rlmdi.
| d-information | シリーズ/作家 | ペリー・ローダン |

d-information

395 [2006/02/27]


Perry Rhodan を中心とするドイツSFと周辺エンターテイメントの断片的情報を、私的興味の範囲でお送りします。

[このメールは登録者に無料で配布しています]
[解除はこちらから http://www.rlmdi.org/rlmdi/di/ ]


◆目次
◇ペリー・ローダン近況


◆ペリー・ローダン近況

□ Perry Rhodan-Heft

2322 . Horst Hoffmann / Die Schläfer von Terra / テラで眠る者たち
2323 . Horst Hoffmann / Kinder der Erde / 地球の子ら
2324 . Hans Kneifel / Traitanks über Drorah / ドロラー上空の反逆タンク
2325 . Arndt Ellmer / Der verbotene Krieg / 禁じられた戦争
2326 . Horst Hoffmann / Galaktische Dämmerung / 銀河のたそがれ
2327 . Uwe Anton / Risikoplan Charlie / 危機対応計画チャーリー
2328 . Frank Borsch / Mission der SOL / 《ソル》の使命

□ 2322話「テラで眠る者たち」
[ http://www.perry-rhodan.net/produkte/hefte/1/2322.html ]

 新銀河暦1344年、惑星テラ、自由テラナー連盟首都テラニア――

「ハーモニー・ウォハームさんは~」
「お昼のメロドラマ〈オリンプで出会いがしら〉が、大好き」
「シリウス・リバー・シティ――いわゆる山の手――の、未亡人」
「――このあいだ、迷子の犬を1匹、拾ったのー」
「――立派なシェパード犬、なのよー」

 惑星テラ、ガラパゴス諸島、バルトロメ島――

「モノクローム・ミュータント意識集合体〈ニュークリアス〉は~」
「人智をこえた、〈秩序の勢力〉上層部が~」
「派遣してきた、超存在」
「伝言は~」
「――惑星テラの陥落は、許されないのですっ」
「――戦略的撤退は、ダメなのですっ」
「さて」
「モノクローム・ミュータント意識集合体〈ニュークリアス〉は~」
「そもそも~」
「不幸な、因果から~」
「全色盲の超能力者として、生をうけた、テラナーの少年少女」
「不幸な、因果から~」
「意識集合体となって、大宇宙に失踪した、テラナーの少年少女」
「――孫娘に、会わせてくれぃっ」
「――お願い……一目、息子にぃっ」
「群がる、親類縁者」
「報道する、ワイドショー」
「周辺封鎖も、そろそろ限界です」

 星系ソル内、テラノヴァ艦隊所属《ロレッタ02》――

「〈テラノヴァ・バリア〉――」
「ロレッタ級テンダーからなる、テラノヴァ艦隊が~」
「星系ソル全域に、展開」
「恒星ソルが、ゴーっと吹きだす、太陽風を~」
「高次元領域で、あれこれ、操作」
「すると~」
「太陽境界面=ヘリオポーズ――すなわち~」
「太陽圏=ヘリオスフェア――太陽風の届く範囲――の、外縁部は~」
「水晶みたいに、青白く輝き~」
「触れたもの、すべてを~」
「パラ現実に、投げこむっ」
「すごい、バリア」
「でも」
「ハイパー物理学的抵抗の、増大で~」
「ハイテクも~」
「エネルギー供給も~」
「ジリ貧の、昨今」
「現在、頼みの綱は~」
「ロレッタ級テンダーに分載する、一握りの希少物質サルクリット」
「希少物質サルクリットが、尽きるとき~」
「高次元のエネルギーが、尽きるとき~」
「〈テラノヴァ・バリア〉は、崩壊するのです」
「……」
「サンデー・アールソンくんは~」
「《ロレッタ02》の、新参少尉」
「最近、良いことが、ありません」
「――先日、食堂で可愛いコに、自慢話をイロイロしたら……」
「――匿名の監察官、だったんですよー」

 10月17日、星系ソル外縁――

「〈混沌の勢力〉の軍勢〈反逆者〉の艦隊が、実体化」
「〈反逆タンク〉――巡洋艦のようなもの――64隻」
「指揮官は、双頭副大佐ザルマウル」
「〈テラノヴァ・バリア〉に、向けて~」
「――どどーん」
「砲撃一閃」
「が」
「〈テラノヴァ・バリア〉は、ピクリとも、せず」
「じつは~」
「攻撃側――双頭副大佐ザルマウルも~」
「防御側――自由テラナー連盟政庁首席ペリー・ローダンも~」
「両軍の長は、状況を正しく予測して、いました」
「――全火力を集中すれば、やれるっ」
「――全火力を集中されたら、やられるっ」
「が」
「理解不能の、〈混沌の勢力〉上層部、曰く」
「――惑星テラの資源は、無傷で入手ですっ」
「そんな禁忌が、あるために~」
「双頭副大佐ザルマウルも~」
「――全火力を集中して、万一、星系ごと惑星テラが壊滅したら?」
「とか」
「なかなか、オモイキレナイのでした」
「――潜入工作部隊も、活動中だし」
「11月1日までは、待機です」

 10月18日、首都テラニア、シリウス・リバー河畔――

「コーダ・アリエル一族は~」
「〈混沌の勢力〉の軍勢〈反逆者〉の、惑星テラ潜入工作部隊」
「家長が、カルバロン――すなわち、隊長」
「分裂して増やした子供たちを、指揮します」
「変身能力」
「暗示能力」
「一族相互の、弱い精神感応のようなもの」
「全員が、そうした能力を、もっています」
「で」
「そんな、コーダ・アリエル一族が~」
「シリウス・リバー河畔の土手で、作戦会議」
「――ロレッタ級テンダーを、破壊っ」
「――〈テラノヴァ・バリア〉に、穴を開けるっ」
「――決行は、10月25日正午だっ」
「――おーっ」
「……」
「さて~」
「ハーモニー・ウォハームさんは~」
「シリウス・リバー・シティの、未亡人」
「――ばうっ」
「――まあ……どこで遊んでたの? 足、ドロだらけじゃないのー」
「拾ったシェパード犬の、正体を、知りません」
「コーダ・アリエル一族の家長は~」
「――ばうっ」
「――まあ……今日は、ワリンジャー・アカデミーに行きたいのー?」
「散歩がてら、情報収集に、いそしむのでした」

 惑星テラ、ガラパゴス諸島、バルトロメ島――

「モノクローム・ミュータント意識集合体〈ニュークリアス〉に~」
「生き別れの、子供たちに~」
「会わせろ~」
「と、群がる、親類縁者」
「報道する、ワイドショー」
「緊迫した、現場へ~」
「自由テラナー連盟政庁次官モンドラ・ダイアモンドが、到着」
「憶えて、いるでしょうか?」
「モンドラ・ダイアモンドさんが、かつて~」
「ペリー・ローダン氏の息子を、産んだことを」
「その子、デロリアンくんも~」
「モノクローム・ミュータント、だったことを」
「群集に、語りかけて、みますが~」
「激昂する、親類縁者」
「説得不能」
「混迷の、現場へ~」
「自由テラナー連盟政庁首席ペリー・ローダンも、到着」
「さらに、語りかけて、みますが~」
「なお、激昂する、親類縁者」
「でも」
「同行していた、グッキーが、気がつきました」
「――?」
「――扇動してるのは、マスコミの人だよ!」
「事態は~」
「とりあえず、沈静化する方向へ」

 10月23日、テラノヴァ艦隊所属《ロレッタ02》――

「サンデー・アールソンくんは~」
「機密漏洩未遂で謹慎処分をくらった、新参少尉」
「昨日、惑星テラへ帰ったはず」
「が」
「今日になったら、なぜか、また、職場にいる」
「――惑星テラの公園で、可愛いフクロウと、目が合って……」
「――それから、なんだか肩が重い」
「――大丈夫かな、オレ?」
「大丈夫……のはず、ありません」
「背中の、デイパックには~」
「フクロウ1羽と、専用の生命維持装置が~」
「しっかり、隠れて、いるのでした」

 10月24日、テラノヴァ艦隊所属《ロレッタ02》――

「自由テラナー連盟の将校は、優秀です」
「――艦内に、破壊工作者?」
「――明日の正午に、ばーん……て、仕掛けが?」
「――でも?」
「――ケーブルの黄色と青色を、間違えてる?」
「――時間になっても、動かない?」
「――ナサケナイ破壊工作者、だなー」
「サンデー・アールソンくんは~」
「目下、コーダ・アリエル一族に利用される、新参少尉」
「どうにも、ナサケナイのでした」
「……」
「さらに~」
「自由テラナー連盟の将校は、優秀です」
「――フクロウに変身した、敵工作員?」
「――捕らえた?」
「でも~」
「敵工作員の体内の機械〈研究者の爪〉は~」
「自動的に、敵工作員の生命を、奪います」
「――他のロレッタ級テンダー2隻でも?」
「――フクロウに変身した、敵工作員?」
「――捕らえた?」
「もちろん、こちらも、自害」

 同時刻、首都テラニア、シリウス・リバー・シティ――

「――ばう」
「シェパード犬=コーダ・アリエル一族家長は~」
「子供3体の死を、感知」
「子供なんて、また、産めば、良いのですが~」
「それには、半年ほど、かかるのです」

□ 2323話「地球の子ら」
[ http://www.perry-rhodan.net/produkte/hefte/1/2323.html ]

 新銀河暦1344年10月30日、星系ソル――

「〈裏門プロジェクト〉――」
「〈テラノヴァ・バリア〉に守られた、星系ソルで~」
「水星から~」
「距離27光年の星系ヴェガ、第1惑星マルドナルドまで~」
「転送機の、ハイウェイっ」
「ついに~」
「通常運転、開始」
「最初に届いた、荷物は~」
「新USOから~」
「高次観測装置〈セクスタント〉改良型の、部品一式」
「――観測して、みましょう」
「――!」
「――恒星ソルから?」
「――惑星テラ、ガラパゴス諸島、バルトロメ島まで?」
「――高次元の、ジェット流?」
「どうやら~」
「恒星ソルに眠る、超知性体アルケティムの、遺骸から~」
「モノクローム・ミュータント意識集合体〈ニュークリアス〉が~」
「高次元エネルギーを、汲みあげて、いるのでした」

 11月1日、星系ソル外縁――

「〈混沌の勢力〉の軍勢〈反逆者〉の、〈反逆タンク〉64隻が~」
「〈テラノヴァ・バリア〉周囲で、待機中」
「指揮官は、双頭副大佐ザルマウル」
「突破強行のため~」
「〈反逆タンク〉増援178隻の、到着待ち」
「そんな、状況下~」
「事態を知らず、星系ソルに向かう、不幸な民間の貨物船団8隻」
「――人質だっ」
「〈テラノヴァ・バリア〉正面に~」
「追いこんで~」
「包囲して~」
「自由テラナー連盟政庁首席ペリー・ローダンに、脅迫電話」
「――〈テラノヴァ・バリア〉を、解除せよっ」
「――民間の貨物船団が、どうなっても良いのかっ?」
「で」
「自由テラナー連盟政庁首席ペリー・ローダンとしては、苦渋の選択」
「民間の貨物船団は、全滅です」

 11月2日――

「〈反逆タンク〉増援178隻、到着」
「双頭副大佐ザルマウルは、突破強行命令」
「〈テラノヴァ・バリア〉に、向けて~」
「――どどーん。どどーん」
「と、集中砲火」
「で」
「〈テラノヴァ・バリア〉は、一瞬、グラリと、きました」
「が」
「その、危機的瞬間……」
「双頭副大佐ザルマウルは、知りませんでした」
「惑星テラ、ガラパゴス諸島、バルトロメ島から~」
「モノクローム・ミュータント意識集合体〈ニュークリアス〉から~」
「膨大な、高次元エネルギーが~」
「〈テラノヴァ・バリア〉に、注入されたのです」
「〈テラノヴァ・バリア〉は、すぐまた安定」
「双頭副大佐ザルマウルは、騙されました」
「それに、切替も早い、優秀な人材でした」
「――打つ手なしっ」
「――攻撃中止っ」
「――即刻、撤退だっ」
「……」
「双頭副大佐ザルマウルは、知りませんでした」
「もし、攻撃が続いたら~」
「モノクローム・ミュータント意識集合体〈ニュークリアス〉も~」
「正直、支える自信は、なかったのです」

 惑星テラ、ガラパゴス諸島、バルトロメ島――

「コーダ・アリエル一族、残党の~」
「起死回生策」
「自由テラナー連盟政庁次官モンドラ・ダイアモンドの、部下をひとり~」
「暗示下に、おきました」
「――スペースジェットを、あそこで、自爆させろっ」
「――高次元のジェット流を、遮断するのだっ」
「すばらしい、作戦でした」
「でも」
「当地に、いあわせた~」
「少年マーク・ロンドンは~」
「特に、優秀では、ありませんが~」
「プシ・コレスポンダー」
「それは~」
「近くの超能力者の超能力を模倣する、超能力」
「無意識の~」
「――コレスポンドっ」
「の、おかげで~」
「――近くに、知らない暗示能力者が、いるんです」
「かくして~」
「自由テラナー連盟政庁次官モンドラ・ダイアモンドは~」
「コーダ・アリエル一族、残党を~」
「麻痺させて、逮捕拘束」
「そして~」
「――うっ」
「捕虜の体内の機械〈研究者の爪〉は~」
「やはり、自動的に、捕虜の生命を、奪ったのでした」

【関連サイト】
・出版社が運営するドイツ公式サイト
[ http://www.perry-rhodan.net/ ]
・他、関連サイトはこちらを参照
[ http://rhodan.jp/ ]


◆今回のひとこと

 《ソル》……ようやく登場ですね。


d-information ◆ 395 [不定期刊] 2006/02/27
発行:y.wakabayashi /rlmdi [ yw@rlmdi.org ]
バックナンバー、登録/解除はこちら [ http://www.rlmdi.org/rlmdi/di/ ]

 このメールマガジンは Perry Rhodan を中心とするドイツSFと周辺エンターテイメントの断片的情報を、私的興味の範囲でお送りしています。

【ご注意】記事の性格上、伝聞・広告・ひろい読みにもとづく不確かな情報が多くふくまれます。より正確な情報を望まれる方は、紹介する関連サイトなどをかならずご自身でご確認ください。


このメールマガジンは、インターネットの本屋さん『まぐまぐ』を利用して発行しています。[http://www.mag2.com/ ]