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386 [2005/12/26]


Perry Rhodan を中心とするドイツSFと周辺エンターテイメントの断片的情報を、私的興味の範囲でお送りします。

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◆目次
◇ペリー・ローダン近況


◆ペリー・ローダン近況

□ Perry Rhodan-Heft

2314 . Hubert Haensel / Die Leben eines Seecharan / あるセーカランのあまたある前世
2315 . Michael Marcus Thurner / Kampf ums Salkrit / サルクリット争奪戦
2316 . Arndt Ellmer / Rivalen der Kolonne / 戦隊のライバルたち
2317 . Uwe Anton / Arkons Fall / アルコンの場合
2318 . Uwe Anton / Der Dunkle Obelisk / 闇のオベリスク
2319 . Titus Müller / Die Siedler von Vulgata / ヴルガタの入植者

 Titus Müller は、初登場のゲスト作家。1977年生まれ。
 SF作家と呼ぶには、著作に占めるSFの比率が頼りないが……それなりに、志向はあるらしい。

□ 2314話「あるセーカランのあまたある前世」
[ http://www.perry-rhodan.net/produkte/hefte/1/2314.html ]

 銀河系中心部、カロン星団内部、黄金星系――

「現住種族、セーカラン――自称〈櫃〉種族――」
「体長3m、直立歩行する、巨大なイカのようなもの」
「じつは、ゼーカラン=〈海のカラン〉の意もあるのかも」
「触手は、4本」
「陸に棲み、酸素呼吸もするらしい」
「……」
「侵略者、テクナイト――」
「〈ジャモンディの守護者〉タッグ・カルザニが、使役していた、ロボット」
「〈キブ・タイタン〉を、保守したり」
「なかば自律的に、〈ゴン・オルボン〉さまの版図を、うろついたり」
「で」
「黄金星系では~」
「どこを、どうしたものなのか~」
「なぜか、セーカラン種族の生存圏を、圧迫している、ようなのです」

 黄金星系、小惑星帯――

「アトラン指揮下の~」
「エクスプローラー船《ベラクルス》と~」
「カロニー種族の改革派ケンポ・ドルアリムの~」
「《ドリナ》は~」
「黄金星系を、探査中」
「アトラン座乗の~」
「スカラベ級――エクスプローラー船《ベラクルス》搭載艦――2隻は~」
「小惑星帯で~」
「セーカランと、ファーストコンタクト」
「案内されたのは、小惑星グラーンヴァター」
「《スカラベ2》は、グレゴリアン博士のもと、報告のため、母船へ」
「《スカラベ1》のアトランは、セーカランとの、会談にのぞむ」
「――わたしは、〈永遠櫃〉インガル・ファテン・アイドン」
「――ああ、わたしの前世やずーっと前世の物語を、聞いてください」
「――?」
「……」
「セーカランは、脇腹から子を生やし、やがて分裂する単為生殖」
「分裂の、瞬間~」
「――むん」
「と、一心に念じれば~」
「親の記憶が、子に伝わります」
「〈永遠櫃〉は~」
「前世やずーっと前世を、記憶しているセーカランなのです」

 1万2000年前――〈ハイパー繭〉外界の暦で700万年前――

「セーカラン種族――直立歩行する、巨大なイカのようなもの――は~」
「イヨヅル種族――体長30mの、鳥のようなもの――と、ともに~」
「黄金星系で~」
「希少物質サルクリットの採掘に、携わっていました」
「得意先は、〈ジャモンディの守護団〉」
「セーカラン種族は~」
「モラルの高い、技術水準の低い、イカです」
「〈ジャモンディの守護団〉の買付人、カロニー種族から~」
「〈シャギン宇宙船〉を譲られ、ようやく宇宙航行をはじめました」
「〈シャギン宇宙船〉を複製し、ようやく宇宙航行にも馴れました」
「でも、原理の理解は、どうやらいまひとつ」
「……」
「やがて~」
「〈ハイパー繭〉発生」
「〈ジャモンディの守護団〉との、連絡は途切れ~」
「カロニー種族は、停滞傾向」
「〈ハイパー繭〉に包まれた、黄金星系では~」
「テクナイトが、勝手に、活動をはじめ~」
「セーカラン種族は、故郷惑星ロハロンを、脱出」
「小惑星グラーンヴァターに、隠れたのです」
「頼りの、カロニー種族は~」
「――黄金星系は、危険なので、封鎖します」
「けっきょく、だれも助けにこないまま」

 そして、現在――

「――!」
「――小惑星グラーンヴァターに接近する、テクナイト船団……数百隻!」
「――ああ、ついに、発見されてしまいました」

 エクスプローラー船《ベラクルス》――

「――!」
「――小惑星グラーンヴァターの、《スカラベ1》から、緊急連絡?」
「――いきなり、テクナイト対策、といわれても……」
「即効性ある打開策なんて、ないものです」
「が」
「《スカラベ2》で帰到した、グレゴリアン博士は~」
「周囲の騒ぎを、よそに~」
「仕事場に、こもり~」
「秘策を、練っていたのでした」

 小惑星グラーンヴァター――

「――!」
「――小惑星グラーンヴァターに着陸する、テクナイト船団」
「――ああ、ついに、上陸されてしまいました」
「危機的状況」
「しかし~」
「グレゴリアン博士の秘策が、間に合いました」
「探り出した、テクナイトの自爆コードを、送信っ」
「――自爆っ」
「――ばーん」
「――ばーん」
「テクナイト船団は、あっけなく壊滅です」

 新銀河暦1344年7月21日――

「セーカラン種族は――というか、テラナーは――~」
「セーカラン種族の故郷惑星ロハロンを、テクナイトから奪回」
「――恩人よ、ありがとう」
「――ああ、恩人に、これを進呈します」
「こうして~」
「テラナーは~」
「希少物質サルクリット110kgを、入手」
「――運搬は、危険なので、5kgづつだ」
「――《スカラベ1》と《スカラベ2》で、ピストン輸送だ」
「……」
「かくして~」
「黄金星系の探査は~」
「当初の予想をはるかに上回る成果を、あげたのでした」

【関連サイト】
・出版社が運営するドイツ公式サイト
[ http://www.perry-rhodan.net/ ]
・ティトゥス・ミュラーのサイト
[ http://www.titusmueller.de/ ]
・他、関連サイトはこちらを参照
[ http://rhodan.jp/ ]


◆今回のひとこと

 おくればせながら、メリークリスマス。


d-information ◆ 386 [不定期刊] 2005/12/26
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