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359 [2005/06/20]


Perry Rhodan を中心とするドイツSFと周辺エンターテイメントの断片的情報を、私的興味の範囲でお送りします。

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◆目次
◇ペリー・ローダン近況


◆ペリー・ローダン近況

□ Perry Rhodan-Heft

2287 . Uwe Anton / Die Träume der Schohaaken / ショハーク人の夢
2288 . Arndt Ellmer / Notruf von Terra / テラからの救難信号
2289 . Gisbert Haefs / Der eiserne Finger Gottes / 神の鉄指
2290 . Michael Marcus Thurner / Daellians Kampf / デーリアンの闘い
2291 . Hubert Haensel / Duell in Magellan / マゼランの決闘
2292 . Michael Nagula / Dreimal ewiges Leben / 永遠の生命×3

□ 2287話「ショハーク人の夢」
[ http://www.perry-rhodan.net/produkte/hefte/1/2287.html ]

 惑星テラ、首都テラニア郊外の寒村――

「保護されたショハーク種族の面々が、集っています」
「――最近、変な夢をみるのです」
「――渦状銀河が、大きくなります」

 新銀河暦1333年4月、恒星ソル――

「――どどーん」
「巨大な敵艦〈キブ・タイタン〉50隻が~」
「恒星ソルに、パワー全開でハイパー放射」
「このままでは、恒星ソル・大爆発?」
「たぶん、ゴン・オルボンさまは~」
「恒星ソルを、破壊して~」
「太古の超知性体アルケティムの遺骸を、取り出すつもり」
「……」
「恒星潜航艇《イントラルクス》は~」
「2000万年前の超知性体アルケティムの、遺跡調査のため~」
「恒星ソル内部の太古ステーション《トリプティコン》に、います」
「乗員は~」
「科学者マイルズ・カンター」
「女性科学者インシャニンさん」
「ショハーク種族代表、オルレン・シュノーセニド」
「など、わずかな人々」

 4月20日、恒星ソル――

「科学者マイルズ・カンターは、考えた」
「恒星ソルから大マゼラン星雲にのびる、6次元放射」
「星系ソルを占領したゴン・オルボンさまの、エネルギー源」
「――この6次元放射にのせて、大マゼラン星雲に、危機を知らせるのだっ」
「――恒星潜航艇《イントラルクス》を分解して、部品に使うぞっ」
「大マゼラン星雲――ゴン・オルボンさまの本拠――には~」
「自由テラナー連盟遠征艦隊の先鋒《リチャード・バートン》が、いるのです」
「ちなみに~」
「科学者マイルズ・カンターには、持病があります」
「不意に、超スローモーになってしまうという奇病――タクヴォリアン症」
「――みなさん……がーんーばーりーまーしょー」
「作業は、遅々として、進みません」
「が」
「――装置完成っ」
「――メッセージ送信っ」
「――あ、敵艦〈キブ・タイタン〉に、探知されました」
「――どどーん」
「通信は~」
「届いたのやら、届いていないやら」

 恒星ソル――

「ショハーク種族代表、オルレン・シュノーセニドは~」
「うろうろ」
「自分の種族の彫像に、触れると~」
「記憶が、流れこんでくるのです」
「――カルラン・ネスワクさん?」
「――戦争?」
「せつないです」

 恒星ソル――

「科学者マイルズ・カンターは、考えた」
「恒星ソルから大マゼラン星雲にのびる、6次元放射」
「星系ソルを占領したゴン・オルボンさまの、エネルギー源」
「――この6次元放射、なぜ、出力がこの程度?」
「――まさか、出力をあげたら、敵本拠が……ばーん、て?」
「ちなみに~」
「科学者マイルズ・カンターは、細胞活性装置所持者です」
「細胞活性装置を埋めこんでから、左肩のあたりに浮き出た痣」
「――まあ、銀河の形のタトゥー?」
「恋人の科学者インシャニンさんが~」
「言ったとか、言わないとか」

 4月27日、恒星ソル――

「ショハーク種族代表、オルレン・シュノーセニドは~」
「――ストムー・ヴェレサクトさん?」
「――テレパシーで計算脳と接続して、ショハーク種族ひきこもり?」
「――スタウテム・サストニグさん?」
「――敵の侵攻? 滅亡?」
「せつないです」

 恒星ソル――

「――どどーん」
「――太古ステーション《トリプティコン》を、もっと深く潜行させるのよっ」
「女性科学者インシャニンさんの、機転で~」
「どうやら、あと2日は、もちこたえられそう」

 4月30日、恒星ソル――

「ショハーク種族代表、オルレン・シュノーセニドは~」
「――ステナスク・ドゥルテナントさん?」
「――種族の最後の指導者?」
「せつないです」
「せつなくて、みずからも、彫像と化したのでした」
「……」
「一方~」
「科学者マイルズ・カンターは、がんばった」
「恒星ソルから大マゼラン星雲にのびる、6次元放射」
「星系ソルを占領したゴン・オルボンさまの、エネルギー源」
「――この6次元放射を励起して、なんとか一矢むくいたいと、かく思う」
「――励起インパルス装置・完成っ」
「――さあ、スイッチを……」
「――あ、敵艦〈キブ・タイタン〉の攻撃が、直撃っ」
「――どどーん」
「仲間は、みんな、死亡」
「恋人の科学者インシャニンさんも、死亡」
「たったひとり、科学者マイルズ・カンターは、走る」
「――なんとか……すーいーっーちーをー」
「タクヴォリアン症の発作と、闘いながら~」
「ついに」
「――スイッチ・オン」

 恒星ソル――

「励起インパルスをうけて、恒星ソルは、一瞬」
「――ぴかっ」
「太古ステーション《トリプティコン》は、恒星活動の激化に呑まれ~」
「消滅です」
「科学者マイルズ・カンターの、左肩の痣」
「消滅です」
「そうして~」
「恒星ソルから、銀河の形をしたものが~」
「膨張し~」
「薄れて、虚空に消えていきます」
「……」
「これぞ、細胞活性装置所持者の最期、なのでした」

 同時刻、惑星テラ、首都テラニア郊外の寒村――

「保護されたショハーク種族の面々が、集っています」
「――ドルベン・エスクリさん?」
「――マモル・イルカンさん?」
「――カルラン・ネスワクさん?」
「――ストムー・ヴェレサクトさん?」
「――スタウテム・サストニグさん?」
「――ステナスク・ドゥルテナントさん?」
「どうやら~」
「オルレン・シュノーセニドくんの記憶が、継承されているのでした」

【関連サイト】
・出版社が運営するドイツ公式サイト
[ http://www.perry-rhodan.net/ ]
・他、関連サイトはこちらを参照
[ http://rhodan.jp/ ]


◆今回のひとこと

 マイルズ・カンター氏に……合掌。
 犬死でないと、いいですね。


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