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428 [2006/10/16]


Perry Rhodan を中心とするドイツSFと周辺エンターテイメントの断片的情報を、私的興味の範囲でお送りします。

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◆目次
◇ドイツ・ファンタジー賞 2006
◇ペリー・ローダン近況


◆ドイツ・ファンタジー賞 2006

 先日、決定した、本年のドイツ・ファンタジー賞受賞作は、以下のとおり。

□ Deutscher Phantastik Preis 2006

・Bester Roman Deutschsprachig 国内長篇部門
 Markus Heitz / Die Rache der Zwerge / ドワーフの復讐
 ――ファンタジー・シリーズの3作目。
   Piper 社

「主人公は、魔法使いと共に人間のもとで育ったドワーフ」
「――じつは、ソナタは王子なのじゃ」
「で、冒険の旅へ」

・Bestes Roman-Debüt 国内長篇新人部門
 Andreas Gruber / Der Judas-Schrein / ユダの棺
 ――1968年生まれの作家。
   短篇・中篇は、そこそこ発表しているが、長篇作家としては新人。
   Festa 社

「山間の村で、少女殺人事件」
「乗りこんだ、捜査官アレクサンダー・ケルナーのチーム」
「豪雨に川が氾濫し、孤立した村で、さらなる殺人」
「という、ホラー、らしい」

・Bester Roman International 海外長篇部門
 J. K. Rowling / Harry Potter und der Halbblutprinz / 『ハリー・ポッターと謎のプリンス』
 ――Carlsen 社

・Beste Kurzgeschichte 短篇部門
 Jürgen K. Brandner / Moordämonennacht / 湿地に悪霊来たる夜
 ――1978年生まれの作家。
   Wildes Land 社

「村はずれの湿地の森を歩く、ガールフレンドとボク」
「今夜、村人は仮面をつけて、祭りに集う」
「――ああ、どうしてボクは祭りが怖いんだろう?」

・Beste Anthologie / Kurzgeschichtensammlung 短篇集部門
 Alisha Bionda & Michael Borlik 編 / Wolfgang Hohlbeins Schattenchronik 1 / ヴォルフガング・ホールバインの影年代記1
 ――Blitz 社

・Beste Serie シリーズ部門
 Perry Rhodan / 「宇宙英雄ローダン・シリーズ」
 ――VPM 刊行

・Bestes Sekundärwerk 二次創作部門
 Thomas Fornet-Ponse / Hither Shore - Jahrbuch der Tolkien-Gesellschaft / 此岸――トールキン協会年鑑
 ――Scriptorium Oconiae 刊行

・Bester Comic コミック部門
 Thomas von Kummant & Benjamin von Eckartsberg / Chronik der Unsterblichen 1 / 不死者たちの年代記1
 ――Wolfgang Hohlbein 原作のヴァンパイアもの。
   Ehapa 社

・Bester Grafiker / アート部門
 Thomas Thiemeyer
 ――クルト・ラスヴィッツ賞でも常連。

・Bestes Hörbuch / Hörspiel ドラマCD/ラジオドラマ部門
 Das Silmarillion / 『シルマリルの物語』
 ――トールキン原作。
   der hörverlag 社

・Beste Internetseite / ウェブサイト部門
 Elbenwald http://www.elbenwald.de/

【関連サイト】
・ドイツ・ファンタジー賞については
[ http://www.phantastik-news.de/ ]


◆ペリー・ローダン近況

□ Perry Rhodan-Heft

2356 . Christian Montillon / Schmerzruf / 痛叫
2357 . Michael Marcus Thurner / Camp Sondyselene / キャンプ・ソンディセレネ
2358 . Leo Lukas / Pilot der Chaotarchen / カオタークのパイロット
2359 . Michael Marcus Thurner / Das Stumme Gesicht / 無言の顔
2360 . Uwe Anton / Die zweite Welle / 第二波

□ 2356話「痛叫」
[ http://www.perry-rhodan.net/produkte/hefte/1/2356.html ]

 新銀河暦1344年12月18日、ハンガイ銀河近傍、ラザルー星団――

「〈混沌の勢力〉の、勝手極まりない計画に、よれば~」
「ハンガイ銀河は~」
「〈負の球体〉に、なるのです」
「局部銀河群は~」
「終末戦隊〈反逆者〉が、制圧です」
「銀河系は~」
「超要塞〈カオテンダー〉の、材料です」
「とかいう、危機的状況」
「でも~」
「ラザルー星団の、惑星ハリー=ロトには~」
「危機感は、まだ、ありません」
「宙港都市イル=ヴッカシュの、市場の片隅」
「――フーっ」
「――フーっ」
「ありがちな、カルタン人同士の、喧嘩」
「と」
「――!」
「積荷の背後から、のっそり現れた見慣れぬ異星人――青肌の大男」
「カルタン人の一方は、パニックにかられて、銃を抜く」
「カルタン人のもう一方――名を、ラ=キラ――は~」
「沈着冷静・悪逆非道」
「隠し持ったガス弾で、謎の異星人を眠らせ~」
「カラウス・ムシラコ親方に、売り飛ばすのでした」
「……」
「翌日から~」
「カラウス・ムシラコ親方の、ボーキサイト鉱山で、鉱山奴隷の日々」
「――名前は?」
「――?」
「――言葉は?」
「――?」
「奴隷の先輩インギツ・ザウルは~」
「カルタシュ語――カルタン語方言、ラザルー星団の公用語――を、教え~」
「――記憶は?」
「――ない」
「新入りをナイゴン――カルタシュ語で〈謎〉――と、呼ぶことに」
「……」
「哀れな鉱山奴隷の、首輪には~」
「爆薬が、仕込まれています」
「ノルマも、半端な筈もなく」
「が」
「――むん」
「――ま、今日のアガリは、こんなトコロやろ」
「ナイゴンには、どうやら、超能力があるらしい」
「――自分の精神を送り出し、他人に影響をあたえられる?」
「の、でした」

 そして、新銀河暦1345年1月17日――

「――落盤事故だ」
「――生き埋めだ」
「あの世が見えた、と思ったときに~」
「ナイゴンは、自分の名前を思い出します」
「――オレは、キルミズだっ」
「そして~」
「キルミズ、いつもの超能力発揮」
「――むん」
「奴隷の先輩インギツ・ザウルと、共に~」
「無事、救助されるのでした」
「が」
「この落盤事故がもとで、鉱山は経営破綻」
「経営者、カラウス・ムシラコ親方は~」
「ふたりを、カルタン人宙賊チェク=スパルに、売り飛ばすのでした」
「……」
「翌日から~」
「放射能汚染地域で、リュトリア鉱石を探す日々」
「――ここは、ワシらの縄張りぢゃ」
「現地のミュータント住民の首長――暗示能力をもつハウリ種族――と~」
「カルタン人宙賊チェク=スパルは~」
「一触即発」

 そして、3月16日――

「ミュータント住民の首長は~」
「――ここは、ワシらの縄張りぢゃ」
「カルタン人宙賊チェク=スパルの基地、破壊」
「で」
「キルミズ、超能力発揮」
「――むん」
「――うっ」
「ミュータント住民の首長は、超能力合戦に、敗北」
「キルミズは~」
「奴隷の先輩インギツ・ザウルと、共に~」
「自由の身に」

 5月12日、アルタシント銀河ロゼラ・ロザド星系――

「星系ロゼラ・ロザドは~」
「〈平和ドライバー〉の、本部です」
「ありがちな、行きつけの酒屋〈ハカン小屋〉」
「〈平和ドライバー〉カンティランは~」
「ほろ酔い加減」
「と」
「帰宅途中に、呼び出され~」
「〈平和ドライバー〉チュンドルから~」
「計画を、告げられます」
「――ラザルー星団に、ハンガイ銀河監視基地を、設営だ」
「――基地の名は、〈キャンプ・ソンディセレネ〉だ」
「すかさず、カンティラン、曰く」
「――これを、コスミュエル・ケインさんの、実地試験としても良い?」
「コスミュエル・ケインさんは~」
「〈平和ドライバー〉志願のサイノ――外観、テラナー女性――です」
「……」
「〈平和ドライバー〉は~」
「オレオン・カプセルの小部隊を、編成」
「《テレメ》――カンティランの、オレオン・カプセル」
「〈平和ドライバー〉志望者コスミュエル・ケインさんも、同乗」
「《探求者》――アラスカ・シェーデレーアの、オレオン・カプセル」
「《アシュ・アファガ》――監査員ポルム・オムバルの、オレオン・カプセル」
「他、幾隻」
「いくつも〈宇宙駅〉を、経由」
「ラザルー星団の手前で、3隊に分散」

 そして、7月8日――

「オレオン・カプセル《テレメ》と、他3隻は~」
「ラザルー星団の重要惑星ヴィベ=ロトイに、到着」
「――ここに、〈キャンプ・ソンディセレネ〉を、設営だ」
「――設営ね」

 5月6日、ラザルー星団、惑星ハリー=ロト――

「キルミズは~」
「元奴隷の先輩インギツ・ザウルと~」
「――惑星ヴィベ=ロトイまで、乗せてください」
「――金、もってる?」
「宙港都市イル=ヴッカシュを、職をさがして歩く日々」

 そして、7月20日、宙港都市イル=ヴッカシュ――

「……の、市場の片隅」
「――フーっ」
「キルミズたちを、追いつめたのは~」
「あの放射能汚染地域から~」
「はるばる、仇討ちにやってきた~」
「あのミュータント住民の首長の、忠犬――凶暴なウダフォール犬」
「――ばうっ」
「猛り狂う、凶暴なウダフォール犬には~」
「キルミズの、いつもの超能力は、通じないようです」
「絶対絶命」
「と」
「キルミズの、青肌の顔面が~」
「縦に、ぱっくり、割れました」
「第2の超能力〈痛叫〉、発揮」
「――むん」
「――きゃんっ」
「――うっ」
「凶暴なウダフォール犬、即死」
「周囲の生命体、全員即死」
「……」
「2日後~」
「惑星ヴィベ=ロトイ行きの、輸送船に~」
「乗客となった、キルミズの姿が、ありました」
「凶暴なウダフォール犬の、首輪には~」
「高価なリュトリア鉱石が、飾られていたのです」

 7月28日、オレオン・カプセル《探求者》――

「オレオン・カプセル《探求者》の、船載脳〈ミルケト〉は~」
「無人探査機――昨年12月18日に射出しておいた――から、情報収集」
「〈平和パイロット〉アラスカ・シェーデレーアは~」
「――ラザルー星団から1万8000光年に、怪しい船が漂流中?」
「――もちろん、調査だよー」
「すぐさま、現場に到着」
「と」
「――〈混沌の勢力〉の〈反逆タンク〉2部隊が接近中?」
「――もちろん、隠れるよー」
「〈混沌の勢力〉の~」
「通信を、傍受してみましょう」
「――輸送船《バンダ・サリ》が、行方不明になっていて?」
「――移送中の大事な〈キルミズ〉が、行方不明?」
「――カンティランに、知らせるよー」

 以下、次号。

【関連サイト】
・出版社が運営するドイツ公式サイト
[ http://www.perry-rhodan.net/ ]
・他、関連サイトはこちらを参照
[ http://www.rhodan.jp/ ]


◆今回のひとこと

 〈混沌の勢力〉本隊も、いったい、何をやっているのか。


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