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486 [2007/11/26]


Perry Rhodan を中心とするドイツSFと周辺エンターテイメントの断片的情報を、私的興味の範囲でお送りします。

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◆目次
◇ペリー・ローダン近況


◆ペリー・ローダン近況

□ Perry Rhodan-Heft

2414 . Michael Marcus Thurner / Die Bestie Ganymed / けだものガニメド
2415 . Hubert Haensel / Armee der Mikro-Bestien / マイクロけだもの軍
2416 . Christian Montillon / Mythos Scherbenstadt / 伝説の瓦礫都市
2417 . Horst Hoffmann / Sklave der Maschinen / 機械の奴隷
2418 . Arndt Ellmer / Der Entropische Zyklon / エントロピー・サイクロン

□ Perry Rhodan-Heft 2414話「けだものガニメド」
[ http://www.perry-rhodan.net/produkte/hefte/1/2414.html ]

 新銀河暦1346年7月、〈反逆者〉に占領下の銀河系――

「発見者級戦艦《レイフ・エーリクソンII》にて~」
「自由テラナー連盟国防大臣レジナルド・ブルは~」
「――ペリーの息子は、敵陣で、生きてるかも?」
「いろいろ、回想してみたり」

 〈反逆者〉陣営、戦隊解剖学者のスカパルム小船《デルフス》――

「ペリー・ローダンの息子、ロワ・ダントンは~」
「双頭大佐ダンティレン製造のための、貴重な材料です」
「生命維持槽で、手厚く保護されていました」
「投与される、超強力な睡眠薬」
「負けじと中和する、体内の細胞活性チップ」
「ロワ・ダントン、うつらうつらと眠ったり・起きたり」
「じつは、先日~」
「ダンティレン2号製造のために~」
「〈パラログ複写装置〉で、再度・複写されたばかり」
「その際」
「施設の備品をひとつ――長さ3.5cmの針のようなもの1本――を、失敬」
「――ぷすっ……すすすすっ」
「とりいそぎ、人差し指の皮膚の下へ、隠していたのです」
「――こりこり……くくくくっ」
「生命維持槽の中で、引き抜きます」
「――かさささ」
「治療カブト虫が群がって、人差し指の傷はすぐ完治」
「隠し持った針――マイクロ・レーザー照射装置として機能する――に~」
「戦隊解剖学者は、気がつきません」

 ところで――

「ペリー・ローダンの息子、ロワ・ダントンは~」
「今は亡き双頭大佐ダンティレン1号の記憶を、なぜか共有しています」
「〈パラログ複写装置〉――」
「複写すると、原版の生命力は、なぜか著しく消耗するとか」
「高次な技術の産物、なので~」
「戦隊解剖学者も、原理について、良く知りません」
「……」
「初回の複写の、すぐ後~」
「ロワ・ダントン(写)が~」
「手術で、縦割りに、されると~」
「――うぎゃー」
「ロワ・ダントン(元)も~」
「〈生体停滞金庫〉の中で、それを、感じました」
「で」
「ロワ・ダントン(写)の縦割りが~」
「異星人の縦割りと、縫い合わされて~」
「双頭大佐ダンティレンに、なると~」
「以来、しばしば~」
「――うぎゃー」
「ロワ・ダントン(元)は~」
「双頭大佐ダンティレンの体験を、疑似体験することに」
「この現象は~」
「どうやら、ロワ・ダントン(写)から、ロワ・ダントン(元)へ、一方通行」
「反対向きには、機能しない」
「で」
「双頭大佐ダンティレンが、アトランに倒されると~」
「――うぎゃー」
「ロワ・ダントン(元)は~」
「自分の一部を喪失……みたいに、感じたという」

 生命維持槽の中、ロワ・ダントン――

「薄目を開けて、うかがうと~」
「同室の、向かいの生命維持槽には、けだものが1体」
「いつも、いつも、連れ出されては~」
「――うぎゃー」
「重傷を負って、戻ってくる」
「実験体、らしいのです」
「ロワ・ダントン、決意します」
「――アイツを、仲間にしてっ」
「――なんとか、脱出をっ」
「……」
「針のようなものを、隣の生命維持槽に、向けて~」
「――かち・かち・かち」
「けだものの顔面めがけて、レーザー照射」
「――ぴか・ぴかぴか・ぴかぴかぴかー」
「――1・2・3」
「――1・+・1・=・2」
「――とん・とん・つー・とん・とん」
「数字からはじめて、モールス信号、言葉、文章まで」
「ずんずん続けて、試してみると~」
「さすが、けだもの一族が内蔵する有機計算脳は、超優秀」
「――ワカッタラ アイズセヨ」
「けだものが、ぐっと拳を握ってみせたり」
「で」
「――ボクノナマエハ ロワアダウトン デス」
「――キミノコトハ ガニメド トヨブネ」
「自己紹介からはじめて、コスモクラートとカオタークの宇宙的な紛争まで」
「ずんずん続けて、状況説明していると~」
「そろそろ、電池が切れそうです」
「――ダカラ、イッショニ ニゲヨウ」
「ここで、電池が切れました」
「集中力も、限界で~」
「しばらく意識を失ってしまった、ロワ・ダントン」
「――はっ」
「期待して、けだものガニメドの生命維持槽を、見ると~」
「――×(ありえない)」
「けだものガニメドの回答ジェスチャーは、単純明快でした」

 ところで――

「けだものガニメド――」
「戦隊解剖学者が付与したコードでは、実験体〈1213UII764号〉」
「実験用に培養されたけだもの1000体の、最後の1体」
「……」
「――オマエたちの生命は、しょせん無に等しいのじゃ」
「――能力を、証明してみせるのじゃ」
「――うぎゃー」
「生命の危機また危機な実験」
「そんな中~」
「けだものガニメドは、ほんの少し、仲間たちより、器用でした」
「通常脳と計算脳の、絶妙な連携作業」
「そんな・こんなで~」
「仲間たちより、生きのびたのです」
「で」
「隣の〈ロワアダウトン〉の誘いも、わからないではありませんが」
「――×(だってオレ、実験動物だもん)」
「……」
「そして、本日」
「戦隊解剖学者コンジグ・アスモは~」
「けだものガニメドに、宣告したのでした」
「――今回が、最後の実験じゃ」
「――終わったら、オマエはゴミ箱にポイじゃ」
「けだものガニメド、思います」
「――ゴミ箱にポイは、やっぱりイヤかも」

 戦隊解剖学者のスカパルム小船《デルフス》船内、実験施設――

「最終実験・開始――」
「対峙する~」
「ゴキブリのような昆虫軍団、対、ガニメド」
「――かさささ、かささかさささ」
「――うぎゃー」
「昆虫軍団は、けだものガニメドに群がる・群がる」
「けだものガニメドは、昆虫軍団の女王に特攻・特攻」
「そのとき」
「――?」
「――コレは?」
「――まさか、船内ロボット制御用の、コード発信器?」
「戦隊解剖学者の落とし物、のようでした」
「――コレをつかって、船内ロボットに、実験施設の壁を壊してもらえば……」
「――ばーん」
「昆虫軍団、実験施設から流出」
「けだものガニメド、実験施設から脱出」
「戦隊解剖学者のスカパルム小船《デルフス》船内は~」
「――うぎゃー」
「暴走・殺戮・阿鼻叫喚」
「……」
「けだものガニメドも、真ん中の眼を昆虫に食われたり」
「それでも~」
「――うぎゃー」
「戦隊解剖学者のスカパルム小船《デルフス》船内を、駆けぬけて~」
「――がおおっ」
「自分の生命維持槽に、積年の恨みを叩きつけ~」
「――ダカラ、イッショニ ニゲヨウ」
「目で合図する、ロワ・ダントンは、完全無視」
「――オレは、自由だぁっ」
「単独、脱出しようと、します」
「が」
「けだものガニメドは、馬鹿ではありません」
「通常脳と計算脳の、絶妙な連携作業」
「これまで生きのびてきた幸運にも、ちゃんと理由があるのです」
「考える・考える」
「――脱出して、新しい惑星を探して、生きていくには?」
「――アイツを、仲間にしてっ」
「踵を、かえすと~」
「ロワ・ダントンを、生命維持槽から救い出し~」
「――イッショニ ニゲヨウ」

【関連サイト】
・出版社が運営するドイツ公式サイト
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◆今回のひとこと

 トモダチ?


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