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398 [2006/03/20]


Perry Rhodan を中心とするドイツSFと周辺エンターテイメントの断片的情報を、私的興味の範囲でお送りします。

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◆目次
◇クルト・ラスヴィッツ賞 2006
◇ペリー・ローダン近況


◆クルト・ラスヴィッツ賞 2006

 本年のクルト・ラスヴィッツ賞、長篇部門のノミネート作品を。

□ Bester deutschsprachiger Roman 長篇部門ノミネート作品

・Rob Alef / Bang Bang stirbt / バンバン死す
・Andreas Brandhorst / Der Zeitkrieg / 時間戦争
・Dietmar Dath / Für immer in Honig / ずっと蜜浸し
・Wolfgang Jeschke / Das Cusanus-Spiel / クザーヌス・ゲーム
 ――ドイツSF大賞でも、ノミネート
・Bodo Kroll / Goon / ゴーン
・Thomas Lehr / 42 / 42秒
 ――ドイツSF大賞でも、ノミネート
・Michael Marrak / Morphogenesis / モルフォジェネシス
 ――ドイツSF大賞でも、ノミネート
・Markus C. Schulte von Drach / Furor / 熱狂
・Volker Strübing / Das Paradies am Rande der Stadt / 街はずれの楽園
 ――ドイツSF大賞でも、ノミネート
・Thomas Thiemeyer / Reptilia / 爬虫国

□ Bang Bang stirbt「バンバン死す」

 Rob Alef 著。

「――われら〈赤獣派〉はっ」
「――動物園闘争を、闘いっ」
「――今宵、動物園のパンダ舎から、バンバンを解放するっ」
「どうやら、バンバンは、危険な生き物」
「首には、大きな傷跡がっ」
「マフィアを殺した、過去があるとか」
「中国でも、もてあまされて~」
「はるか欧州に来た、らしい」
「……」
「そんな、緊迫した、冒頭部」
「そんなモノ、解放して良いの?」
「バンバン死すとも、自由は死なないの?」
「どうやら、一癖や二癖ありそうな話、なのです」

 Shayol 社

□ Der Zeitkrieg「時間戦争」

 未来世界を描くシリーズ Kantaki「カンタキ」の第3巻。
 Andreas Brandhorst 著。

「ヴァルドリアンは、元・2大星間財閥の一方の若ボン」
「今は奴隷の身に、堕ちているのです」
「時を支配する〈テンポラル〉の築く、新世界で~」
「ヴァルドリアンは~」
「ディアマントのコードネームで、カンタキ船を動かす女を~」
「探すのです」

 Heyne 社

□ Für immer in Honig「ずっと蜜浸し」

 Dietmar Dath 著。

「作家の本業は、文筆家というか、ジャーナリスト」
「2001年から~」
「FRANKFURTER ALLGEMEINE ZEITUNG――ドイツ新聞の最高峰――の、編集者」
「で」
「おそらく多分に、文学的な~」
「平行世界か、なにかの話」

 Implex 社

□ Goon「ゴーン」

 Bodo Kroll 著。

「ある日、ロベルトが目覚めると~」
「世界は、変貌していました」
「愛娘アーニャを、連れ~」
「鉄板でフタをされた、地表へ」
「一方~」
「宇宙戦士ライナー・バグステナーは~」
「謎の人物アンダ・ネフォウと、出会う」
「両名は~」
「意図せずして、銀河の勢力関係を変転させることに、なるのです」

 mg 社

□ Furor「熱狂」

 Markus C. Schulte von Drach 著。

「クリスチャン・ラーベは、脳理学者」
「――記憶を外部に蓄える方法を、発明したぞ」
「が」
「飛降り自殺?」
「エレベータの屋根の上、頭が潰れて死んでいました」
「……」
「息子セバスチャンは、父の遺筆をメールで受信」
「――パソコンのデータを、消してくれ?」
「――そのあと、すべて、忘れるのだ?」
「でも、好奇心は、息子も殺しそう」
「――パソコンに、父の記憶?」
「――数年前、コワイ実験に参加?」
「息子セバスチャンは、CIAに、追われる身に」
「――この謎は、ボクが解いてみせるっ」
「――父クリスチャンの名に、かけてっ」

 dtv 社

□ Reptilia「爬虫国」

 Thomas Thiemeyer 著。

「コンゴの、密林で~」
「8000万年前の、生き物が?」
「――エミリーのママが、SOS?」
「若き遺伝子学者デビッド・アストバリーは~」
「いわゆるひとつのロストワールドに、調査隊とともに向かうのです」

 Knaur 社

【関連サイト】
・クルト・ラスヴィッツ賞のサイト
[ http://www.epilog.de/go/klp/ ]


◆ペリー・ローダン近況

□ Perry Rhodan-Heft

2326 . Horst Hoffmann / Galaktische Dämmerung / 銀河系のたそがれ
2327 . Uwe Anton / Risikoplan Charlie / 危機対応計画チャーリー
2328 . Frank Borsch / Mission der SOL / 《ソル》の使命
2329 . Hubert Haensel / Gestrandet in Hangay / ハンガイに難破
2330 . Arndt Ellmer / Spur ins Nichts / 虚無につづくシュプール
2331 . Uwe Anton / Die Eisstadt von Vaccao / ヴァッカオの氷都市

□ 2326話「銀河系のたそがれ」
[ http://www.perry-rhodan.net/produkte/hefte/1/2326.html ]

 新銀河暦1344年11月、銀河系――

「周知の、とおり~」
「銀河系は、〈反逆者〉の大攻勢を前に、青息吐息」
「このまま、では~」
「〈混沌の勢力〉の、資源採掘銀河として~」
「根こそぎにされて、しまうのです」

 自由テラナー連盟――

「自由テラナー連盟の主星系ソルは~」
「なんとか、もちこたえていました」
「で」
「自由テラナー連盟国防大臣、レジナルド・ブルは~」
「――バミューダ作戦、開始っ」
「――銀河系全域から、無価値な星系1024を、選択っ」
「――自由テラナー連盟の研究施設を、分割移転っ」
「――自由テラナー連盟の優秀な頭脳を、分散配置っ」
「号令ばかりは、勇ましい」
「が」
「よく、考えると~」
「――アイツらなんかに、やるものかっ」
「と、これまた、消極的作戦」
「それでも、勇ましく~」
「――カロン星団の星系ジョナサンにも、移転だっ」

 星系ソル、外縁宙域――

「双頭副大佐ザルマウル、指揮のもと~」
「〈反逆者〉自由テラナー連盟攻略部隊、展開中」
「――?」
「――!」
「星系ソルを覆う〈テラノヴァ・バリア〉が~」
「一瞬、グラっ、ときました」
「その、一瞬」
「自由テラナー連盟国防大臣、レジナルド・ブル、指揮のもと~」
「自由テラナー連盟が誇る《レイフ・エーリクソンII》と、随行艦2隻が~」
「超高速」
「包囲をすりぬけて、いったのでした」

 一方、アルコン帝国――

「アルコン帝国の主星系アルコンは~」
「すでに、陥落」
「で」
「双頭副大佐マルカディ、指揮のもと~」
「〈反逆者〉アルコン帝国占領部隊は~」
「――この星系は~」
「――本日から、〈混沌の勢力〉の資源採掘星系だっ」
「〈反逆者〉規定7カ条を、通告です」
「……」
「1万5000隻が、逃走を、敢行」
「およそ1000隻が、撃沈され、失敗」
「クララセン――アルコン帝国皇帝親衛隊――隊員シャロワインは~」
「果敢にも、双頭副大佐マルカディに、宣戦布告」
「――オマエらなんかに、やるものかっ」
「――重要惑星すべて、重力爆弾で、ばーん、だっ」
「と、これまた、消極的作戦」
「が」
「シャロワインは、志なかばで~」
「戦略的撤退を、余儀なくされたのです」

 アルコン帝国皇帝ボスティク1世――

「主星系アルコンを、脱出」
「副星系ツァリトも、脱出」
「アルコン帝国皇帝ボスティク1世は~」
「ただいま、潜伏中」
「たどりついた、無価値な巨大恒星ラドン・デカ」
「それを、対探知の盾として~」
「アルコン艦隊2万隻とともに、機会をうかがうのでした」

 惑星レプソ周回軌道――

「宇宙ステーション《LE大絢爛》は~」
「銀河系でも有数の、ハイパー水晶取引所」
「素顔を隠した、財務官が~」
「新USOの手先、ロワ・ダントンであることは、内緒です」
「で」
「〈反逆者〉部隊は、ここにも到来」
「――この星系は~」
「――本日から、〈混沌の勢力〉の資源採掘星系だっ」
「〈反逆者〉規定7カ条を、通告です」
「――?」
「――!」
「一瞬の、できごとでした」
「新USOの手先、ロワ・ダントン、指揮のもと~」
「ハイパー水晶満載の船2隻が~」
「超高速」
「包囲をすりぬけて、いったのでした」
「1隻は、自由テラナー連盟へ」
「1隻は、どこか知らないところへ」
「と」
「この作戦を、鼻で笑った女傑がひとり」
「ジャナー・ホルドーさん」
「――なら、現金は、あたしのよっ」
「欲に駆られて、かきあつめ~」
「さあ、逃げよう、という、11月30日」
「――ばーん」
「宇宙ステーション《LE大絢爛》は~」
「破壊されて、しまうのです」

 アルコン帝国皇帝ボスティク1世――

「たどりついた、無価値な巨大恒星ラドン・デカ」
「それを、対探知の盾として~」
「アルコン艦隊――60万隻に増加――とともに、機会をうかがう」
「――高次観測装置〈セクスタント〉2基では、不足だ」
「――自由テラナー連盟に、伝えよ」
「――高次観測装置〈セクスタント〉を、あと10基、供与せよ」

 星系ソル、外縁宙域――

「双頭副大佐ザルマウル、指揮のもと~」
「〈反逆者〉自由テラナー連盟攻略部隊、展開中」
「――?」
「――!」
「星系ソルを覆う〈テラノヴァ・バリア〉が~」
「また、一瞬、グラっ、ときました」
「――〈反逆タンク〉32隻……いや64隻を出せ!」
「が」
「今回、自由テラナー連盟が投入したのは~」
「全戦力、1万2000隻」
「しかも、一撃旋回」
「星系ソルを覆う〈テラノヴァ・バリア〉は、ふたたび、閉じました」
「ふりまわされただけの、包囲軍」
「その、一瞬」
「希少物質サルクリット輸送艦隊が~」
「超高速」
「星系ソルへ、無事、帰還したのでした」
「……」
「――きーっ」
「双頭副大佐ザルマウルは、歯噛みし~」
「――ま、同じ手は、2度と使えないだろーな」
「自由テラナー連盟政庁首席ペリー・ローダンは、独白してみたり」

 アルコン帝国版図――

「そこは~」
「すでに、〈反逆者〉のもの」
「……」
「――アルコン帝国が、負けた?」
「宗主領のひとつ、ザクレブ同盟が~」
「ここぞとばかりに~」
「アルコン人の惑星を、摂取しようとします」
「が」
「――ばーん」
「――この星系は~」
「――〈混沌の勢力〉の資源採掘星系だっ」
「〈反逆タンク〉が、制圧です」
「……」
「――ばーん」
「――状況転送機は~」
「――アルコン帝国艦隊の、足だっ」
「〈反逆タンク〉が、破壊していくのでした」

 巨大恒星ラドン・デカ――

「11月28日」
「自由テラナー連盟が誇る《レイフ・エーリクソンII》と、随行艦2隻が~」
「潜伏中のアルコン艦隊60万隻の、もとへ~」
「到着」
「自由テラナー連盟国防大臣、レジナルド・ブル」
「アルコン帝国皇帝ボスティク1世に~」
「告げて、曰く」
「――高次観測装置〈セクスタント〉を、あと10基、もってきました」
「――あと、モノは相談ですが……」
「――アルコン帝国の知将アクタクルを、貸してください」
「――カロン星団の星系ジョナサンの、自由テラナー連盟研究施設」
「――そこの、所長を、やってほしいのです」

 自由テラナー連盟――

「〈裏門プロジェクト1号線〉――」
「〈テラノヴァ・バリア〉に封鎖された、星系ソルの、水星から~」
「距離27光年の星系ヴェガ、第1惑星マルドナルドまで~」
「転送機の、ハイウェイっ」
「で」
「希少物質サルクリットの、移送実験」
「容器に微量の、希少物質サルクリット」
「つきそいは、マルコム・S・デーリアン――自由テラナー連盟科学大臣」
「――さあっ」
「――!」
「転送は、成功でした」
「つまり~」
「今後、希少物質サルクリットの搬入は、輸送艦に頼らなくても、良いのです」
「が」
「問題が、ひとつ」
「――!」
「憶えているでしょうか?」
「科学者マルコム・S・デーリアンは、過去、乗っていた宇宙船が大爆発」
「いまは、中枢神経系だけで、生きています」
「棺桶――再生タンク――を、サート・フードで、ぴぴっと、操縦」
「どうやら~」
「転送中、希少物質サルクリットが、なにやらデンパを発したらしい」
「棺桶は、機能停止」
「科学者マルコム・S・デーリアンは、昏倒していたのでした」

【関連サイト】
・出版社が運営するドイツ公式サイト
[ http://www.perry-rhodan.net/ ]
・他、関連サイトはこちらを参照
[ http://rhodan.jp/ ]


◆今回のひとこと

 つまりは、携帯電話、みたいな。


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