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382 [2005/11/28]


Perry Rhodan を中心とするドイツSFと周辺エンターテイメントの断片的情報を、私的興味の範囲でお送りします。

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◆目次
◇ペリー・ローダン近況


◆ペリー・ローダン近況

□ Perry Rhodan-Heft

2310 . Leo Lukas / Strukturpiloten / 構造パイロット
2311 . Leo Lukas / Die Explosive Kraft / 爆発力
2312 . Horst Hoffmann / Die Unschlagbaren / 打倒せざる者たち
2313 . Hubert Haensel / Das Goldene System / 黄金星系
2314 . Hubert Haensel / Die Leben eines Seecharan / あるセーカランの生涯
2315 . Michael Marcus Thurner / Kampf ums Salkrit / サルクリット争奪戦

□ 2310話「構造パイロット」
[ http://www.perry-rhodan.net/produkte/hefte/1/2310.html ]

 新銀河暦1344年6月、銀河系中心部、カロン星団近傍――

「アトラン率いる、カロン星団探査隊~」
「エクスプローラー船《ベラクルス》と《タバスコ》」
「急使巡洋艦《オーベルク》」
「……」
「少年マーク・ロンドン――プシ・コレスポンダー――は~」
「故郷の姉――だか妹だか――に、手紙をしたためたり」
「――姉さん」
「――カロン星団は、〈構造吹雪〉に閉ざされています」
「――カロン星団内部の何かが、強力な放射を出しているんです」
「――だから、遠巻きに、ただ、ながめているばかり」
「――でも、ボク~」
「――〈構造吹雪〉に、ちょっと、感じるところが、あるんです」
「――!」
「昏倒して、しまいました」

 一方、10数年前、カロン星団内部――

「カロニー種族の少年ケンポ・ドルアリム――10歳――は~」
「不思議でした」
「――カロン星団の外は、どうなっているの?」
「当時~」
「カロン星団の恒星28個は~」
「まだ、〈ハイパー繭〉の中」
「そして、〈ハイパー繭〉生成以前から、〈構造吹雪〉の中」
「さいわい、にも~」
「恒星重力のおかげで、恒星周囲の〈構造吹雪〉は穏やか」
「カロニー種族は、7つの惑星に、居住」
「〈構造吹雪〉吹きすさぶ、恒星間空間は~」
「〈構造パイロット〉が運転する、〈構造散花〉が~」
「細々と、つないでいました」
「……」
「少年ケンポ・ドルアリムは~」
「元〈構造パイロット〉シェールドゥルンが、大好きでした」
「――オレだって、あと10歳若かったらなぁ~」
「〈構造パイロット〉とは~」
「1000人にひとりの、カロニー種族特異能力者」
「〈構造吹雪〉を感知する、〈パイロット感〉」
「〈構造吹雪〉を抑え無風域をつくる、〈パイロット力〉」
「能力は、思春期になると発現し~」
「ひとたび、発現すると~」
「以後、〈構造吹雪〉の近くに長くいないと、オカシクなってしまいます」
「――だから、連中は、宇宙空間の〈飛行住宅〉で暮らすのさ」
「反対に~」
「能力の発現しない、ヒトは~」
「以後、〈構造吹雪〉の近くに長くいると、オカシクなってしまいます」
「――だから、連中は、地表で暮らすのさ」
「……」
「元〈構造パイロット〉シェールドゥルンは~」
「昔、〈構造嵐〉にやられて~」
「能力を、なくしています」
「カロニー種族の少年ケンポ・ドルアリムは~」
「ものすごい潜在能力が、あるようですが~」
「思春期前の、子供です」
「そんな、ふたりですから~」
「当然のように、悪さも、します」
「〈構造散花〉《ドリナ》に、密航してみたり」
「――見ろっ……あれが、〈構造パイロット〉の〈飛行住宅〉だ」
「――すごいや、オジさんっ」
「……」
「カロニー種族は~」
「〈ジャモンディの守護団〉の支援種族モタナの、一支族」
「で」
「700万年前~」
「〈ジャモンディの守護団〉のために~」
「黄金星系で希少物質サルクリットを、採掘していました」
「が」
「〈ハイパー繭〉の、生成以後~」
「周囲から、忘れられ~」
「自分たちも、素性を忘れかけ、ながら~」
「〈ジャモンディの守護団〉技術の産〈構造散花〉で~」
「惑星間を細々と、つないで~」
「停滞した文明を、維持してきたのです」
「――黄金星系は、禁断の星系とするっ」
「――〈ジャモンディの守護者〉さまが来たるまで、何者も入るでないっ」
「……」
「やがて~」
「ハイパー物理学的抵抗が、増大しました」
「――〈ハイパー繭〉が、消えた?」
「――これでボクたち、カロン星団の外にいけるよ、オジさんっ」
「でも~」
「周囲のオトナたちは、変化を望まず~」
「カロニー種族の少年ケンポ・ドルアリムは~」
「――なんで、みんなカロン星団の外に出ようとしないんだっ」
「ふてくされ~」
「思春期を、むかえ~」
「〈構造パイロット〉養成校の、入学試験の日程が、迫ってくるのでした」

 一方、新銀河暦1344年6月、カロン星団近傍――

「惑星テラから~」
「エクスプローラー船《ブエノス・アイレス》が、到着します」
「乗艦していた~」
「異類心理学者ハジモ・サイドリップくんは~」
「少年マーク・ロンドンの、面倒をみるのでした」

 一方、数年前、カロン星団内部――

「カロニー種族の、思春期の少年ケンポ・ドルアリムは~」
「父親と、大喧嘩」
「元〈構造パイロット〉シェールドゥルンのもとに、身をよせたり」
「思春期なので~」
「熱烈な恋も、します」
「熾烈な恋愛競争の、すえ~」
「――アウハラ・メイダランさん……ボクと、つきってください」
「――いいけど……あなた、入学試験はだいじょうぶ?」
「不合格でした」
「……」
「じつは~」
「不合格は、本人の実力のせいでは、ありません」
「政府首席カール・ピフデランの介入、だったのです」
「じつは~」
「思春期の少年、ケンポ・ドルアリムには~」
「〈構造吹雪〉を感知する、〈パイロット感〉」
「〈構造吹雪〉を抑え無風域をつくる、〈パイロット力〉」
「の、ほかに~」
「もうひとつ、困った能力が、ありました」
「感情の起伏に、呼応して~」
「〈構造吹雪〉に局所的な嵐を顕現させる、〈爆発力〉」
「――なんで、みんなカロン星団の外に出ようとしないんだっ」
「――ばーん」
「なるほど、危険です」
「……」
「思春期の少年ケンポ・ドルアリムは~」
「自暴自棄」
「惑星地表に放置され、オカシクなりかけているところを~」
「元〈構造パイロット〉シェールドゥルンに、救われます」
「父親に教えられた、瞑想技術なんかを応用して~」
「感情の起伏も、制御できるように、なりました」
「たちなおり~」
「社会復帰も、認められ~」
「ついに、〈構造パイロット〉養成校の、卒業試験」
「が」
「――!」
「試験中、いきなり襲いかかる、〈構造嵐〉っ」
「〈構造散花〉は、翻弄され~」
「思春期の少年ケンポ・ドルアリムは~」
「いきなりの危機を、むかえるのでした」

 一方、カロン星団近傍――

「少年マーク・ロンドン――プシ・コレスポンダー――は~」
「――姉さん」
「――カロン星団は、〈構造吹雪〉に閉ざされています」
「――みんな、遠巻きに、ただ、ながめているばかり」
「――でも、ボク~」
「――〈構造吹雪〉に近づいたら、何かわかるような気が、するんです」

【関連サイト】
・出版社が運営するドイツ公式サイト
[ http://www.perry-rhodan.net/ ]
・他、関連サイトはこちらを参照
[ http://rhodan.jp/ ]


◆今回のひとこと

 〈散花〉――放射状にたくさん足の生えた宇宙船のイメージ、かと。


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