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388 [2006/01/09]


Perry Rhodan を中心とするドイツSFと周辺エンターテイメントの断片的情報を、私的興味の範囲でお送りします。

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◆目次
◇ペリー・ローダン近況


◆ペリー・ローダン近況

□ Perry Rhodan-Heft

2316 . Arndt Ellmer / Rivalen der Kolonne / 戦隊のライバルたち
2317 . Uwe Anton / Arkons Fall / アルコンの場合
2318 . Uwe Anton / Der Dunkle Obelisk / 闇のオベリスク
2319 . Titus Müller / Die Siedler von Vulgata / ヴルガタの入植者
2320 . Arndt Ellmer / Terra im Psi-Schauer / プシ驟雨に打たれるテラ
2321 . Hubert Haensel / Schatten über Halut / ハルトを覆う影

□ 2316話「戦隊のライバルたち」
[ http://www.perry-rhodan.net/produkte/hefte/1/2316.html ]

 新銀河暦1344年9月、銀河系ハヨク星団――

「〈混沌の勢力〉の銀河系侵攻現地指揮官、ゼルベロフは~」
「別名〈双頭大佐〉」
「双頭大佐には、頭がふたつあります」
「向かって左側は、モルダエル人――トカゲのような戦士種族」
「向かって右側は、ガンシュカル人――鳥のような技術種族」
「……」
「自由テラナー連盟との、交戦で~」
「戦隊要塞《反逆コーン0098》を、失い~」
「――体勢を~」
「――たてなおすのだ」
「ハヨク星団で、戦隊要塞《反逆コーン0096》と、合流~」
「する、はずでした」
「が」
「――へ?」
「――戦隊要塞《反逆コーン009……9》?」
「ハヨク星団に、展開していたのは~」
「戦隊要塞《反逆コーン0099》と~」
「随行する、戦隊工場6隻――《反逆カー1003》から《1008》まで」
「どうやら~」
「異動辞令のミス、らしい」
「戦隊要塞《反逆コーン0096》は~」
「別の場所、恒星クレイソンに、いるのでした」
「ならば~」
「――戦隊要塞《反逆コーン0099》を、恒星クレイソンへっ」
「――戦隊要塞《反逆コーン0096》を、ハヨク星団へっ」
「――え、無理?」
「――戦隊要塞《反逆コーン0099》は、一部建造中で、動けない?」
「……」
「しかたなく~」
「戦隊要塞《反逆コーン0099》へ、乗りこむと~」
「見知った顔と、再会です」
「戦隊要塞《反逆コーン0099》の指揮官、タフェリエル」
「こちらも、頭がふたつあります」
「向かって左側は、モルダエル人――トカゲのような戦士種族」
「向かって右側は、アウォウル人――ヒューマノイドの首狩部隊種族」

 思いおこす、因縁の作戦――

「ゼルベロフの、当時の敵は~」
「秩序に与する、モルダエル人の一派と~」
「どこかの超知性体の補助種族、ゴール人」
「現地指揮官、ゼルベロフは~」
「〈反逆タンク〉1万6000隻を、失い~」
「全滅寸前」
「と」
「タフェリエルの〈反逆タンク〉5万隻が、介入」
「敵軍を、殲滅」
「上司には~」
「――自軍は、失いましたが~」
「――敵は、殲滅しました」
「もちろん~」
「タフェリエルの〈反逆タンク〉5万隻については、口をつぐんで~」
「なんとか~」
「現地指揮官ゼルベロフのクビは、つながったのです」

 ハヨク星団、戦隊要塞《反逆コーン0099》――

「ゼルベロフは~」
「――わたしのほうが、格上ではないか?」
「――格上の者が、指揮をとるべきでは?」
「タフェリエルは、しぶしぶ~」
「――オマエのほうが、格上です」
「――なので、オマエに指揮をお願いします」
「そうこう、していると~」
「――自由テラナー連盟とアルコン帝国の艦隊が、接近?」
「――暗黒フィールドは、探知不能だから、大丈夫です」
「――でも、連中、探知できるようだったが?」
「――ご存知なら、もっと早く……」
「――ほら、撃ってきた」
「――!」
「指揮官と、副官の、仲が悪いと~」
「ロクなことが、ありません」

 ハヨク星団から411光年の、アルコン帝国領、惑星カイワン――

「ハイパー水晶を潤沢に産する、稀有な惑星なのですが~」
「ハイパー水晶をうまく掘れるのは、原住民カイワン人だけ」
「じつは、これ~」
「シャスパク――蛇のような惑星カイワン現住生物――の、おかげでした」
「地中に棲む、シャスパクと~」
「カイワン人は~」
「一種、共生関係にあり~」
「シャスパクが、採掘を助けてくれるのです」
「そんな、事情で~」
「カイワン人と~」
「アルコン帝国は~」
「比較的、穏やかな協力関係を、維持してきました」
「……」
「ある日~」
「惑星カイワン駐留の~」
「アルコン帝国士官、ヴァルテロくんは~」
「恋人、アヤさんが待つ、山小屋へ」
「――いま行くよ、ハニー」
「バカンスの予定」
「が」
「――山小屋が、ない?」
「――というより、山が、ない?」
「さいわい~」
「――シャスパクが、助けてくれたの」
「恋人のアヤさんは、無事でした」
「……」
「アルコン帝国士官、ヴァルテロくんは~」
「地元、カイワン人の長老、ダンド・ゲンチュリーのもとへ」
「――シャスパクが、東へ大移動して、おるですじゃ」
「――惑星力場に、不可解な障害が、あるですじゃ」
「……」
「アルコン帝国士官、ヴァルテロくんは~」
「惑星カイワン駐留のアルコン総督オルガン・ダ・ホガスのもとへ」
「――〈混沌の勢力〉の〈反逆者〉の、せいじゃ」
「――1部隊が、このあたりを通過した、ようじゃ」
「翌日~」
「――シャスパクは、落ちついた、ようですじゃ」
「――カイワン人は、10日分のハイパー水晶を、保障してくれるそうじゃ」
「カイワン人と~」
「アルコン帝国の~」
「比較的、穏やかな協力関係」
「でも~」
「平穏な日々は、ここまででした」

 戦隊要塞《反逆コーン0099》――

「――ハイパー水晶の備蓄が、ない?」
「――補給がくれば、大丈夫です」
「――でも、戦隊要塞の展開も、計画どおりにいかないようだが?」
「――ならば、オマエが掘ってきてください」
「――もちろんだっ」
「指揮官と、副官の、仲が悪いと~」
「ロクな展開に、なりません」
「……」
「指揮官ゼルベロフは~」
「副官タフェリエルを、留守居役に、任命」
「戦隊工場《反逆カー1003》で、惑星カイワンへ」

 不幸な惑星カイワン――

「アルコン帝国の、わずかな駐留部隊は~」
「一目散に、戦略的撤退」
「……」
「あとは~」
「戦隊工場《反逆カー1003》の、思うまま」
「――インターヴァル放射ローラーっ」
「――ハイパー荷電分離機っ」
「――ごろごろー」
「――ぐるぐるー」
「惑星全土、地下400mの露天掘り」
「……」
「アルコン帝国士官、ヴァルテロくんは~」
「恋人、アヤさんと~」
「一部の、カイワン人たちと~」
「深い坑道に、避難して~」
「とりあえず、無事」
「が」
「翌日には~」
「――シャスパクが、いないのぉぉぉっ」
「と、共生体を根絶やしにされたカイワン人避難民、全滅」
「アルコン帝国士官、ヴァルテロくんは~」
「――ここでおきた悲惨な出来事を、本星に報告するんだっ」
「と、誓うのですが」
「……」
「戦隊工場《反逆カー1003》は、容赦なし」
「――惑星粉砕っ」
「――ハイパー水晶1粒も、残すでないっ」
「――ばーん」
「――じゅるじゅる」
「あとには、カスしか、残らない」

 不幸な惑星のあった宙域、戦隊工場《反逆カー1003》――

「指揮官ゼルベロフは~」
「副官タフェリエルと、対峙」
「――留守番ひとつ、できないということか?」
「――オマエの命令なんか、きくわけないです」
「指揮官と、副官の、仲が悪いと~」
「ロクな結末に、なりません」
「――決闘だっ」
「――決闘だっ」
「指揮官ゼルベロフには~」
「超心理能力――内因性の苦痛をあたえる――が、あります」
「副官タフェリエルにも~」
「同じ、超心理能力が、あります」
「――うっ」
「――ひーっ……頭が、割れるぅっ」
「先に、激痛に悶絶したのは、副官タフェリエルのほう」
「……」
「憶えているでしょうか?」
「惑星テラで~」
「指揮官ゼルベロフは~」
「少年マーク・ロンドン――プシ・コレスポンダー――に能力をコピーされ~」
「すでに、2回~」
「同じ内因性の苦痛に悶絶した、経験があるのでした」
「こうして~」
「因縁のライバルどおしの、決闘は~」
「経験豊富な、指揮官ゼルベロフの、圧勝」

 数日後、戦隊工場《反逆カー1003》――

「体調も回復した、指揮官ゼルベロフは~」
「戦隊要塞《反逆コーン0099》に、通信」
「戦隊要塞《反逆コーン0099》の~」
「カルバロン――モルダエル人の指揮階級――曰く」
「――〈進歩維持者〉は、別の宙域の事件で大変、らしいです」
「――しばらく、こっちの面倒は、見られない、らしいです」
「指揮官ゼルベロフは、奮起します」
「――つまり、オレが、やるしかない、ということか?」
「――そうだな、オレが、やって良いのだな?」
「――銀河系に展開する全部隊に、指令だっ」
「――〈闇のオベリスク〉を、予定地に設置だっ」
「――最初の〈発送〉を、開始するっ」

【関連サイト】
・出版社が運営するドイツ公式サイト
[ http://www.perry-rhodan.net/ ]
・他、関連サイトはこちらを参照
[ http://rhodan.jp/ ]


◆今回のひとこと

 いろいろと、まあ、心配な組織です……敵だけれど。


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発行:y.wakabayashi /rlmdi [ yw@rlmdi.org ]
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