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412 [2006/06/26]


Perry Rhodan を中心とするドイツSFと周辺エンターテイメントの断片的情報を、私的興味の範囲でお送りします。

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◆目次
◇ペリー・ローダン近況


◆ペリー・ローダン近況

□ Perry Rhodan-Heft

2340 . Uwe Anton / Zum Tee bei Jonas Untergang / 夕日のジョナを見ながらお茶を一杯
2341 . Frank Böhmert / Die Ratten der JERSEY CITY / 《ジャージー・シティ》の鼠たち
2342 . Hubert Haensel / In der Kaverne des Laboraten / 研究者の地下壕で
2343 . Hubert Haensel / Dantyrens Qual / ダンティレンの苦痛
2344 . Arndt Ellmer / Die Rebellen von Traktarat / トラクタラトの反逆者たち
2345 . Arndt Ellmer / Im Clateaux der Zeiten / 時代のクラトー

□ 2340話「夕日のジョナを見ながらお茶を一杯」
[ http://www.perry-rhodan.net/produkte/hefte/1/2340.html ]

 新銀河暦1345年2月14日、銀河系中心部、カロン星団――

「カロン星団は、〈構造吹雪〉に閉ざされています」
「居住するカロニー種族の〈構造パイロット〉だけが、安全航行可能」
「銀河系ねこそぎ露天掘り――の侵略者〈反逆者〉も、侵入困難」
「と、なれば」
「自由テラナー連盟にとっては、好都合」
「――同盟してください」
「カロニー種族に、ことわる理由はありません」
「で」
「星系ジョナサン」
「恒星ジョナをめぐる~」
「惑星ジョナサンは、嵐の惑星」
「カロニー種族も、居住困難」
「――研究施設を、設営したいのです」
「カロニー種族に、ことわる理由はないのでした」
「で」
「昨年9月以来~」
「自由テラナー連盟と〈カロン軍団〉の輸送活動、倦むことを覚えず」
「ほぼ、完成の~」
「自由テラナー連盟、ジョナサン研究所」
「施設の中枢、フォトン市は~」
「そのまま、ポスビのクェーサー級〈LFT-BOX〉」
「嵐がおだやかな、4つの谷の、谷底に~」
「銀河系各地から集結した人材、すでに40万人」
「戦艦200隻」
「弩級戦艦50隻」
「〈LFT-BOX〉40隻」
「テンダー、輸送艦も、そこそこに」
「所長は、ウレンゴル家のアクタクル――アルコン帝国の知将・最高頭脳」
「――ヴリトラ砲を、改良です」
「もちろん~」
「自由テラナー連盟とアルコン帝国は、犬猿の仲」
「ヴリトラ砲は、アルコン帝国の最重要機密兵器」
「が」
「アルコン帝国の主星系は、すでに〈反逆者〉の制圧下」
「自由テラナー連盟の主星系は、〈反逆者〉部隊に包囲され~」
「こんな、危機的状況下~」
「――力を、合わせるのです」
「――〈反逆者〉の超バリア〈フラクタル亀裂鐘〉を、破壊です」
「ウレンゴル家のアクタクルに、ことわる理由はありません」

 自由テラナー連盟、ジョナサン研究所――

「テラナー、デルマー・シェトルくん」
「職業――ヴリトラ砲研究チーム所属の、ハイパー物理学者」
「趣味――植物学者」
「というより、園芸バカ」
「――は……しまった」
「うっかり、温室なんぞを、建ててしまいました」
「もちろん、無認可」
「そんな~」
「園芸バカ、デルマー・シェトルくん」
「意中の女性も、います」
「――はぁ……でも、オレなんかじゃなぁ」
「どうやら、自覚は、あるのでした」

 新銀河暦1345年2月17日、ジョナサン研究所――

「ヴリトラ砲研究チームの、研究現場」
「――〈反逆者〉の巡洋艦のようなもの〈反逆タンク〉が、こんな感じ」
「――改良ヴリトラ砲が、こんな感じ」
「――ここに~」
「――発見者級艦10隻のトランスフォーム砲が、こんな感じ」
「――ばーん」
「――よし、シュミレーションは、完璧だっ」
「で」
「所長、ウレンゴル家のアクタクルは~」
「自由テラナー連盟発見者級艦《レイフ・エーリクソンII》へ~」
「自由テラナー連盟政庁大臣レジナルド・ブルに~」
「こんな話」
「――ヴリトラ砲を、貴艦で実験するのです」
「もちろん~」
「改良ヴリトラ砲の効果は、計算値」
「現場で効果がなければ、犬死です」
「が」
「こんな、緊迫した、状況下~」
「自由テラナー連盟政庁大臣レジナルド・ブルに、ことわる道理はありません」

 同じ頃――

「テラナー、ラデク・バイベルくん」
「元、ホイッスラー・カンパニーの保安要員」
「大企業、ホイッスラー・カンパニーを、辞めて~」
「惑星テラから~」
「商業惑星オリンプ経由~」
「ジョナサン研究所へ~」
「長い旅路の、途上にありました」
「目的は~」
「――アコン人の、スパイが?」
「――ジョナサン研究所の、ヴリトラ砲研究チームに、潜入?」
「――サイバネティック技術者を、やっているって?」
「――待っていろよぉぉぉっ」
「いろいろ、事情も、あるのでした」

 新銀河暦1345年4月、ジョナサン研究所――

「ヴリトラ砲研究チームの、作業現場」
「――自由テラナー連盟発見者級艦《レイフ・エーリクソンII》へ、装備完了」
「――シミュレーションが、こんな感じ」
「――てことは?」
「――危険だが、現地操作員が、必要だ」
「――危険だが、デルマー・シェトルくんが、行くのだ」
「――あのぉ……ボク、植物に水をあげないと……」
「ことわる理由には、なりません」

 カロン星団近傍――

「展開する~」
「自由テラナー連盟発見者級艦の、一部隊」
「自由テラナー連盟発見者級艦にして旗艦《レイフ・エーリクソンII》」
「指揮官、自由テラナー連盟政庁大臣レジナルド・ブル」
「で」
「マーキュリー級急使巡洋艦《オーベルク》が~」
「――SOSっ」
「偽の、救難信号を、発信して、みたり」
「〈反逆者〉の巡洋艦のようなもの〈反逆タンク〉1隻が~」
「――獲物だっ」
「と、ばかり、接近して、みたり」
「そのとき~」
「自由テラナー連盟政庁大臣レジナルド・ブルは、叫ぶっ」
「――攻撃開始っ」
「〈反逆タンク〉の超バリア――フラクタル亀裂鐘」
「網目状の、構造亀裂バリア」
「ハイパースペクトルの高周波数帯域で充電、とかいう~」
「アンティの個体バリア強化、のようなこと、もしているらしい」
「通常~」
「自由テラナー連盟艦隊の、攻撃は~」
「からめとられて~」
「吸収されて~」
「効果なし」
「そこで~」
「――改良ヴリトラ砲っ」
「現地操作員デルマー・シェトルくんの、出番です」
「新USOと自由テラナー連盟の〈不協和音砲〉に、似た~」
「KNK――〈こじあけたままのノゾキ穴から巨砲〉――原理で~」
「まず、超光速のチューブ状フィールドが、敵艦バリアに、がしっ」
「螺旋状チューブ状フィールドが~」
「――ぐりぐりっ」
「敵艦バリアに、穴をうがつ」
「で」
「必殺のビームが、チューブ状フィールドを抜けて、突進」
「敵艦バリアを、貫通して……」
「――ばーん」
「〈反逆タンク〉殲滅です」
「――やったぞ、改良ヴリトラ砲っ」
「――すばらしいぞ、デルマー・シェトルっ」
「もちろん~」
「すべては~」
「ヴリトラ砲研究チームの、成果」
「ジョナサン研究所所長、ウレンゴル家のアクタクルの、成果」
「でも」
「――ああっ、ちょっと英雄あつかい」
「気分は、悪くありません」

 同じ頃、ジョナサン研究所――

「ヴリトラ砲研究チームの、そのあたり」
「テラナー、ラデク・バイベルくんが~」
「くだんの、アコン人と~」
「対峙して、いたり」
「――ジョナサン研究所の、ヴリトラ砲研究チームに、潜入したのは?」
「――エネルギー・コマンドのために、潜入したのではない、って?」
「――銀河系の一員として、計画を支援するって?」
「もちろん~」
「自由テラナー連盟とアコン帝国は、犬猿の仲」
「改良ヴリトラ砲は、自由テラナー連盟の最重要機密兵器」
「が」
「アコン帝国の主星系は、すでに〈反逆者〉の制圧下」
「スパイの祖国は、すでになし」
「ラデク・バイベルくんは、告発する気を、なくすのでした」

 ジョナサン研究所――

「テラナー、デルマー・シェトルくん」
「園芸バカ」
「ハイパー物理学者」
「改良ヴリトラ砲で、〈反逆タンク〉を破壊した、ちょっとした英雄」
「そんな~」
「テラナー、デルマー・シェトルくん」
「ちょっと、自信もつきました」
「電車から~」
「くだんの意中の女性に、勇気をもって、声をかけます」
「――あの……夕日のジョナを見ながら、お茶を一杯いかがでしょう」

【関連サイト】
・出版社が運営するドイツ公式サイト
[ http://www.perry-rhodan.net/ ]
・他、関連サイトはこちらを参照
[ http://www.rhodan.jp/ ]


◆今回のひとこと

 やればできる、じゃないですか。


d-information ◆ 412 [不定期刊] 2006/06/26
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