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477 [2007/09/24]


Perry Rhodan を中心とするドイツSFと周辺エンターテイメントの断片的情報を、私的興味の範囲でお送りします。

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◆目次
◇ペリー・ローダン近況


◆ペリー・ローダン近況

□ Perry Rhodan-Heft

2405 . Horst Hoffmann / Pakt gegen das Chaos / 対混沌協約
2406 . Wim Vandemaan / Die Kristall-Annalen / 水晶年代記
2407 . Hubert Haensel / Aufbruch nach Tare-Scharm / タレ・シャルムに出発
2408 . Christian Montillon / Krieg der Prozessoren / プロセッサーの戦争
2409 . Leo Lukas / Grenzwall Hangay / ハンガイ塁壁

□ Perry Rhodan-Heft 2405話「対混沌協約」
[ http://www.perry-rhodan.net/produkte/hefte/1/2405.html ]

 紀元前2005万9813年、ラオソール種族――

「ファリスケ・エリゴン銀河の、泥棒種族」
「豹のような四足動物ですが、両耳や尻尾が、手先の機能を果たします」
「多数が近距離テレポーターで、一部が微力ながらもテレキネシス能力者」
「で」
「ラオソール種族の拠点《ラオマーク》――」
「直径2072km、超光速駆動を装備した衛星、のようなもの」
「内径2012kmの空洞世界には、ラオソール種族が3億500万人」

 《ラオマーク》格納庫内、拘束された《ジュール・ヴェルヌ》――

「自由テラナー連盟政庁首席、ペリー・ローダンは~」
「――《ジュール・ヴェルヌ》が、どうなっても良いのデスカ?」
「と、脅迫されて~」
「――〈法〉付与機=《ケオス・タイ》を、盗むのデス」
「と、泥棒仕事の手伝いに、出張中」
「で」
「自由テラナー連盟政庁次官、モンドラ・ダイアモンドさん」
「ハルト人、イホ・トロト」
「ネズミビーバー、グッキー」
「乗員みんなで、お留守番」
「と」
「――《ラオマーク》の、空洞世界に?」
「――《ケオス・タイ》が、実体化?」
「お手伝いは、成功したようで、ひと安心」

 《ラオマーク》空洞世界、首都サクスアン、〈マーク城塞〉――

「大泥棒三兄弟の首領ポタウクが~」
「《ケオス・タイ》作戦の結果報告に、おもむくと~」
「待っていたのは~」
「ラオソール種族の頂点に立つ、ふたり――」
「ラオソール王ハワモジャ55世」
「ならびに、ラオソール王アラパノアグ17世」
「それと~」
「今回の仕事の、依頼主」
「……」
「大泥棒三兄弟の首領ポタウクは~」
「立派な泥棒なので~」
「今回の依頼主が、正直、嫌いでした」
「――オレたちにだって、誇りがあるのだっ」
「――それを……こんな仕事をさせおってっ」
「心は、煮えくりかえっておりますが、そこはプロ」
「報告は、そつなくこなすのです」
「――《ケオス・タイ》を、盗んできました」
「――〈オーラ〉保有者、ペリー・ローダンは~」
「――《ケオス・タイ》と精神フィードバック接続して、錨を上げたり~」
「――とっても、役に立ちました」
「――でも、その後」
「――〈オーラ〉保有者、ペリー・ローダンは~」
「――オカシクなって、邪魔くさくなったので~」
「――始末しました」
「……」
「依頼主は~」
「――よくやったのデス」
「満足した様子で、帰っていきます」
「で」
「首領ポタウクは~」
「この好機に、おそれながら、王様たちに、進言してみることに」
「――あいつは、〈オーラ〉保有者を脅迫して、従わせました」
「――あいつがよこした〈スープラ放射器〉は、大量殺戮兵器でした」
「――ラオソール種族の敵ですよ、あんなヤツ」
「ラオソール種族は、誇り高い泥棒です」
「持てる者からスマートに盗む、のが基本」
「卑劣な脅迫なんて、もってのほか」
「大量殺戮なんて、ありえない」
「が」
「王様たちは」
「――あ、そう」
「無関心な感じで、首領ポタウクに退出を命じたり」
「首領ポタウク、呆然です」

 《ラオマーク》格納庫内、《ジュール・ヴェルヌ》――

「モンドラ・ダイアモンドさんは~」
「――!」
「不幸な知らせを、うけとります」
「――《ケオス・タイ》作戦参加中、ペリーが、オカシクなって?」
「――始末って、どういうことよ?」
「《ジュール・ヴェルヌ》艦内を、衝撃が走ります」
「で」
「そんな艦内の、一角~」
「グッキーが~」
「謎の奇病で、憔悴・激ヤセ、していました」
「……」
「アファイタス――」
「プシ・エネルギーを食する、精神存在」
「これまでは~」
「ラオソール種族――半人前の超能力者――の周囲を、うろうろ」
「徘徊しては、食にありつく生活」
「そこへ」
「グッキ――強力な超能力者――来訪」
「アファイタスにも、そんな気はありませんでした」
「でも~」
「近寄って、みたら~」
「くっついて、とれなくなってしまったのです」
「食欲のままに~」
「――ずるずるー」
「グッキーは~」
「――うーん」
「つらそうです」

 《ラオマーク》空洞世界、某所――

「大泥棒三兄弟の首領ポタウクは~」
「安全なアジトで、仲間と合流」
「長兄ヴィズクエガトミ」
「末弟リムボクス」
「そして、ペリー・ローダン――生きてます」
「首領ポタウクは~」
「立派な泥棒なので~」
「欲しいものは、王様に嘘をついても、手に入れるのです」
「まったく、心は痛みません」
「一方」
「ペリー・ローダンは~」
「立派な政治家なので~」
「欲しいものは、手練手管で、手に入れるのです」
「同じく、心は痛みません」
「――プレッサー親衛隊は、敵だ」
「――終末戦隊〈反逆者〉は、敵だ」
「――〈混沌の勢力〉は、敵だ」
「――そうだ、敵だ」
「――あの依頼主は、気に入らん」
「――そうだ、けしからん」
「――オレたちは、同志だ」
「――同志だ」
「意気投合」
「……」
「大泥棒三兄弟の末弟リムボクスは~」
「器用さでは、定評があります」
「《ラオマーク》の内部ネットワークに、ハッキング」
「――依頼主のものと思しき、回転楕円体型船って~」
「――けっこう以前から、空洞世界でたむろしてるのに~」
「――情報が、ピンポイントに消去されてる?」
「――こんな情報操作ができるのは、王様たちだけでしょ」
「――やはり、王様たち、おかしいよー」
「……」
「そうとなれば」
「――〈マーク城塞〉の制御施設へ、突入だ」
「――そうだ、突入だ」
「――《ラオマーク》全域のテレポーター追跡システムは、どう回避する?」
「――まかせろ。《ジュール・ヴェルヌ》には、専門家がいる」

 《ラオマーク》格納庫内、《ジュール・ヴェルヌ》――

「ペリー・ローダンと、末弟リムボクスは~」
「〈マーク城塞〉潜入経路を、調査検討」
「一方」
「首領ポタウクと、長兄ヴィズクエガトミは~」
「《ジュール・ヴェルヌ》で、モンドラ・ダイアモンドさんと接触」
「――!」
「――ペリーが、生きている?」
「……」
「そうとなれば」
「――〈マーク城塞〉の制御施設へ、突入ね」
「――そうです、突入です」
「イホ・トロトとグッキーに、誘いをかけて~」
「隠密裏、行動開始」

 グッキー――アファイタス寄生中――

「グッキーは~」
「――うーん」
「ゆっくりと、存在が消えていくかんじ」
「……」
「アファイタスは~」
「食欲のままに~」
「――ずるずるー」
「グッキーのプシ・エネルギーを吸収しながら~」
「――このネズミ、死んでしまう?」
「それは、ちょっと、困ります」
「――むん」
「離れようにも、とれません」
「――このネズミが死んだら、ワタシも同時に死んでしまう?」
「それも、困りますね」
「……」
「グッキーは~」
「――うーん」
「モンドラ・ダイアモンドさんに、誘われて~」
「こんな体調でも、装備を運び、人を運ぶ」
「やせ我慢と、カラ元気」
「……」
「アファイタスは~」
「《ラオマーク》空洞世界の、《ケオス・タイ》の強力な放射に~」
「惹かれるけど、それはそれで手に負えないかも」
「困った、予感がしていました」
「本当は、近よりたくない、のですが~」
「宿主が、近よるのは、とめられません」
「精神集中・遮蔽しながら~」
「こっちはこっちで、つらいのでした」

 《ラオマーク》空洞世界、〈マーク城塞〉――

「末弟リムボクスと、モンドラ・ダイアモンドさんは~」
「換気口から〈マーク城塞〉に、侵入」
「歩哨からIDチップを、盗んで~」
「無事、制御施設へ」
「――監視設備を、掌握よ」
「……」
「王様たちの居室――」
「あの依頼主も、滞在しているはず、のところ」
「末弟リムボクスは、見た」
「――モルゴトダエル種族が、2体?」
「〈混沌の勢力〉の軍勢〈反逆者〉に属する種族ですね」
「――やはり、依頼主の陰に〈反逆者〉あり?」

 グッキー――アファイタス寄生中――

「グッキーは~」
「――もう、さよなら……かも」
「ひたすら、影が薄くなるかんじ」
「ところが」
「――!」
「……」
「アファイタスは~」
「――このネズミ、助けよう」
「決意します」
「――むん」
「《ケオス・タイ》の強力な放射に向けて、決死のテレポート」
「――ばりばりばりっ」
「そこは、怖いところでした」
「高次なエネルギーが、堆積」
「強力な歪みが、発生」
「――うわぁぁ……跳ばされるっ」
「――ぽん」
「……」
「ところで」
「いきなり元気に快復したグッキー、ですが~」
「――?」
「アファイタスに関する記憶、一切なし」
「なんにも、憶えていないのでした」

 《ラオマーク》空洞世界、〈マーク城塞〉――

「王様たちの居室――」
「泥棒三兄弟と、グッキーは~」
「プシ探知装置を、仕掛けてみたり」
「一方」
「ペリー・ローダンとモンドラ・ダイアモンドは~」
「謎の依頼主を、探索中」
「待機、9時間におよんだ頃」
「――!」
「――監視設備、再稼働?」
「動きが、とれなくなってしまいました」

 以下、次号。

【関連サイト】
・出版社が運営するドイツ公式サイト
[ http://www.perry-rhodan.net/ ]
・他、関連サイトはこちらを参照
[ http://www.rhodan.jp/ ]


◆今回のひとこと

 それぞれ思惑は、あるのでしょうが……。


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