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413 [2006/07/03]


Perry Rhodan を中心とするドイツSFと周辺エンターテイメントの断片的情報を、私的興味の範囲でお送りします。

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◆目次
◇ペリー・ローダン近況


◆ペリー・ローダン近況

□ ATLAN 新シリーズ Lepso-Trilogie

「現在刊行中の、新アトラン・ヘフト・シリーズ――隔週刊」
「その閉幕後~」
「3冊、ポケットブックがでるらしい」
「惑星レプソ3部作」
「アトランが、伝説のUSOの大提督だったころ」

 Fan-Pro (Fantasy Productions) 社による。
 11月、刊行開始予定。

□ Perry Rhodan-Heft

2341 . Frank Böhmert / Die Ratten der JERSEY CITY / 《ジャージー・シティ》の鼠たち
2342 . Hubert Haensel / In der Kaverne des Laboraten / 研究者の地下壕で
2343 . Hubert Haensel / Dantyrens Qual / ダンティレンの苦痛
2344 . Arndt Ellmer / Die Rebellen von Trakarat / トラカラトの反逆者たち
2345 . Arndt Ellmer / Im Clateaux der Zeiten / 時代のクラトー
2346 . Christian Montillon / Chyndors Weg / チュンドルの道
2347 . Christian Montillon / Die Heiße Legion / 灼熱軍団

 新作家 Christian Montillon ――
 1974年6月22日生まれ。
 Dämonenkiller 外伝、BASTEI 社のヘフトを経て、ATLAN-Heft を執筆。
 Perry Rhodan-Heft 初の執筆で、いきなり2連作を担当する。

□ 2341話「《ジャージー・シティ》の鼠たち」
[ http://www.perry-rhodan.net/produkte/hefte/1/2341.html ]

 新銀河暦1345年3月、銀河系中心部、カロン星団――

「カロン星団は、〈構造吹雪〉に閉ざされています」
「カロニー種族の〈構造パイロット〉が操縦する、〈構造散花〉だけが~」
「安全航行可能」
「銀河系への侵略者〈反逆者〉も、侵入困難」
「自由テラナー連盟は~」
「カロン星団、星系ジョナサンに、拠点を建設」
「対抗兵器の研究など、いたしておりました」

 自由テラナー連盟艦《ジャージー・シティ》、銀河系内を航行中――

「艦長フロル・ランガーは~」
「困って、いました」
「けっこう優秀な部下――技術少尉クレオ・イェルヴィントンさん」
「新任の大尉――ヴァビアン・ベールトリングくん」
「仲の悪いこと、尋常とは思われず」
「艦長の、立場では~」
「あまり、個人の領域に、踏みこめず~」
「あれこれ、思いめぐらし~」
「――ふたりは、以前、夫婦だったとか・そうでないとか?」
「――大尉は、10年前くらいに重過失致傷の前科があるとか・ないとか?」
「――だから?」
「――それが、どうしたというのだ?」
「――きーっ」
「思いつめて、しまったようです」
「――懲罰っ……両名に、艦内下水道の害虫駆除を、命ずっ」
「……」
「――あのー、ボク、虫恐怖症なんですけど」
「――ほらほら、虫よ~」
「――!」
「――ほほほ」
「艦内下水道で、はじまる~」
「もと夫婦――ただし、どちらも軍人――の、ケンカ」
「結果~」
「両者、昏倒」

 半日後――

「意識を、とりもどした~」
「もと夫婦」
「技術少尉クレオ・イェルヴィントンさん」
「大尉ヴァビアン・ベールトリングくん」
「艦内の静寂、尋常とは思われず」
「――!」
「自由テラナー連盟艦《ジャージー・シティ》は~」
「銀河系への侵略者〈反逆者〉に~」
「拿捕されて~」
「もと乗員は、すでに、皆殺し」
「〈反逆者〉の一隊が~」
「艦内のすべてを、すでに、掌握していました」
「指揮官は、双頭副大佐――頭がふたつ――クロトカヴ」
「向かって左側は、ガンシュカル人――鳥のような技術種族」
「向かって右側は、アウォウル人――ヒューマノイドの首狩部隊種族」
「――マイクロけだもの120名、搭乗だ」
「――コーダ・アリエル6家族、搭乗だ」
「どちらも、潜入工作部隊」
「目的は~」
「――天然の要害・カロン星団に、潜入だ」
「――自由テラナー連盟、ジョナサン研究所に、破壊工作だ」
「これは、もう~」
「人類の、危機でしょ」
「……」
「もと夫婦」
「技術少尉クレオ・イェルヴィントンさん」
「大尉ヴァビアン・ベールトリングくん」
「10年前~」
「両名は~」
「かの〈ゴン・オルボンさま〉の信徒、でした」
「高度技術を否定した、信者村での新婚生活」
「が」
「難産でした」
「母体を、守って~」
「子供は、死産」
「高度技術があれば、救えた生命」
「――すまない。オレのせいだっ」
「――許さない。逃げたわねっ」
「かくして、両名は、異なる道を歩み~」
「ここに、再会」
「が」
「人類の、危機でしょ」
「夫婦ゲンカは、一時休戦です」

 自由テラナー連盟艦《ジャージー・シティ》、カロン星団へ航行中――

「もと夫婦」
「技術少尉クレオ・イェルヴィントンさん」
「大尉ヴァビアン・ベールトリングくん」
「――ほらほら、有名な寄生虫〈エルトルス百足〉よ~」
「――な……なんで、そんなモノが、ここに?」
「――ほほほ」
「コーダ・アリエル6家族は、虫にたかられ、人事不省」
「マイクロけだもの120名は、害虫退治に、総員出動」
「で」
「両名は~」
「給水タンクに、潜んだところを~」
「――あそこに、だれかいる?」
「――あそこに?」
「マイクロけだもの部隊に、追いつめられますが~」
「――!」
「両名にとっては、運が良いことに~」
「――別に、生きのびていた、乗員が?」
「かわりに、捕獲されてくれたのでした」

 新銀河暦1345年4月7日、銀河系中心部、カロン星団外縁――

「自由テラナー連盟艦《ジャージー・シティ》は~」
「――SOSっ」
「――〈反逆者〉に、追跡されているんだっ」
「双頭副大佐クロトカヴ――もと艦長の立体映像をかぶった――の~」
「迫真の、演技」
「かけつけた、カロニー種族の〈構造散花〉に、曳航され~」
「無事、カロン星団の〈構造吹雪〉の、その中へ~」
「突入成功」
「で」
「双頭副大佐クロトカヴは~」
「戦隊モーティヴェーターを、投入」
「連結した〈構造散花〉に……たちこめる煙のようなもの」
「――超強力な動機づけを、してやるぜっ」
「――〈反逆者〉さまに、尽くしますっ」

 自由テラナー連盟艦《ジャージー・シティ》、カロン星団内を航行中――

「もと夫婦」
「技術少尉クレオ・イェルヴィントンさん」
「大尉ヴァビアン・ベールトリングくん」
「――ほらほら、艦の全兵装をハッキングよ。使用不能よ~」
「――スペースジェット2隻に、自動送信をプログラムしたぞっ」
「――ほほほ」
「……」
「自由テラナー連盟艦《ジャージー・シティ》は~」
「星系ジョナサンに、到着」
「と」
「突如、搭載艇が送信開始した、警告シグナル」
「――!」
「双頭副大佐クロトカヴは~」
「――バリアだっ」
「――警告シグナルを、遮断だっ」
「と、のりきって~」
「――惑星を、砲撃……混乱に乗じて、潜入部隊、降下だっ」
「――!」
「――え……全兵装・使用不能?」
「と、のりきれ、ませんでした」
「――やむをえん。一時撤退だっ」
「自由テラナー連盟艦《ジャージー・シティ》は~」
「〈構造散花〉に、曳航され~」
「星系ジョナサンを、離脱」
「ふたたび、〈構造吹雪〉の、その中へ~」
「逃げこみます」
「……」
「もと夫婦」
「技術少尉クレオ・イェルヴィントンさん」
「大尉ヴァビアン・ベールトリングくん」
「〈構造散花〉との連結通路に、追いこまれました」
「――ほらほら、手榴弾よ~」
「――おいっ」
「――ほほほ」
「――ばーん」
「爆弾一発」
「〈構造散花〉との連結が、切れました」
「戦隊モーティヴェーターの影響が、消え~」
「――〈反逆者〉さまに、尽くし……ませんっ」
「〈構造散花〉の〈構造パイロット〉が、錯乱し~」
「自由テラナー連盟艦《ジャージー・シティ》も~」
「〈構造散花〉も~」
「乗せていた、すべてのモノも~」
「荒れ狂う、〈構造吹雪〉の中で~」
「――ばばーん」

 星系ジョナサン、自由テラナー連盟ジョナサン研究所――

「――!」
「――いったい……何が?」
「真実が知られることは、なかったという」

【関連サイト】
・出版社が運営するドイツ公式サイト
[ http://www.perry-rhodan.net/ ]
・他、関連サイトはこちらを参照
[ http://www.rhodan.jp/ ]


◆今回のひとこと

 ハリウッド映画の、ようですね。


d-information ◆ 413 [不定期刊] 2006/07/03
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