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389 [2006/01/16]


Perry Rhodan を中心とするドイツSFと周辺エンターテイメントの断片的情報を、私的興味の範囲でお送りします。

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◆目次
◇ペリー・ローダン近況


◆ペリー・ローダン近況

□ Perry Rhodan-Heft

2317 . Uwe Anton / Arkons Fall / アルコンの陥落
2318 . Uwe Anton / Der Dunkle Obelisk / 闇のオベリスク
2319 . Titus Müller / Die Siedler von Vulgata / ヴルガタの入植者
2320 . Arndt Ellmer / Terra im Psi-Schauer / プシ驟雨に打たれるテラ
2321 . Hubert Haensel / Schatten über Halut / ハルトを覆う影
2322 . Horst Hoffmann / Die Schläfer von Terra / テラで眠る者たち

□ 2317話「アルコンの陥落」
[ http://www.perry-rhodan.net/produkte/hefte/1/2317.html ]

 新銀河暦1344年10月5日、M-13球状星団――

「惑星アルコンI――」
「アルコン神聖帝国、華の都」
「……」
「儀典長〈幸福な〉ククルト氏は、ドリハン人」
「ドリハン人――」
「アルコン植民者の一族」
「皇帝陛下を、敬愛すること~」
「山のごとく~」
「皇帝陛下を、溺愛すること~」
「海のごとし~」
「一族こぞって、こんな思いを胸に2万年」
「いつのまにか~」
「ご尊顔を拝す光栄なんかに、浴すると~」
「――ぶるぶるっ」
「全身が、震えてしまいます」
「儀典長〈幸福な〉ククルト氏は~」
「皇帝ボスティク1世に、お仕えできて、幸せでした」

 惑星アルコンI、アルコン評議会――

「皇帝ボスティク1世と~」
「高貴な家系の家長がつどう~」
「この会議」
「報告は、明るいものではありません」
「――ハイパー物理学的抵抗の増大、以来~」
「――アルコン神聖帝国の版図は、縮小しております」
「――統治下の惑星、1万3000が、1万1000に」
「――経済影響圏の惑星、3万5000が、1万に」
「――辺境星域では、あらたな分離独立国家が、あたかも雨後の筍のよう」
「――アルコン神聖帝国は~」
「――ふたたび、呼称を、アルコン水晶帝国にあらためるべきかも」
「皇帝ボスティク1世、曰く」
「――状況転送機で、辺境にも瞬時に艦隊を派遣できるように、なるのだ」
「――帝国艦船180万隻の配備も、まもなくだ」
「――問題は、ないであろ?」
「――〈混沌の勢力〉の〈反逆者〉一党が、おそらく近辺にひそんでおる」
「――問題は、そのくらいであろ?」
「皇帝ボスティク1世は~」
「アクタクル――旧友にして、腹心にして、科学者――を、ながめやったり」
「つまり?」
「これ、すべて、アクタクルの仕事なのでした」

 自由テラナー連盟の使節船、到着――

「使節タメル・カヴァリター、曰く」
「――高次観測装置〈セクスタント〉2基を、供与します」
「――これで、〈反逆者〉の暗黒フィールドを、探知できます」
「――申しそえて、おくと~」
「――中身が見えないように、封印してあります」
「――一定期間しか、作動しないようにしてあります」
「つまり?」
「――リバースエンジニアリングしていただいては、困ります」
「……」
「高次観測装置〈セクスタント〉1基は~」
「さっそく、皇帝旗艦《ゴス・テュサン》に、設置」
「計測結果は、思ったとおり」
「――〈反逆者〉の暗黒フィールド、探知っ」
「――戦隊要塞〈反逆コーン〉ですっ」
「――随行する戦隊工場〈反逆カー〉3隻も、探知っ」
「皇帝ボスティク1世、曰く」
「――新兵器ヴリトラ砲も、まもなくだ」
「――問題は、ないであろ?」
「アクタクルを、ながめやったり」
「……」
「そうこう、するうちに~」
「アクタクルの、もとに~」
「センテンザ――アルコン・マフィアのようなもの――から、内緒の連絡」
「――皇帝暗殺を計画中の男を、とりおさえました」
「――仲間のふたりも、とりおさえました」
「――始末です」
「つまり?」
「こんなことも、アクタクルの仕事なのでした」

 10月9日、〈闇のオベリスク〉、物質化――

「〈闇のオベリスク〉――」
「高さ235m、底面は1辺35m」
「あれよ、というまに~」
「惑星アルコンIへ、降下」
「〈賢者の丘〉テク・ラクトラン――水晶宮の目と鼻の先――へ、着陸」
「みょーん、と突きだす、長さ75mのアンテナ2本」
「ハイパースペクトルの高周波数帯域で、なにやら送信を開始します」
「……」
「皇帝ボスティク1世、曰く」
「――〈混沌の勢力〉〈反逆者〉を殲滅せよっ」
「アルコン帝国本国艦隊は~」
「戦隊要塞〈反逆コーン〉と、戦隊工場〈反逆カー〉3隻に、突撃」
「戦隊要塞〈反逆コーン〉は~」
「無数の〈反逆タンク〉を射出、迎撃」
「……」
「戦隊要塞〈反逆コーン〉には~」
「――ばりばりばりっ」
「暗黒フィールドに、加えて~」
「強力な、第2の防御兵器が、ありました」
「――フラクタル亀裂鐘っ」
「網目状の構造亀裂バリア、直径50km」
「ハイパースペクトルの高周波数帯域で充電、とかいう~」
「アンティの個体バリア強化、のようなこと、もしているらしい」
「アルコン帝国本国艦隊の、攻撃は~」
「からめとられて~」
「吸収されて~」
「効果なし」
「一方~」
「アルコン帝国本国艦隊の、艦艇は~」
「次々、やられていくのでした」
「……」
「アルコン帝国の知将アクタクルは、叫ぶ」
「――ヴリトラ砲、発射っ」
「――どどーん」
「ヴリトラ砲――」
「新USOと自由テラナー連盟の〈不協和音砲〉に似た、新兵器」
「KNK――〈こじあけたままのノゾキ穴から巨砲〉――原理で~」
「まず、超光速のチューブ状フィールドが、敵艦バリアに、がしっ」
「螺旋状チューブ状フィールドが~」
「――ぐりぐりっ」
「敵艦バリアに、穴をうがつ――このあたりが、新機軸」
「で」
「必殺のビームが、チューブ状フィールドを抜けて、突進」
「敵艦バリアを、貫通して、ばーん」
「と、なるはず」
「が、実際には~」
「――ぷしゅ」
「なかなか、調整が難しいようです」
「――ヴリトラ砲、調整2弾目っ」
「――どどーん」
「――ぷしゅ」
「……」
「――どどーん」
「――ぱんっ」
「12弾目にして、手応えを得たものの~」
「すでに、アルコン帝国本国艦隊は~」
「最強のグワロン級戦艦4503隻を、喪失」
「敵〈反逆タンク〉は、損害なし」
「……」
「皇帝ボスティク1世は~」
「苦渋の決断を、強いられるのでした」

 10月10日――

「――戦略的撤退?」
「要人すべてが、水晶宮を脱出」
「――戦略的撤退!」
「戦闘可能な全兵力が、星系アルコンを脱出」
「――戦略的撤退……」
「皇帝ボスティク1世は~」
「ヴォガ系の惑星ツァリト――帝国の副首都――で~」
「苦い敗北を、かみしめるのでした」

 惑星アルコンI、水晶宮――

「惑星アルコンI――」
「アルコン水晶帝国、かつての都」
「……」
「儀典長〈幸福な〉ククルト氏は、ドリハン人」
「皇帝ボスティク1世に、ずっと、お仕えしたいのです」
「あとを、追いかけようと~」
「転送機――ハイパー物理学的抵抗増大以降、信頼性50%――で~」
「決死の旅に、でるのでした」

【関連サイト】
・出版社が運営するドイツ公式サイト
[ http://www.perry-rhodan.net/ ]
・他、関連サイトはこちらを参照
[ http://rhodan.jp/ ]


◆今回のひとこと

 がんばれ、アクタクル。


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