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483 [2007/11/05]


Perry Rhodan を中心とするドイツSFと周辺エンターテイメントの断片的情報を、私的興味の範囲でお送りします。

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◆目次
◇ペリー・ローダン近況


◆ペリー・ローダン近況

□ Perry Rhodan-Heft

2411 . Leo Lukas / Schwinge-von-Raffat / ラファトの翼
2412 . Susan Schwartz / Das Wasser von Aar / アールの水
2413 . Arndt Ellmer / Das Genetische Magazin / 遺伝子マガジン
2414 . Michael Marcus Thurner / Die Bestie Ganymed / けだものガニメド
2415 . Hubert Haensel / Armee der Mikro-Bestien / マイクロけだもの軍

□ Perry Rhodan-Heft 2411話「ラファトの翼」
[ http://www.perry-rhodan.net/produkte/hefte/1/2411.html ]

 新銀河暦1346年7月、ハンガイ銀河――

「そこでは」
「目下、〈混沌の勢力〉が〈負の球体〉を建設中」
「〈反逆者〉の艦艇が、ウヨウヨ」
「そこへ」
「果敢なのか、無謀なのか」
「突入したのが~」
「アトラン指揮下、ハンガイ銀河遠征隊――」
「で」
「地元のカルタン人からの、情報によれば」
「――セガレニス星団に、〈原混沌胞〉がある?」
「――発進だ」
「発見者級戦艦《リチャード・バートン》」
「ポスビのクェーサー級〈LFT-BOX〉重箱型」
「《アトス》、《ポルトス》、《アラミス》」
「4隻は、セガレニス星団へ」
「が」
「思わぬ、ところで~」
「思わぬ、艦が~」
「思わぬ、方向へ、曲がったり」
「――なんだか、星団に接近するほど、酷くなってきてるような」
「艦隊まるごと航行は、難渋します」
「たまりかねて」
「アトラン、曰く」
「――ここは、《リチャード・バートン》だけで、というのは、どうだろう」
「発見者級戦艦《リチャード・バートン》は~」
「単艦、セガレニス星団へ、先行・突入」
「ポスビのクェーサー級〈LFT-BOX〉重箱型3隻は~」
「――到着しても、セガレニス星団の手前で、待機するのだ」
「が」
「それでも~」
「発見者級戦艦《リチャード・バートン》は~」
「――パラポジトロニクス〈エッシャー〉なしには、方位も定められず」
「――速度も、ものすごーく、遅くなってるし」
「往生してます」

 セガレニス星団――

「セガレニス星団内、恒星コー・ラファト――」
「赤色巨星で、変光星」
「指標星と、されています」
「発見者級戦艦《リチャード・バートン》は~」
「恒星コー・ラファトの、半光年手前で、一時停止」
「……」
「ネクシャリストの博士インディカさん、調査して曰く」
「――セガレニス星団、〈反逆者〉艦艇の往来が、頻繁みたい」
「――時空ルータ〈gRIX-1199〉が、管制してるみたい」
「パラポジトロニクス〈エッシャー〉が~」
「時空ルータ〈gRIX-1199〉の管制を活用できると、良いのですが」
「――能力の限界を、超えてるみたい」
「役に立たず」
「……」
「アトラン、曰く」
「――ここは、〈ラファトの翼〉に、向かうのだ」
「抵抗運動組織〈ノクアー=カンサハリーヤ〉の、基地惑星クアモトで~」
「仕入れてきた、情報です」
「ベンノ種族の宇宙ステーション〈ラファトの翼〉――」
「恒星コー・ラファトから、2.5光月」
「パラポジトロニクス〈エッシャー〉が~」
「宇宙ステーション〈ラファトの翼〉への経路を計算できると、良いのですが」
「――この経路で、いかがでしょう」
「計算できました」

 ベンノ種族の宇宙ステーション〈ラファトの翼〉――

「ベンノ種族――」
「アッタベンノ種族――ハンガイ銀河の惑星ベン発祥――の、一支族」
「植民者の末裔ベンノは、身長2m余」
「体は、ヒューマノイドのようなかんじ」
「肩口から、上は~」
「左右に広がる、翼のような・耳のような器官が1対――先端に、眼」
「中央前方に向けて、象の鼻のような器官が1本――先端に、口」
「かつての〈カンサハリーヤ〉では~」
「おもに、軍事を担当」
「……」
「発見者級戦艦《リチャード・バートン》は~」
「廃墟みたいな、宇宙ステーションの手前で、一時停止」
「宇宙ステーション〈ラファトの翼〉――」
「つぶれた円柱型――直径1350m、厚みは650m」
「外周から突きでた突起が、17本」
「突起の長さは、まちまちで――980mから1720m」
「突起の先端は、直径75m、長さ220mの、円筒型モジュール」
「――ドックに、カルタン人の搭載艇が1隻?」
「――この搭載艇、航行不能のようですね」
「調査してみましょう」
「――この搭載艇、惑星クアモトの司令官の?」
「――そういえば」
「――惑星クアモトの司令官の代行、アファ=ヘム=フルさん、曰く」
「――司令官は、とある星団に、作戦にでかけて~」
「――もう16か月も、帰ってこないんですう」
「司令官の名前は、アル=ドゥス=タールさんと、いいます」

 昔話、宇宙ステーション〈ラファトの翼〉――

「ハイパー物理学的抵抗が増大する前~」
「宇宙ステーション〈ラファトの翼〉は、研究施設」
「ボイデヴァイル長官の指揮下、ベンノ種族が400名」
「変光星コー・ラファトを、調査していました」
「が」
「ある日」
「ひとりのベンノ、ケルセルーフ・ジュニアが~」
「種族を裏切り、カラポン人の宙賊集団を、手引き」
「――本日より、宇宙ステーション〈ラファトの翼〉は~」
「――キフ・チマンガ宙賊団のものだっ」
「――カラポン人宙賊ワ=ゴン=ブロイのものだっ」
「……」
「カラポン人宙賊の首領ワ=ゴン=ブロイ――」
「超能力が、あります」
「――パラ鑑定師っ」
「――うーむ、これは良いモノですねえ」
「自分にとって役にたつかどうか、鑑定する能力、とか」

 その後、宇宙ステーション〈ラファトの翼〉――

「宇宙ステーション〈ラファトの翼〉は、キフ・チマンガ宙賊団の基地」
「カラポン人宙賊ワ=ゴン=ブロイ指揮下、カラポン人宙賊が1万8000名」
「たむろするように、なっていました」
「が」
「けっこう、いきなり」
「ハイパー物理学的抵抗が、増大」
「――宙賊稼業、あがったり」
「――というより……あわてて移転しないと、動きがとれなくなるのでは?」
「そこへ」
「けっこう、いきなり」
「〈反逆者〉の大部隊が、到着」
「――周囲一帯、アブナイ連中で、いっぱい?」
「――逃げられない?」
「恒星コー・ラファトの、周囲に~」
「〈反逆タンク〉1000隻」
「戦隊要塞〈反逆コーン〉10隻」
「戦隊マシーン1隻」
「やがて」
「周囲の宙域は~」
「――方位も、定まらないよー」
「――駆動系なんかも、ものすごーく、ダメになってるし」
「往生して、しまいます」
「で」
「キフ・チマンガ宙賊団の首領ワ=ゴン=ブロイ、曰く」
「――ここは、死んだふりだ」
「――明かりを消して、じーっとしているのだ」

 その後、宇宙ステーション〈ラファトの翼〉――

「ある日」
「カルタン人の搭載艇《クタツ》が、到来」
「到来した、司令官アル=ドゥス=タールさん、曰く」
「――本日より、宇宙ステーション〈ラファトの翼〉は~」
「――抵抗運動組織〈ノクアー=カンサハリーヤ〉のものよっ」
「――退避していだだく、みなさんは~」
「――あとで母船を呼んで、どこかの惑星に運びますっ」
「――ご安心をっ」
「しかし」
「相手は、キフ・チマンガ宙賊団」
「――そんな約束、信用できるかよ」
「――あの船、いただこうぜ」
「首領ワ=ゴン=ブロイの制止も、むなしく~」
「カラポン人宙賊、数千名が、殺到」
「――!」
「カルタン人の搭載艇《クタツ》は~」
「騒動のあげく、壊れてしまいました」
「……」
「カルタン人の司令官、アル=ドゥス=タールさんは、途方に暮れました」
「――母船には、1日しか待たなくて良い、と指示してあるのにっ」
「かくして」
「カルタン人一同は、キフ・チマンガ宙賊団の捕虜となり~」
「虐待されて~」
「やがて~」
「力尽きて、しまうのでした」
「生存者は、司令官アル=ドゥス=タールさん、ただひとり」

 現在、宇宙ステーション〈ラファトの翼〉――

「発見者級戦艦《リチャード・バートン》から、観察したところ~」
「宇宙ステーション〈ラファトの翼〉は、一見して、無人の廃墟」
「ですが、油断は禁物です」
「アトラン、曰く」
「――ここは、まず、シフト2台で偵察しては、どうだろう」
「搭載艇2隻が、接近すると~」
「スタータック・シュレーダー――ミュータント――が、感知です」
「――何千人も、息をひそめているような」
「と、なれば」
「アトラン、曰く」
「――搭載艇、全艦発進っ」
「――戦闘ロボット、数千体、投入っ」
「かくして、キフ・チマンガ宙賊団を制圧」
「が」
「首領ワ=ゴン=ブロイは、最後まで、果敢に抗戦です」
「――んがおぉっ」
「でも」
「襲いかかった相手が、悪かった」
「トリム・マラート――ミュータント――が、反射的に自己防衛」
「召喚されたトリムの分身――〈黒い双子〉――に~」
「――ぼこぼこっ」
「タコ殴りに、されて~」
「瀕死の、首領ワ=ゴン=ブロイは、赤いボタンを」
「――かちっ」
「ぐったり」
「――これは……宇宙ステーションの自爆ボタン?」
「――残された、時間は?」
「裏切り者のベンノ、ケルセルーフ・ジュニア、蒼白です」
「――100分、ないよー」

 宇宙ステーション〈ラファトの翼〉、爆散――

「発見者級戦艦《リチャード・バートン》の乗員は、超優秀なので~」
「艦は、直前に、離脱成功」
「キフ・チマンガ宙賊団も、全員救出」
「カルタン人司令官アル=ドゥス=タールさんも、牢獄から救出」
「ネクシャリストの博士インディカさんは、かなりのデータを抽出」
「データの解析も、思いのほか早くて~」
「――これは、ベンノ種族が記録した、星系コー・ラファトの画像よ」
「――戦隊要塞〈反逆コーン〉10隻?」
「――戦隊マシーン1隻?」
「画面の隅には」
「――時空ルータも?」
「最後に、ちらっと見えたのが」
「――この敵船は……まさか?」
「船型に、特徴があるので、すぐわかります」
「――《ソル》?」
「――なんで、敵陣に?」

 新銀河暦7月27日、発見者級戦艦《リチャード・バートン》――

「パラポジトロニクス〈エッシャー〉、報告して曰く」
「――先般、モンドラ・ダイアモンドさんが入手した、敵のハンガイ銀河星図」
「――惑星クアモトで、ハンガイ銀河諸種族から入手した、各種情報」
「――〈ラファトの翼〉の、観測データ」
「――それらを分析、の結果~」
「――ハンガイ銀河の〈原混沌胞〉200箇所以上の所在を、確認しました」
「そんなに、あるんですね」
「……」
「医務室からも、報告がありました」
「――救出したカルタン人、アル=ドゥス=タールさんですが」
「――回復迅速だと、思ったら~」
「――細胞活性チップ所持者でした」
「――生体データも、照合してみました」
「――間違い、ありません」
「――《ソル》に乗っていた、ダオ=リン=ヘイさんです」

【関連サイト】
・出版社が運営するドイツ公式サイト
[ http://www.perry-rhodan.net/ ]
・他、関連サイトはこちらを参照
[ http://www.rhodan.jp/ ]


◆今回のひとこと

 《ソル》って、いつでも、こういう運命。


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