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421 [2006/08/28]


Perry Rhodan を中心とするドイツSFと周辺エンターテイメントの断片的情報を、私的興味の範囲でお送りします。

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◆目次
◇ペリー・ローダン近況


◆ペリー・ローダン近況

□ Perry Rhodan-Heft

2349 . Hubert Haensel / Wurmloch ins Solsystem / 星系ソルの虫食い穴
2350 . Uwe Anton / Das schreiende Schiff / 叫ぶ船
2351 . Uwe Anton / Die gefallenen Mächtigen / 堕ちた力強き者たち
2352 . Hans Kneifel / Griff nach Drorah / ドロラー掌握
2353 . Horst Hoffmann / Requiem für einen Mond / 衛星鎮魂曲

□ 2349話「星系ソルの虫食い穴」
[ http://www.perry-rhodan.net/produkte/hefte/1/2349.html ]

 新銀河暦1344年4月8日、自由テラナー連盟の中枢、星系ソル――

「攻めよせる~」
「終末戦隊〈反逆者〉、星系ソル攻略軍――」
「指揮官・双頭副大佐ザルマウル、指揮下~」
「〈反逆タンク〉数万隻」
「守る~」
「〈テラノヴァ・バリア〉――」
「ロレッタ級テンダー96隻からなる、テラノヴァ艦隊が、展開っ」
「星系ソルに侵入しようとする者、すべてを~」
「パラ現実に、投げこむっ」
「すごい、バリア」
「でも~」
「磐石の防御では、ないのです」
「……」
「――〈反逆タンク〉部隊から、集中砲火っ」
「――間隙を、抜け~」
「――小型艦〈暗黒カプセル〉296基が、〈テラノヴァ・バリア〉通過?」
「――戦闘航空団〈マイクロトム〉で、迎撃だっ」
「戦闘航空団〈マイクロトム〉――自由テラナー連盟の秘密兵器」
「〈マイクロトム〉戦闘機は、直径30mの小型球形艦」
「乗員、わずか8名」
「リニア航行は、1回わずかに30秒――ただし、低速でも超光速に移行可」
「装備するのは~」
「高次観測装置〈セクスタント〉」
「MVH砲――多種切替超兵器システム――の、ローテク版」
「インターヴァル砲」
「要するに~」
「〈暗黒カプセル〉対策兵器――ただし、星系内防衛限定、みたいなっ」
「〈暗黒カプセル〉は、ほとんど全基、返り討ち」

 終末戦隊〈反逆者〉星系ソル攻略軍――

「指揮官・双頭副大佐ザルマウル、内心、思うに」
「――なかなかやるな、オレの敵」
「しかし、責任の所在は、明確にしておかねば、なりません」
「――科学担当コニュフェ人ども、計算が甘かったようだなっ」
「――う」
「優秀な科学者、コニュフェ人――」
「女系文化の、蛸型種族」
「少数種族、というか、ほとんど絶滅危惧種」
「名誉挽回の、ために~」
「――〈テラノヴァ・バリア〉に集中砲火、の瞬間~」
「――次回は、もっと大きな物体を送るぞよ」
「計算に、勤しむのでした」

 星系ソル内――

「――〈反逆タンク〉部隊から、集中砲火っ」
「と、同期して~」
「このところ、星系内に、時空に虫食い穴が、できるのです」
「命名〈ハイパー穿孔〉」
「〈ハイパー穿孔〉の、トンネルの、向こう側には~」
「恒星が2つ――白色とオレンジ色――、見え隠れ」
「――いったい、どこ?」
「とは、誰もが、思うところです」
「で」
「――気象制御用の旧式探査機が1基、〈ハイパー穿孔〉に落下っ」
「――向こう側まで、到達?」
「と、なれば~」
「自由テラナー連盟政庁首席ペリー・ローダンは~」
「瞬間切替スイッチ付き」
「黙って見過ごす、筈もなし」
「――探査機、投入だっ」
「2基を、送って~」
「1基が、戻ってきました」
「――ストレンジネス値が、ずいぶん高いですねー」
「――トンネルの向こう側は、異宇宙かも、しれません」
「自由テラナー連盟政庁首席ペリー・ローダンが~」
「いまだ、興奮、さめやらず~」
「執務室に戻ると、手紙がきていました」
「――アトランから、速達?」
「カロン星団より、重要なお知らせ、なのでした」

 4月20日、星系ソル内――

「自由テラナー連盟政庁首席ペリー・ローダンは~」
「――スカラベ級搭載艦を、用意しておくのだっ」
「スカラベ級搭載艦は、自由テラナー連盟の既存艦艇のひとつ」
「丈夫なだけが取柄、直径30mの小型球形艦」
「――〈ハイパー穿孔〉発生?」
「――発進ゴーっ」
「颯爽と、その手で、舵をにぎり~」
「目指すは、〈ハイパー穿孔〉を抜けた、トンネルの向こう側」
「大荒れの、ストレンジネス効果」
「――だが、このペリー・ローダンっ」
「――幾多の宇宙を渡り歩いたのは、伊達ではないっ」
「――あ、トンネルの向こう側に、宇宙船のようなモノがっ」
「その形~」
「角柱のようにも、一部は、円柱のようにも」
「全長とさしわたしの比率、およそ1:5」
「歪んでいるのか、平たくも見えるぞ」
「と、正体不明」
「接近しようとした、その時」
「トンネルが、閉じはじめます」
「あわてて、取舵一杯」
「後髪を引かれる思いで、戻ってきました」

 首都テラニア〈テラノヴァGS〉――

「〈テラノヴァ・バリア〉を、支える~」
「モノクローム・ミュータント意識集合体〈ニュークリアス〉を、支える~」
「集結した、サポーター数万人の、熱い魂の鼓動」
「で」
「このたび~」
「全国ボランティア組織〈テラノヴァ・グローバル〉が、結成されました」
「サポーター志願者を、束ね~」
「さらに、多面的な後背支援をっ」
「民間の立場で、お役に立ちたい、と願う次第です」
「……」
「自由テラナー連盟政庁大臣ホーマー・G・アダムズは~」
「最初~」
「――民間は、マズイだろ」
「でも、そのうち~」
「――とはいえ、なかなか役に立つかも」
「さて」
「全国ボランティア組織〈テラノヴァ・グローバル〉の活動は、多面的」
「政府へと提出する報告書も、多種多様」
「――統計資料・サポーターが見る夢?」
「――恒星が、2つ?」
「――白色と、オレンジ色?」

 5月16日、星系ソル――

「――〈反逆タンク〉部隊から、集中砲火っ」
「――間隙を、抜け~」
「――〈反逆タンク〉――巡洋艦級――6隻、〈テラノヴァ・バリア〉通過?」
「――自由テラナー連盟本国艦隊で、迎撃だっ」
「――機動要塞《プラエトリア》は、分離して、迎撃だっ」
「――ばーん」
「新規配備の、改良ヴリトラ砲――開発元・カロン星団――72門が~」
「戦果をあげて~」
「〈反逆タンク〉は、全隻、返り討ち」
「が」
「自由テラナー連盟本国艦隊の損失、400隻」
「けっして、容認できる数字では、ありません」

 終末戦隊〈反逆者〉星系ソル攻略軍――

「指揮官・双頭副大佐ザルマウル、またもや、思うに」
「――すばらしいぞ、オレの敵」
「しかし、責任の所在は、明確にしておくのが、鉄則です」
「――またもや、科学担当コニュフェ人の、計算が甘かったようだなっ」
「――う」
「コニュフェ人――」
「失地回復の、ために~」
「――次回は、〈反逆タンク〉1部隊を突入させるぞよ」
「――攻撃予定は、5月23日?」
「――コニュフェ人も、自艦《アウリュズ33》にて、突入せよ?」
「けっこう崖っぷち、なのでした」

 星系ソル内――

「自由テラナー連盟政庁首席ペリー・ローダンは~」
「――〈ハイパー穿孔〉発生?」
「――発進ゴーっ」
「ふたたび、スカラベ級搭載艦の、舵をにぎり~」
「〈ハイパー穿孔〉へ、猪突猛進」
「で」
「今回は、トンネルで~」
「異船と、遭遇」
「――ハロー」
「――ざざざ……」
「どうやら無線は、通じぬ気配」
「と」
「――宇宙飛行士のようなモノが、出てきたぞ」
「――失踪していたウチの探査機を、持っているぞ」
「宇宙飛行士のようなモノが~」
「スカラベ級搭載艦に、たどりつき~」
「さあ、交流だ、というときに~」
「――!」
「――異船が、ストレンジネス効果に、呑まれた?」
「――宇宙飛行士のようなモノも、ばったり?」
「――コレは……ロボット?」
「おそらく~」
「ハイテク制御によるモノたち、だったのでしょう」
「自由テラナー連盟政庁首席ペリー・ローダンは~」
「ちょっと、がっかり」
「肩をおとして、トンネルを引き返すのでした」

 5月23日、星系ソル――

「――〈反逆タンク〉部隊から、集中砲火っ」
「――間隙を、抜け~」
「――〈反逆タンク〉1部隊が、〈テラノヴァ・バリア〉を通過……」
「できませんでした」
「……」
「じつは~」
「攻撃の、直前~」
「自由テラナー連盟科学大臣マルコム・S・デーリアンが~」
「――《ロレッタ97》から《ロレッタ108》、配置につけっ」
「〈テラノヴァ・バリア〉を展開する、テラノヴァ艦隊を~」
「増強、していたのです」
「……」
「突入してきた〈反逆タンク〉1部隊は~」
「パラ現実の藻屑」
「コニュフェ人が乗組む、《アウリュズ33》も~」
「パラ現実の藻屑と、消えました」

【訳注】〈テラノヴァGS〉Terranova-TANKSTELLEN

「Die Spender ――言葉の意味は、〈献血者〉」
「元サッカー場で、ヒュプノ昏睡状態になって~」
「夢に燃え、熱き魂の鼓動を、〈ニュークリアス〉に〈献血〉だっ」
「そんな、志願者たち」
「とりあえず、サッカー話の、延長線上~」
「〈サポーター〉と、してみています」
「さて、一方」
「TANKSTELLEN ――言葉の意味は、〈タンク置場〉」
「ドイツ人の、日常では~」
「ガソリンスタンドを、こう呼ぶらしい」
「サッカー話の、延長線上~」
「〈ガス・スタ〉という案も、あることはあり」

【関連サイト】
・出版社が運営するドイツ公式サイト
[ http://www.perry-rhodan.net/ ]
・他、関連サイトはこちらを参照
[ http://www.rhodan.jp/ ]


◆今回のひとこと

 2353話の表題 Requiem für einen Mond / 衛星鎮魂曲 が正解でした。


d-information ◆ 421 [不定期刊] 2006/08/28
発行:y.wakabayashi /rlmdi [ yw@rlmdi.org ]
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