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418 [2006/08/07]


Perry Rhodan を中心とするドイツSFと周辺エンターテイメントの断片的情報を、私的興味の範囲でお送りします。

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◆目次
◇ペリー・ローダン近況


◆ペリー・ローダン近況

□ Perry Rhodan-Heft

2346 . Christian Montillon / Chyndors Weg / チュンドルの道
2347 . Christian Montillon / Die Heiße Legion / 灼熱軍団
2348 . Hubert Haensel / Quarter Phillips Sehnsucht / クォーター・フィリップの憧憬
2349 . Hubert Haensel / Wurmloch ins Solsystem / 星系ソルの虫食い穴
2350 . Uwe Anton / Das schreiende Schiff / 叫ぶ船
2351 . Uwe Anton / Die gefallenen Mächtigen / 堕ちた力強き者たち

□ 2346話「チュンドルの道」
[ http://www.perry-rhodan.net/produkte/hefte/1/2346.html ]

 新銀河暦1345年1月18日、小銀河クォール――

「──警報だっ」
「〈平和ドライバー〉チュンドル──単眼・緑肌のヒューマノイド──と~」
「〈平和ドライバー〉シビヤンと~」
「〈平和ドライバー〉マス・バテが~」
「急行、したのは~」
「小銀河クォール──アンドロメダ銀河の、伴銀河」
「恒星転送機ザクラーン三角形も、ある」
「〈平和ドライバー〉の〈宇宙停留所〉も、ある」
「そんな、小銀河クォールの~」
「星系ファンタマグラ~」
「惑星ディナ・バカ」
「居住種族は、ディナト──レムール人の末裔」
「〈平和ドライバー〉とも、つきあい、浅からず」
「そこで~」
「──異船が、2隻?」
「――どちらも、終末船隊〈反逆者〉の所属艦?」
「──戦ってる?」
「──ばーん」
「──ばーん」
「一方は、完全破壊」
「一方は、惑星ディナ・バカへ、墜落し~」
「微弱な救難信号──到達距離わずか3光年──、を発信するばかり」
「が」
「じつは~」
「惑星ディナ・バカの住民の受難は、ここから始まりました」
「突然」
「地表に広がる、憎悪やら殺意やら」
「――うがーっ」
「――きーっ」
「ディナト種族、みな感化され~」
「憎んで、殺して、争いあって」
「〈平和ドライバー〉一行が、上空から、地表を見れば~」
「――墜落地点周囲に、黒いものが?」
「──進入不能?」
「――計測不能?」
「名づけて〈暗黒ゾーン〉は~」
「あたかも、生あるモノ、のように~」
「――うねうね」
「いきなり、宇宙空間まで、突出してみたり」

 同じ頃、銀河系、惑星テラ、バルトロメ島──

「オレオン・カプセル《探求者》が~」
「戻って、きました」
「〈平和ドライバー〉カンティランと~」
「〈平和ドライバー〉アラスカ・シェーデレーア」
「両名、曰く」
「――惑星オアゴニルの、一大複合都市〈時代のクラトー〉を、発見したのだ」
「――でも、肝心の〈負の球体〉誕生阻止策は、なかったのだ」
「――ま、関係ない発見は、あったのだ」
「――コレが、〈ベクトル・ヘルメット〉っ」
「――コレが、高次元でも方向感覚万全という、優れものでっ」
「……」
「意識集合体〈ニュークリアス〉、曰く」
「――ようするに、成果なし?」
「──次の策を、練りこむ時間が、必要です」
「――その間~」
「――星系ロゼラ・ロザドの〈平和ドライバー〉本部に、一時帰還して~」
「――〈平和ドライバー〉の全面協力を、とりつけてください」

 一方、小銀河クォール、惑星ディナ・バカ──

「オレオン・カプセル《エルスントゥル》――チュンドル機――は~」
「――〈暗黒ゾーン〉を、なんとかするぞ」
「――ディナト種族を、救援するのだ」
「惑星ディナ・バカに、降下強行」
「が」
「果敢と無謀は、紙一重」
「〈暗黒ゾーン〉の、影響なのか~」
「――〈オレオン隠れ頭巾〉、停止?」
「オレオン・カプセルの防御兵器――不可視機能をもつバリア――が~」
「いきなり、機能不全に、なりました」
「――うねうね」
「〈暗黒ゾーン〉の触手に、追われ~」
「――墜落っ」
「――脱出っ」
「その直後~」
「オレオン・カプセル《エルスントゥル》は、消し飛んでしまいました」
「……」
「上空から、見ていた~」
「同僚2名――〈平和ドライバー〉シビヤンと、マス・バテ――は~」
「――チュンドルさん、死す!?」
「訃報は~」
「〈平和ドライバー〉の、連絡網をぬけて~」
「〈宇宙停留所〉から、〈宇宙停留所〉へ」

 一方、銀河系、惑星テラ──

「ひとりの女性テラナーが、履歴書をたずさえ~」
「〈平和ドライバー〉カンティランを、たずねます」
「――コスミュエル・ケイン、40歳」
「――係累なし。孤児だから」
「――現職は、TLD工作員」
「――〈平和ドライバー〉に、なりたいのです」
「――せっかくですが、ごめんなさい」
「コスミュエル・ケインは、懲りずに~」
「〈平和ドライバー〉アラスカ・シェーデレーアを、たずねます」
「――〈平和ドライバー〉に、なりたいのです」
「即決・内定」
「で」
「〈平和ドライバー〉カンティランが~」
「〈平和ドライバー〉アラスカ・シェーデレーアに~」
「理由を、たずねると」
「――カピン片のおかげで、わかるのだ」
「――?」
「――コスミュエル・ケインさんは、テラナーに化けた、サイノなのだ」
「――!」
「――じつは、本人も、1ヶ月前に、自覚したそうだ」
「自覚の、きっかけは~」
「――アルケティム」
「――〈負の球体〉」
「これら流行語を耳にしたこと、とか」

 オレオン・カプセル《探求者》は、3名を乗せ、惑星テラを発進――

「デヴォルター第2惑星の〈宇宙停留所〉、経由~」
「星系ロゼラ・ロザドの〈平和ドライバー〉本部、行き~」
「の、予定」
「デヴォルター第2惑星の〈宇宙停留所〉で、途中停車」
「――〈平和ドライバー〉の、連絡網を使って~」
「――あらかじめ、〈平和ドライバー〉総集会を、呼びかけておこう」
「が」
「デヴォルター第2惑星の〈宇宙停留所〉には~」
「思わぬ、警報と訃報が、届いていました」
「――チュンドルさん、死す!?」
「――ありえないっ」
「即、馳せ参じたい、ところなれど~」
「デヴォルター第2惑星の〈宇宙停留所〉は、転送機・故障中」
「で」
「銀河系サウスサイドの〈宇宙停留所〉、経由~」
「小銀河クォール、行き~」
「という、少々、まわり道」
「それでも~」
「1月20日には~」
「星系ファンタマグラに、到着」
「惑星ディナ・バカの、地表を、見れば~」
「あたかも、生あるモノ、のように~」
「――うねうね」
「──これが、〈暗黒ゾーン〉?」
「〈平和ドライバー〉アラスカ・シェーデレーアは~」
「〈暗黒のエレメント〉を、思い出すのでした」

 惑星ディナ・バカ地表──

「〈平和ドライバー〉チュンドルは~」
「〈暗黒ゾーン〉の源=〈反逆者〉墜落船への接近を、こころみます」
「でも」
「果敢と無謀は、紙一重」
「近づけば濃くなる、憎悪やら殺意やら」
「方向感覚喪失、遭難寸前」
「なんとか~」
「地元の都市まで、戦術的撤退です」
「が」
「地表に広がる、憎悪やら殺意やら」
「ディナト種族、みな感化され~」
「――おまえが、来たからだっ」
「――おまえが、憎悪やら殺意やら、持ちこんだんだっ」
「あらぬ誤解まで、うける始末」
「……」
「じつは~」
「〈平和ドライバー〉チュンドルには~」
「超能力が、あります」
「〈プシ・カリスマート〉」
「強力なカリスマで、周囲のヒトは信奉者」
「が」
「――うがーっ」
「――きーっ」
「荒れ狂う、都市の人口は、万人単位」
「焼け石に水、なのでした」

 惑星ディナ・バカ上空、オレオン・カプセル《探求者》――

「〈平和ドライバー〉アラスカ・シェーデレーアは~」
「考えた」
「――墜落船の救難信号を、増幅発信だ」
「――〈反逆者〉の救助を、呼ぶのだ」
「――〈暗黒ゾーン〉は、〈反逆者〉に解決してもらえば良いのだ」
「〈平和ドライバー〉シビヤンと~」
「〈平和ドライバー〉マス・バテに~」
「――救難信号の増幅発信と、探知などを、お願いしますっ」
「で」
「オレオン・カプセル《探求者》は~」
「――チュンドルさんを、救出するのだ」
「惑星ディナ・バカに、降下強行」
「早速~」
「〈平和ドライバー〉チュンドルと、合流できました」
「4人で、あらためて~」
「〈暗黒ゾーン〉の源=〈反逆者〉墜落船への接近を、こころみます」
「近づけば濃くなる、憎悪やら殺意やら」
「方向感覚喪失、のところ~」
「〈平和ドライバー〉アラスカ・シェーデレーアは~」
「――〈ベクトル・ヘルメット〉のおかげで、方向感覚は良好だ」
「コスミュエル・ケインさんも~」
「――だって、わたしは、サイノだから」
「平気な、2名は~」
「領域へ、突入」
「〈平和ドライバー〉カンティランは~」
「領域の、ぎりぎり外で、待機」
「〈平和ドライバー〉チュンドルは~」
「オレオン・カプセル《探求者》で、待機することに」

 惑星ディナ・バカ地表、〈反逆者〉墜落船――

「〈暗黒ゾーン〉の源は~」
「深さ200mのクレーター――黒い光を放つ――の底」
「〈平和ドライバー〉アラスカ・シェーデレーアは~」
「単身、ザイルで、降下」

 惑星ディナ・バカ地表、オレオン・カプセル《探求者》――

「〈平和ドライバー〉チュンドルは~」
「事態の急変を、知らされます」
「――〈反逆者〉の救助だか、追っ手だかが、もう来ている?」
「――〈反逆者〉艦――直径200m――1隻が、星系に接近中?」
「――即時撤収だっ」
「〈平和ドライバー〉カンティランに~」
「無線で、連絡」
「が」
「領域の中までは、通信が届きません」
「領域の、ぎりぎり外で~」
「〈平和ドライバー〉カンティランは~」
「考えた」
「――そうだっ」
「〈平和ドライバー〉カンティランには~」
「超能力が、あります」
「天性の〈動物使い〉――または、〈虫使い〉」
「だから、いつも、腰のベルトには~」
「〈ドワーマリス〉――カンティランが使役する虫兵団――の、巣箱がっ」
「……かさささっ」
「〈ドワーマリス〉巣箱を、腰のベルトから、地面へ」
「……かささっ」
「〈ドワーマリス〉女王虫2匹を、掌に~」
「いざ、領域の中へ」
「領域の中から、領域の中へなら、通信も届くのです」
「コスミュエル・ケインさんに~」
「――即時撤収だっ」
「そうして~」
「〈平和ドライバー〉カンティランは~」
「おもむろに、女王虫2匹を、地面に放す」
「……かささっ」
「充満する、憎悪やら殺意やら、の中~」
「悠然と、巣箱への道をたどる、女王虫2匹」
「方向感覚に、一点の曇りもありません」
「――さすが、オレの虫っ」

 惑星ディナ・バカ地表、〈反逆者〉墜落船――

「〈平和ドライバー〉アラスカ・シェーデレーアは~」
「遭遇、していました」
「――これが、〈暗黒ゾーン〉の源?」
「――これは、うわさの〈暗黒捜査官〉?」
「あるいは~」
「〈暗黒捜査官〉が、どうにかなってしまったモノかも」
「形容困難なモノ」
「この宇宙の産とも、思われず」
「――やはり、〈暗黒のエレメント〉の眷属?」
「ぐるぐるして、思考力麻痺・行動力皆無の、ところ~」
「突然」
「――おわわっ」
「力まかせに、身体を縛ったザイルが引かれ~」
「クレーターの、上へ」
「――即時撤収よっ」
「コスミュエル・ケインさんは~」
「遭遇したモノにショック大の、アラスカ・シェーデレーアと~」
「虫の歩みの、カンティランを~」
「なんとか、領域の外へ」
「4人を乗せた、オレオン・カプセル《探求者》は~」
「無事、惑星ディナ・バカ離脱に、成功したのでした」

 そして――

「到来した〈反逆者〉艦――これも〈暗黒捜査官〉艦――は~」
「――ばーん」
「惑星ディナ・バカ地表の〈反逆者〉墜落船を、一撃破壊」
「どうやら~」
「〈暗黒捜査官〉にも、内部抗争のようなものが、あるらしい」
「こんな認識をあらたにした、事件でありました」

 以下次号。

【関連サイト】
・出版社が運営するドイツ公式サイト
[ http://www.perry-rhodan.net/ ]
・他、関連サイトはこちらを参照
[ http://www.rhodan.jp/ ]


◆今回のひとこと

 気がつけば、いよいよ、サイクル半分です。


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