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485 [2007/11/19]


Perry Rhodan を中心とするドイツSFと周辺エンターテイメントの断片的情報を、私的興味の範囲でお送りします。

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◆目次
◇ペリー・ローダン近況


◆ペリー・ローダン近況

□ Perry Rhodan-Ara-Toxin

2 . Uwe Anton / Die Medo-Nomaden / 医療放浪者
3 . Hans Joachim Alpers / Nekrogenesis / 創死
4 . Wim Vandemaan / Die eiserne Karawane / 鋼鉄隊商
5 . Hubert Haensel / Die Trümmerbrücke / 廃墟橋
6 . Michael Marcus Thurner / Der Unlichtplanet / 無光惑星

 Heyne 社の書き下ろしポケットブック・シリーズ〈アラス毒〉。
 全6巻の2巻目。

□ Perry Rhodan-Ara-Toxin 2巻「医療放浪者」
[ http://perry-rhodan.net/produkte/buecher/heyne/aratoxin/2.html ]

 新銀河暦1340年6月、銀河系、M-13球状星団――

「アラスの女特務工作員71号に、誘拐された~」
「自由テラナー連盟政庁首席ペリー・ローダン」
「自由テラナー連盟政庁大臣ジュリアン・ティフラー」
「連れてこられた~」
「惑星ジャイムボル=動物園惑星〈新トリモン〉では」
「――総合病院施設ホルム=コナンで、各種知性種族100万体が?」
「――危険な謎の研究〈アラス毒〉の、実験台に?」
「なりゆきの、ままに」
「ローダンと、ティフラーは~」
「女医ザナウタ・フィルグリスさん――じつは女特務工作員71号――と~」
「〈アラス毒〉の謎を、追うことに」
「――首謀者は、医師トランティポン?」
「――協力しているのが、医師ショプスナとクレオリン?」
「ローダン、ティフラー、ザナウタさん=女特務工作員71号は~」
「実験台100万体に、反乱をうながして~」
「――医師トランティポンが、軌道上の〈検疫船〉の1隻で逃げた?」
「――追跡だ」
「ローダン、ティフラー、ザナウタさん=女特務工作員71号は~」
「もと実験台・千体くらいと、一緒に~」
「転送機で、検疫船の1隻《カムマラ》へ」

 検疫船《カムマラ》――

「転送機は、アラス用に最適化されていたので~」
「――うっ」
「――ううっ」
「ザナウタさん=女特務工作員71号以外、全員が体調不良に」
「ローダンとティフラーは、細胞活性装置があるので、なんとか無事」
「それでも、ローダンは、戦力になりません」
「ザナウタさん=女特務工作員71号と、ティフラーは~」
「なんとか、検疫船《カムマラ》の乗員を、制圧」
「が」
「――船長が、死に際に、キーワードを投入?」
「――ハイパー通信・使用不能のまま、自動操船?」
「――惑星アラロンまで、直行?」
「まずい……と、動揺したのは、ティフラー」
「まあいいか……と、不敵な笑みは、ザナウタさん=女特務工作員71号」
「――もともと、ふたりを惑星アラロンに連れていくことに、なっていたし」

 検疫船《カムマラ》は、惑星アラロンに到着――

「ローダンが、まだ寝こんでいるので~」
「ティフラー、単身、惑星アラロンへ上陸」
「――名前は?」
「――ホイッスラーと申します。どうぞ、御贔屓に」
「なんて、周囲をやりすごしながら~」
「惑星アラロン・自由テラナー連盟大使館へ」
「が」
「――自由テラナー連盟政庁大臣、ジュリアン・ティフラーだ」
「――冗談きついですよー、オジサン」
「忘れていましたが~」
「ローダンと、ティフラーは~」
「ザナウタさん=女特務工作員71号の、手配で~」
「整形手術か、なにか」
「見知らぬオッサンの顔に、されていたのでした」
「で」
「アラロン駐在大使アルトゥロ・ランペドゥサと、対面して~」
「ようやく、本人と確認してもらえました」
「が」

 惑星アラロン・自由テラナー連盟大使館――

「――自由テラナー連盟政庁大臣、ジュリアン・ティフラーが、来てます」
「アラロン駐在大使アルトゥロ・ランペドゥサが~」
「あわてて、こっそり、通報した先は~」
「なぜか、アラスの秘密諜報部隊長官ミリョン・ストゥツカ」
「アラロン駐在大使アルトゥロ・ランペドゥサは~」
「じつは、アラスのスパイ」
「ティフラーは、拘束されてしまいます」
「が」
「地獄にも、仏はいたりして」
「アラロン大使館文化部門勤務、タンクレド・ボウィツ」
「じつは、TLD工作員タンクレド・ボウィツ」
「任務は、アラス医師プリド=レウイルを、安全な場所に保護することでした」
「――医師プリド=レウイルは、〈アラス毒〉の情報をもっていたのです」
「医師プリド=レウイルの保護には、成功したのですが」
「罠にはまって、同僚全滅」
「その、元凶が」
「――きさまだったのか……駐在大使アルトゥロ・ランペドゥサっ」
「という、次第で~」
「TLD工作員タンクレド・ボウィツは~」
「ティフラーを連れて、大使館から、無事・脱出」

 ティフラーは、惑星アラロンにローダンたちを呼びよせる――

「ローダンと一緒に、上陸した時点、から~」
「――むずむず」
「ザナウタさん=女特務工作員71号は~」
「――なんだか、コレを飲まないといけないような、気がする」
「持っていたアンプルを」
「――ぐび」
「すると~」
「作戦に必要な情報が、脳裏に浮かんできたのです」
「――こいつら、惑星アラロンに、いてもらわなければ」
「と、いうことで」
「――これ、残り飲んでいいわよ、ティフラー」
「――ぐび」
「アンプルの中身は~」
「ティフラーに対して、強烈な惚れ薬の効用があった、ということです」

 検疫船《カムマラ》は、医師プリド=レウイルを乗せて、発進――

「行先は、医療惑星タフン」
「〈アラス毒〉の危険を、警告してもらいましょう」
「で」
「ローダン、ティフラー、ザナウタさん=女特務工作員71号は~」
「継続して、惑星アラロンに潜伏――〈アラス毒〉の謎を、探ることに」
「――ここは、アルコン帝国の主権域だからな」
「――隠密行動の方が、適してますよね」
「――ね」
「どうやら~」
「〈アラス毒〉の首謀者=医師トランティポンと共謀者は~」
「現在、惑星アラロンに、いるようです」
「……」
「とにかく~」
「アラス政府と、接触してみましょう」
「――となれば、大院長オクル=グナスだな」
「直接の接触は、難事でしょうから~」
「――となれば、医師プロン・ドクトだな」
「両名は、アラス医術の成果で、クローン兄弟同士」
「かくして~」
「ローダン、医師プロン・ドクトを訪問」
「――自由テラナー連盟政庁首席、ペリー・ローダンだ」
「――大院長オクル=グナス先生と、つなぎをつけてもらいたい」
「――支払いは、わたしの細胞探査1回で、いかがかな?」
「一方」
「ティフラーとザナウタさん=女特務工作員71号は、陽動作戦」
「ティフラーの精神インパルスを放射する機器を、惑星アラロン全土に設置」
「化学タイマーで、一斉送信」
「――あとは、ローダンにまかせて」
「――せっかく、ふたりきりに、なれたんだし」
「惚れ薬、効果継続中」

 ローダンは、大院長オクル=グナスと、極秘裏に会合――

「大院長オクル=グナス、曰く」
「――〈アラス毒〉は、由々しき事態じゃが……」
「――アラス政府は、医師トランティポンの所業と、無関係というか……」
「怒っているのか、いないのか」
「アラス政府が、関係しているのか、いないのか」
「どうも、態度がはっきりしない」
「政治の世界は、いろいろです」
「大院長オクル=グナスとしては~」
「ローダンの言葉を、鵜呑みにもできず~」
「自由テラナー連盟を、怒らせるわけにもいかず~」
「という、ところですか」
「が」
「大院長オクル=グナス」
「秘密会合から、しばらくして、態度をかえました」

 新銀河暦1340年6月7日――

「アラス政府から、公式発表です」
「――医師トランティポンと一党が~」
「――諸惑星に、〈アラス毒〉をしかけました」
「――惑星オリンプ」
「――惑星プロフォス」
「――惑星ドロラー」
「――惑星アパス」
「――惑星ガタス」
「――惑星ノスモ」
「――惑星テラ」
「――その他」
「――さいわいにして~」
「――アルコン関連の諸惑星は、一覧にありません」
「――〈アラス毒〉は~」
「――あらゆる有機物を、分解して~」
「――あとには、非有機物しかのこりません」
「――なお~」
「――銀河医師アラスの一族は、本件とは無関係です」
「――医師トランティポンは、根無し草の〈医療放浪者〉なのです」
「――銀河医師アラスの一族は、この災禍に見舞われた惑星を全面支援します」
「〈医療放浪者〉――」
「モノスによる銀河系独裁の時代、銀河系の外にいて~」
「もどってきた、アラスの一支族」
「ウチの子じゃありません……と、いうことらしい」
「で」
「大院長オクル=グナス、曰く」
「――〈アラス毒〉は、由々しき事態じゃ」
「――ペリー・ローダンよ、不幸な諸惑星を救ってくだされ」
「――医療船《コンノイト》を、預けよう」
「政治の世界は、卑怯だったり・狡猾だったり」

 医療船《コンノイト》と僚船11隻は、惑星レミオンへ発進――

「船上には~」
「自由テラナー連盟政庁首席ペリー・ローダン」
「自由テラナー連盟政庁大臣ジュリアン・ティフラー」
「ザナウタさん=アラスの女特務工作員71号」
「医師プロン・ドクトも」
「で」
「目的地=惑星レミオンでは~」
「〈アラス毒〉災禍が、最終段階を迎えようとしているのでした」

□ Perry Rhodan-Heft

2413 . Arndt Ellmer / Das Genetische Magazin / 遺伝子弾倉
2414 . Michael Marcus Thurner / Die Bestie Ganymed / けだものガニメド
2415 . Hubert Haensel / Armee der Mikro-Bestien / マイクロけだもの軍
2416 . Christian Montillon / Mythos Scherbenstadt / 伝説の瓦礫都市
2417 . Horst Hoffmann / Sklave der Maschinen / 機械の奴隷

□ Perry Rhodan-Heft 2413話「遺伝子弾倉」
[ http://www.perry-rhodan.net/produkte/hefte/1/2413.html ]

 新銀河暦1346年7月、銀河系を制圧した〈反逆者〉陣営――

「戦隊解剖学者のスカパルム小船《デルフス》――」
「〈遺伝子弾倉〉、搭載」
「マイクロけだものや、大きなけだものの原版も、搭載」
「もっぱら、研究活動に従事しています」
「高位執刀医ロリアン・オモクラ先生の、もとで~」
「戦隊解剖学者シェイモル・メルクイン研究員」
「戦隊解剖学者ファロイブ・インシノ研究員」
「たがいをライバル視する、2名が~」
「――けだものの起源を、知ってるかって?」
「――噂ばかりで、碌な資料も史料もないんだよなー」
「けだもの研究に、しのぎを削っています」
「……」
「執務城《クルルト》の〈進歩維持者〉ビトヴェルトのアンタクルさまから~」
「高位執刀医ロリアン・オモクラ先生に、登城命令」
「――双頭大佐ダンティレンが、戦死した?」
「――2号機を、製作せよ?」
「……」
「双頭大佐ダンティレンには~」
「頭が、ふたつ」
「向かって左側は~」
「モルダエル人――〈反逆者〉所属、トカゲのような戦士種族」
「もとの名を、イレンディル」
「向かって右側は~」
「テラナー――銀河系在住の、ヒューマノイド種族」
「もとの名を、ロワ・ダントン、といいます」
「材料の原版――」
「モルダエル人、イレンディルと」
「テラナー、ロワ・ダントンは~」
「スカパルム小船《デルフス》の~」
「〈生体停滞金庫〉に、保管してあります」
「高位執刀医ロリアン・オモクラ先生の、指示のもと~」
「戦隊解剖学者シェイモル・メルクイン研究員」
「戦隊解剖学者ファロイブ・インシノ研究員」
「両研究員は、〈遺伝子弾倉〉まで、足を運び~」
「〈生体停滞金庫〉から、材料をとりだし~」
「〈パラログ複写装置〉で、材料を複写」
「両研究員は、複写した分を~」
「スカパルム小船《ルクリフィル》――双頭生物製造を担当――宛、発送」
「……」
「さて」
「〈パラログ複写装置〉――」
「複写すると、原版の生命力は著しく消耗」
「細胞活性装置は、複写できないので~」
「ロワ・ダントン(写)の寿命は、未知数です」
「が」
「ロワ・ダントン(元)は、いたって元気でした」
「――は、はろー」
「――!」
「戦隊解剖学者シェイモル・メルクイン研究員」
「戦隊解剖学者ファロイブ・インシノ研究員」
「びっくり」
「さらに」
「ロワ・ダントン(元)は~」
「――けだものの起源を、知ってる?」
「両研究員が生涯をかけた研究課題に、ついて~」
「詳しいこと・詳しいこと」

 戦隊解剖学者のスカパルム小船《デルフス》――

「ロワ・ダントン(元)は~」
「――〈戦隊語〉も、話せる?」
「――〈進歩維持者〉ビトヴェルトのアンタクルさまのコトも、知ってる?」
「どうやら~」
「双頭大佐ダンティレンだった複写分と、記憶が連動しているらしい」
「これはこれで、すごいこと、ですが」
「戦隊解剖学者シェイモル・メルクイン研究員」
「戦隊解剖学者ファロイブ・インシノ研究員」
「ふたりにとって、そんなコトは、どーでも良くなっていました」
「――ロワ・ダントン(元)から、けだものの知識を、搾りとるのだ」
「――オレが、先にっ」
「――あいつより、先にっ」
「相手に内緒で、ロワ・ダントン(元)の収容所に、こっそり日参」
「で」
「こんなおいしい状況を~」
「ロワ・ダントン(元)が、見逃すはずも、ないのでした」
「ふたりの仲は、あれよあれよという間に、険悪に」

 4週間後――

「ロワ・ダントン(元)」
「戦隊解剖学者シェイモル・メルクイン研究員に、語って曰く」
「――戦隊解剖学者ファロイブ・インシノに、すべて説明しようかと」
「――だって、あちらの方が、好条件だし」
「――M-87銀河の話とかー」
「――オケフェノケースがしでかした、スコアルを素材にした実験とかー」
「――よろこんで、もらえそうで」
「で」
「――!」
「戦隊解剖学者シェイモル・メルクイン研究員」
「戦隊解剖学者ファロイブ・インシノ研究員」
「哀れなふたりは、一騎討ち」
「結果、両者、相討ち」
「ロワ・ダントン(元)がチラつかせた、わずかばかりの情報も~」
「ふたりの名誉と、信頼と、ともに~」
「キレイに、失われたのでした」
「……」
「ロワ・ダントン(元)は~」
「逃走の好機を、存分に活かせませんでした」
「ロボットが駆けつけて、麻痺銃で、ばーん」
「戦隊解剖女学者がひとり、やってきて~」
「ロワ・ダントン(元)を、生命維持槽に押しこむと~」
「――ごろごろ」
「〈生体停滞金庫〉に、運んでいきます」
「なお」
「ロワ・ダントン(元)は~」
「なんとか、針を1本隠し持ってみたり、してますが~」
「後日、役に立つやら・立たないやら」
「定かでは、ありません」

 戦隊解剖学者のスカパルム小船《ルクリフィル》――

「――!」
「ロワ・ダントン(写)の、果敢な抵抗によって~」
「双頭大佐ダンティレン2号機の製造は、失敗したそうです」

【関連サイト】
・出版社が運営するドイツ公式サイト
[ http://www.perry-rhodan.net/ ]
・他、関連サイトはこちらを参照
[ http://www.rhodan.jp/ ]


◆今回のひとこと

 だから、材料は二度挽きするな……って。


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