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309 [2004/07/05]


Perry Rhodan を中心とするドイツSFと周辺エンターテイメントの断片的情報を、私的興味の範囲でお送りします。

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◆目次
◇ペリー・ローダン近況


◆ペリー・ローダン近況

□ Perry Rhodan-Heft

2237 . H. G. Francis / Die Welt der Hyperkristalle / ハイパー水晶の惑星
2238 . Uwe Anton / Die Friedensfahrer / 平和ドライバー
2239 . Rainer Castor / Verrat auf der Kristallwelt / 水晶界の裏切り
2240 . Frank Borsch / Der Graue Autonom / 灰色の自治領主
2241 . Arndt Ellmer / Die Todbringer / 砲手
2242 . Robert Feldhoff / Letoxx der Fälscher / 贋作者レトックス

□ 2237話「ハイパー水晶の惑星」
[ http://www.perry-rhodan.net/produkte/hefte/1/2237.html ]

 ハヨク星団から411光年の、惑星カイワン――

「いまや、カイワン人の〈ナンバー1〉ダンド・ゲンチュリー」
「アルコン人と、交渉し~」
「――産するハイパー水晶のうち、綺麗な赤いのは、カイワン人のもの」
「という、成果を勝ちとるのでした」
「ついでに~」
「ヒュプノ教育装置も、もらってみたり」
「カイワン人の惑星に、科学と産業の種が蒔かれたのでした」
「が」
「おもしろくないのは~」
「惑星カイワンの最高司祭オワラ・アサ・タガカタ」
「なりゆきで、ダンドに、奇蹟の寺院〈神の指〉を破壊され~」
「地位も名誉も、傷ついたのでした」

 ある日、何者かがけしかけた草オオカミが、ダンドを襲う――

「――!」
「――だいじょうぶですか?」
「守ったのは、ココン・コタン――科学の道を志す、さわやかな青年」
「やがて、ココン青年は、ダンドの右腕」

 ある日、カイワン人の研究施設に、アルコン憲兵が――

「――ご禁制の緑のハイパー水晶と黄色いハイパー水晶を、隠しておろう」
「――あ、棚のずーっと奥に、緑の欠片と黄色い欠片がっ」
「アルコン人は、全鉱山を閉鎖」
「ダンドは、2日後、牢獄へ」
「――へへっ、思い知ったか」
「密告者は、最高司祭オワラ・アサ・タガカタでした」
「……」
「釈放された、ダンドは、考える」
「――最近のアルコン人は、どこか妙」
「尋ねてみたのは、あのアルコン・ロボットの首」
「――え、ハイパー物理学的抵抗が、高くなってるの?」
「――それで、赤いハイパー水晶の価格が、うなぎのぼり?」
「ハイパー水晶には~」
「ホワルゴニウムの他にも、仲間がいっぱい」
「ハイテク向けの順に、上から~」
「紫の、クリーパス」
「青い、ミヴェルム」
「緑の、スカボル」
「黄色い、ロソル」
「赤い、カルムヴァット」
「ところが~」
「昨今の、ハイパー物理学的抵抗の、おかげで~」
「高価なハイテク向けは、すぐ崩壊」
「二束三文で頑丈でローテク向けのカルムヴァットの、需要が増大」
「という、次第」
「……」
「ダンドは、さらに考える」
「――なぜ、カイワン人だけが、ハイパー水晶を掘れるの?」
「じつは、これ~」
「シャスパク――蛇のような惑星カイワン現住生物――の、おかげでした」
「地中に棲むシャスパクと、カイワン人は、一種共生関係にあり~」
「シャスパクの存在が、掘削中、ハイパー水晶の崩壊を阻止していたのです」

 ある日、アルコン総督プロタナ・アークラスは、一方的な条約破棄――

「――シャスパクさえいれば、原住民はもういらぬ」
「――あ、土が掘りかえされて、シャスパクがっ」
「アルコン人は、惑星カイワンの全鉱山を掌握」
「無理強いされたシャスパクは、ばたばた死んでいく」
「――へへっ、思い知ったか」
「密告者は、最高司祭オワラ・アサ・タガカタでした」
「……」
「ダンドは、悩む」
「――ストライキは無意味だし、ああ、いったいどうしたら」
「そこへ、プロスペクターの宇宙船に便乗し、来訪した~」
「反体制派アルコン人ふたり組――」
「〈動物使い〉カンティラン」
「〈獣医〉マル・デタイル」
「――え、カンティランくんは、異種族とアルコン人のハーフ?」
「――え、良いアイディア?」
「翌日から~」
「シャスパクは、地中深く、もぐってしまいました」
「惑星カイワンの全鉱山は、操業停止です」

 アルコン総督プロタナ・アークラスは、ダンド逮捕を命令――

「ダンドは、逃走する」
「――へへっ、思い知ったか」
「追跡する、最高司祭オワラ・アサ・タガカタ」
「積年の恨み、ダンドに向けた刃で、渾身の一撃をっ」
「が、その刹那」
「ココン青年のクロスボーが~」
「――ひゅん」
「最高司祭オワラ・アサ・タガカタを、打ちたおす」
「しかし~」
「当局は、とうぜん最高司祭オワラ・アサ・タガカタを尾行していました」
「なんなく、ダンドを捕縛してしまうのです」
「……」
「反体制派アルコン人ふたり組は、助けてくれないの?」
「ふたりは、すでに惑星カイワンから遠く離れたあと、だったのです」
「……」
「そして~」
「幾千人のカイワン人が、見守るなか~」
「ダンド処刑の日」
「アルコン総督プロタナ・アークラスは、言う」
「――シャスパクを呼べば、生命は助けてやる」
「――!」
「その時でした」
「地面から、おびただしい数のシャスパクがあらわれたのです」
「――ひ」
「――ぱくぱくぱくっ」
「アルコン総督プロタナ・アークラスを、一瞬で喰ってしまいました」
「……」
「アルコン帝国は、再度の条約締結を申しでる」
「解放された、ダンドは~」
「ふたたび、アルコン人との交渉のテーブルに、つくのでした」

【関連サイト】
・出版社が運営するドイツ公式サイト
[ http://www.perry-rhodan.net/ ]
・他、関連サイトはこちらを参照
[ http://rhodan.jp/ ]


◆今回のひとこと

 どこかで読んだような、なつかしいオチなのでした。


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