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404 [2006/05/01]


Perry Rhodan を中心とするドイツSFと周辺エンターテイメントの断片的情報を、私的興味の範囲でお送りします。

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◆目次
◇ペリー・ローダン近況


◆ペリー・ローダン近況

□ Perry Rhodan-Heft

2332 . Michael Marcus Thurner / Die Psychial-Werber / サイシャル募集官
2333 . Michael Marcus Thurner / Die Universale Schneise / 宇宙林道
2334 . Leo Lukas / Im Auftrag der Friedensfahrer / 平和ドライバーの委託をうけて
2335 . Leo Lukas / Das Geheimnis der Enthonen / エントン人の秘密
2336 . Robert Feldhoff / Das Wunder von Terra / テラの奇蹟
2337 . Horst Hoffmann / Unter Prophozeuten / プロフォツォイト人のもと

□ 2332話「サイシャル募集官」
[ http://www.perry-rhodan.net/produkte/hefte/1/2332.html ]

 新銀河暦1344年12月30日、朝7:30、星系ソル――

「星系ソルを覆う〈テラノヴァ・バリア〉の、外では~」
「〈反逆者〉の〈反逆タンク〉64隻が、展開中」
「一方~」
「惑星テラ、首都テラニアでは~」
「政庁首席ペリー・ローダンと~」
「政庁次官モンドラ・ダイアモンドが~」
「朝食中」
「と」
「――警報?」
「――星系外縁の通信ゾンデに、通信が届いた?」
「――宛先は?」
「――惑星テラ、バルトロメ島?」
「――モノクローム・ミュータント意識集合体〈ニュークリアス〉様?」
「とりいそぎ~」
「政庁次官モンドラ・ダイアモンドさんが、その足で、郵便配達」
「そのあいだ~」
「科学大臣マルコム・S・デーリアンは、暗号解読なぞ、こころみますが~」
「力、およばず」

 惑星テラ、バルトロメ島――

「政庁次官モンドラ・ダイアモンドさんは~」
「意識集合体〈ニュークリアス〉の代表者、ファウン・スズケに、面会」
「――暗号、ですねー」
「――意識集合体〈ニュークリアス〉の総力をあげて、解読しましょう」
「そうこう、するうちに~」
「政庁首席ペリー・ローダンと~」
「グッキーも、到着」
「――意識集合体〈ニュークリアス〉が、総力をあげて、解読しました」
「――文面は、ですねー」
「――新銀河暦1345年1月1日?」
「――銀河系の潜在的支援者の使者1名、到着予定?」

 新銀河暦1345年1月1日、惑星テラ、バルトロメ島――

「異船――全長48m、全幅22m、素材は緑ガラスのよう――、到着」
「上陸する、ヒューマノイド2体」
「出迎える、政庁首席ペリー・ローダンと、お供の面々」
「――ハロー」
「――は、ハロー?」
「異人1名は、じつは、見知った仮面の男」
「――アラスカ……シェーデレーア?」
「もう1名は、これも、見知ったヒゲ面の男」
「――か……カンティラン?」
「出迎えた、政庁首席ペリー・ローダンと、お供の面々は~」
「驚愕、というより~」
「正直、肩透かしに、がっくり」
「そうこう、するうちに~」
「ミュータント、スタータック・シュレーダーと~」
「ミュータント、トリム・マラートも、到着」
「とにかく~」
「アラスカ・シェーデレーアの話を、聞いてみましょう」
「――じつは、ですねー」
「――新銀河暦1312年に、《ソル》と別れてから~」
「――こんなコトが、あったのです……」

 新銀河暦1312年5月28日、〈最初のトレゴン〉――

「超知性体トレゴン、滅亡」
「〈無限への架け橋〉、破壊」
「そして~」
「コスモクラートの使者ロボット、カイロル3世は~」
「〈時の泉〉を、開きます」
「――さらばです」
「〈時の泉〉が、閉じます」
「と、そこに~」
「――待ってくれっ」
「衝動的に跳びこんだのが、アラスカ・シェーデレーア」
「と、つきしたがう、ラムーニ鳥1羽」
「……」
「じつは、〈最初のトレゴン〉にいたる道すがら~」
「アラスカ・シェーデレーアは~」
「ひとりの、女性と知り合いました」
「サンブリ・ユラ――コスモクラートの使者」
「サンブリ・ユラ――青い転子状船《光力》を、駆り~」
「サンブリ・ユラ――宇宙各所の〈大群〉を、停止させてまわったり」
「彼女との、経緯あれこれ、のうちに~」
「アラスカ・シェーデレーアは~」
「ふたたび、顔面にカピン片を寄生させることに」
「――オレの、顔面カピン片」
「――とってくれぇぇぇ」
「……」
「――という次第で、サンブリさんと再会、の機会がほしいのです」
「――ほほう」
「コスモクラートの使者ロボット、カイロル3世は~」
「〈時の泉〉を、設定あれこれ」
「――ここへ跳びこめ、と?」
「――力をたどるがよい、です」
「――?」
「――では、さらばです」
「コスモクラートの使者ロボット、カイロル3世は~」
「自分の青い転子状船に乗船すると、躊躇なく発進」
「アラスカ・シェーデレーア」
「と、つきしたがう、ラムーニ鳥1羽」
「〈時の泉〉へ、入ります」

 ヴァラテルギル銀河、農耕惑星〈2-オルトゥゴス〉――

「住民は、オルトゥグ人」
「身長1.5m――寸胴だけれど、痩身で、割合と脚は長い」
「薄い唇、福耳、緑複眼、25cmにも達する長い鼻」
「……」
「アラスカ・シェーデレーア」
「と、つきしたがう、ラムーニ鳥1羽」
「〈時の泉〉から、出てみると~」
「オルトゥグ人の都市アンダ・イルトの、近郊」
「ふりかえれば、〈時の泉〉は、すでになし」
「とりあえず~」
「地元民と、仲良くなりましょう」
「――ハロー」
「――は、ハロー?」
「――ボク、アラスカ・シェーデレーア」
「――ワタシ、〈ぐるとぶん〉」
「――子音ばかりで、発音しにくいねー。〈ガルテンバイン〉で、良い?」
「早速、友達が、できました」
「地元のバー――非地元民もいる――に行って、情報収集してみましょう」
「――いよいよ、〈サイシャル募集官〉、来訪だねー」
「――いよいよ、明日だねー」
「――〈サイシャル募集官〉って?」
「――いよいよ、だねー」
「誰も、説明してくれません」
「……」
「その晩は~」
「友達のガルテンバインの家に、宿泊」
「翌朝~」
「――〈サイシャル募集官〉のところに、行くの?」
「――そうです」
「――〈サイシャル募集官〉って?」
「――身支度の邪魔なので、早く出ていってください」
「追い出されました」
「……」
「市街を、うろついてみましょう」
「――あれは、昨晩バーにいた非地元民」
「拒絶されると困るので、ゾンデを送って探ります」
「――ばしゅ(ゾンデが破壊される音)」
「――なに勝手に探っとるんだっ」
「怒られました」
「――ボク、アラスカ・シェーデレーア――テラナーです」
「――わしは、ザ=ヴァ=リン・カール――アルトゥク人の感応者じゃ」
「このときは、お互い、多くを語らず」
「自己紹介の、間柄」

 都市アンダ・イルトの、大広場――

「地元民10万人が、集結」
「その中央に、降臨する~」
「〈サイシャル募集官〉――形状さだまらぬ黒炎のようなもの」
「〈サイシャル募集官〉の、もとで~」
「地元民たちは~」
「――ク・ケーロっ」
「と、絶叫して、ばったり」
「黒炎は~」
「――ぼぼぼっ」
「と、勢いを増す」
「つぎつぎと~」
「――ク・ケーロっ」
「――ぼぼぼっ」
「メンタル成分を、吸引されているようです」
「あとには~」
「死屍累々10万人」
「そこには~」
「子音ばかりで発音しにくい、あの友達も、いるのでしょう」

 翌朝、〈サイシャル募集官〉の宇宙船が出航する、という――

「謎を、解くため~」
「密航覚悟の、アラスカ・シェーデレーア」
「と、つきしたがう、ラムーニ鳥1羽」
「が」
「――何者?」
「――子音ばかりで発音しにくい、あのヒトの、友達なんです」
「――友達・親戚なら、〈ク・ケーロ道〉に参列して良し」
「どうやら、惑星ごと、1000人まで~」
「友達・親戚の〈サイシャル〉に、同行し~」
「儀式〈ク・ケーロ道〉に列席することを、認められているのです」
「〈サイシャル募集官〉の宇宙船は~」
「一路、商業惑星ク・アンラングンへ」

 商業惑星ク・アンラングン、儀式〈ク・ケーロ道〉会場――

「諸惑星から、〈サイシャル募集官〉5000体の黒炎が、集結」
「上空に、来訪する~」
「お迎えの船――コスモクラートの使者の、青い転子状船」
「――!」
「アラスカ・シェーデレーアは、狂喜します」
「――《光力》だっ」
「――サンブリ・ユラだっ」
「が」
「この機会を、逃せば~」
「2度と、あいまみえる機会は、ないでしょう」
「――ラムーニ鳥、ボクの想いを、どうかサンブリさんにっ」
「――ばささっ」
「――おーい、サンブリさーん」
「――?」
「――よかったよー。気がついてくれたよー」
「こうして~」
「アラスカ・シェーデレーアは~」
「サンブリ・ユラと、再会を、果たしたのでした」
「……」
「サンブリ・ユラが、語る~」
「儀式〈ク・ケーロ道〉の、真相――」
「――つまり~」
「――ハイパー物理学的抵抗の増大が、ハイテクをみんなダメ、にするのよ」
「――それで~」
「――超知性体〈ク・ケーロ〉の滋養強壮に〈サイシャル〉、なのよ」
「――メンタル成分は、超知性体〈ク・ケーロ〉の中で、永遠に生きるのよ」
「ここまでは、得心がいきました」
「つぎは、本題――」
「――オレの顔面カピン片を、なんとかしてください」
「――ソレは、あなたの深層心理の産物……あなたのモノよ」
「――だから、そこを、なんとか」
「――さらば、よ」
「――だから、とってくれぇぇぇ」

 商業惑星ク・アンラングン――

「〈サイシャル募集官〉を満載して、出航する~」
「サンブリ・ユラの青い転子状船《光力》」
「呆然として、見送るのは~」
「あいかわらず仮面の男、アラスカ・シェーデレーア」
「……」
「市街を、うろついてみましょう」
「――おや」
「――あなたは……農耕惑星〈2-オルトゥゴス〉にいた非地元民」
「――ザ=ヴァ=リン・カール――アルトゥク人の感応者じゃ」
「――で、何しに、こちらへ?」
「――じつは、キミを、募集にきたのじゃ」
「――!」
「――わしは、ザ=ヴァ=リン・カール――〈平和ドライバー〉じゃ」
「――?」
「――後継者を、探しておる」

 新銀河暦1345年1月1日、惑星テラ、バルトロメ島――

「……と、こんなコトが、あったのです」
「アラスカ・シェーデレーアの、物語は~」
「食事休憩のため、少々おあずけ、のようです」

【関連サイト】
・出版社が運営するドイツ公式サイト
[ http://www.perry-rhodan.net/ ]
・他、関連サイトはこちらを参照
[ http://rhodan.jp/ ]


◆今回のひとこと

 アラスカのセルン――万能宇宙服――は、ポジトロニクス制御らしい。
 なので、ハイパー物理学的抵抗の増大も、当面影響ないとか。


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