猛者が、仕切る~」
「秘密会議」
「――〈負の球体〉建設、反対っ」
「――〈反逆者〉は、出て行けーっ」
「盛り上がります」
「が、突然」
「――きゃー」
「――きょー」
「周囲の知性体が、みんな知能低下・オカシクなりました」
「無事なのは~」
「ロナルド・テケナー」
「ダオ=リン=ヘイさん」
「ともに、細胞活性装置所持者」
「ロナルド・テケナー、かつての〈大群〉襲来時の銀河系を、想起して」
「――撤退だ」
「ふたりは、なんとか《ソル》に帰還」
「が、ここでも」
「――きゃー」
「――きょー」
「乗員が、知能低下・オカシクなっています」
「無事なのは~」
「モム・セリマー種族の総勢18万5000名」
「艦載脳〈セネカ〉も、生体部分を切離して、とりあえず稼働中」
「ロナルド・テケナー」
「ダオ=リン=ヘイさん」
「ふたりは~」
「モム・セリマー種族シリ・ソラバスと、協定締結」
「――オカシクなった乗員のかわりに《ソル》を、なんとか」
「――オカシクなった乗員の世話を、なんとか」
「――暗黒星雲を、離脱するんだっ」

 2日後、《ソル》――

「暗黒星雲を、離れて、丸2日」
「――はっ」
「乗員に、理性がもどってきたようです」
「――はっ」
「艦載脳〈セネカ〉も、回復傾向」
「……」
「〈戦隊通信〉を、傍受してみると~」
「――エントロピー・サイクロンで、暗黒星雲を浄化した?」
「と、いうことらしい」
「そんな中~」
「モム・セリマー種族が、やってきました」
「――モム・セリマー種族を、代表して、《ソル》首脳陣に、一言です」
「――ボクたちも、艦の重要な決定に参加させろよ……です」
「さすがに~」
「今回の功績を認めないわけには、いきませんね」
「ところで」
「――どうして、モム・セリマー種族は、免疫だったの?」
「艦載脳〈セネカ〉は、たとえばこんな仮説を提示しました」
「――モム・セリマー種族の故郷=セガフレンドー銀河も~」
「――当時、特異なハイパー構造してましたから」
「――根拠は薄弱、なのですが」

 新銀河暦1343年12月中旬、《ソル》――

「――参加したいのよ……ご当地の地下抵抗運動にっ」
「――永遠に、ボクとはサヨナラなのか……ダオ=リンっ」
「――サヨナラ……テクっ」
「――う……」
「《ソル》から発進する、小型艇」
「ハイパータクト駆動と、ソロニウム装甲を備えた、スペースジェットX1」
「乗員は、カルタン人、ダオ=リン=ヘイ、ただひとり」

 現在、《リチャード・バートン》――

「――それから、どうしたのだ?」
「――うーんっ……わかれた男のコトなんて……」
「アトランが、尋ねても~」
「以後の《ソル》の消息については、手がかりなし」
「とにかく」
「《リチャード・バートン》も、危険であることがわかりました」
「エントロピー・サイクロンで、いきなり、浄化されては、エラいことです」
「――一時撤退だっ」
「即決」
「アトランが長生きなのには、理由があります」
「発見者級戦艦《リチャード・バートン》は~」
「セガレニス星団を、離脱」
「惑星コシチ――抵抗運動組織〈ノクアー=カンサハリーヤ〉基地惑星――へ」
「――僚艦と合流して、態勢を立て直すのだ」

【関連サイト】
・出版社が運営するドイツ公式サイト
[ http://www.perry-rhodan.net/ ]
・他、関連サイトはこちらを参照
[ http://www.rhodan.jp/ ]


◆今回のひとこと

 増えるんですね。


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