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275 [2003/11/10]


Perry Rhodan を中心とするドイツSFと周辺エンターテイメントの断片的情報を、私的興味の範囲でお送りします。

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◆目次
◇ペリー・ローダン近況


◆ペリー・ローダン近況

□ Perry Rhodan-Heft

2203 . Michael Nagula / Die neuen Sonnen / 新星団
2204 . Claudia Kern / Planet der Mythen / 神話の惑星
2205 . Ernst Vlcek / Das Blut der Veronis / ヴェロニスの血
2206 . Frank Borsch / Gesang der Hoffnung / 希望の歌
2207 . Frank Borsch / Der letzte Gesang / 最後の歌
2208 . Arndt Ellmer / Agentennest Hayok / 工作員だらけのハヨク

□ 2203話「新星団」
[ http://www.perry-rhodan.net/produkte/hefte/1/2203.html ]

 新銀河暦1331年、ハヨク散開星団の近傍宙域――

「――今度は~」
「――星団まるごと、実体化したようです」
「……」
「《レイフ・エーリクソン》、発進っ」
「乗艦するのは~」
「自由テラナー連盟政庁主席ペリー・ローダン」
「科学者、マイルズ・カンター」
「他~」
「当時、レジナルド・ブル氏の結婚式に列席中だった、著名な方々」

 《レイフ・エーリクソン》は、目標宙域に到着。

「――星団まるごと、超空間にでも、いるようです」
「――ハイパー物理学的には、探知できるのに~」
「――なにもなし」
「――いわゆるひとつの、〈カモフラージュ星団〉?」
「……」
「一方~」
「艦内には、緊迫していない一角も、ありました」
「――カンティランくん、ペリーの息子なんだって」
「――へえ」
「――ほほう」
「――ぼんじゅーる?」
「――ぼ、ぼんじゅーる?」
「にいさんとは、ちがうのです」
「……」
「一方~」
「緊迫している一角――」
「――1惑星、物質化っ」

 ローダン、アトラン、カンティランによる、一次調査。

「――惑星の名前は、タンタルスっ」
「――と、いうことで」
「――原住民は、アバンダン」
「――と、いうことで」
「……」
「一方、艦内」
「科学者マイルズ・カンター、曰く――」
「――〈カモフラージュ星団〉は、超空間繭に包まれているの、かも」
「――超空間繭が、ほころびはじめてる、かも」
「――べつの宙域でも、空間震動~星団出現がありえる、かも」

 超知性体〈それ〉の使者ロト・ケレーテが、出現。

「――ハヨク散開星団から、太古技術〈銀球〉を、運んできたのです」
「――〈ジャモンディの星海〉へ、行くのです」

 ローダン、アトランは、ロト・ケレーテが操縦する太古技術〈銀球〉で、超空間繭の内部へ。

「――うおおおっ、太古技術〈銀球〉が燃えているっ」
「――うおおおっ、燃えるぅっ」
「――万能宇宙服セルンの強力な冷房を、入れるのだっ」
「――万能宇宙服セルンの強力な冷房を、スイッチオン」
「が」
「――ロト・ケレーテの機械の体に、強力な冷房はないようです」
「――うおおおっ、燃えるぅっ」
「――うおおおっ、〈ジャモンディの星海〉に、到達っ」
「――うおおおっ、ローダン、アトランっ、〈パーラクの砦〉を……」
「――!」

 太古技術〈銀球〉は、〈ジャモンディの星海〉の一惑星に不時着。大破炎上。

「――脱出っ」
「――脱出っ」
「――ああっ、機械の体が融けて、動けな……」
「――ばーん」
「――ロト・ケレーテ、キミの犠牲は、無駄にしないぞっ」

 一方、《レイフ・エーリクソン》――

「緊迫していない一角――」
「――カンティランくんが、自分のボロ船《ディリシ》で、発進ごー?」
「――どこ、行くんだろうねー」
「――さすが、ペリーの息子だねー」

補足:

「ペリー・ローダン氏の、いつもの〈ガローン服〉は~」
「超空間から、エネルギー、とれず」
「現在、使用不能のようです」

□ PERRY RHODAN-Odyssee

1 . Hubert Haensel / Die Kolonisten der Zukunft / 植民団、未来へ
2 . Leo Lukas / Der geheime Krieg / 秘密戦争
3 . Hans Kneifel / Das Energie-Riff / エネルギー暗礁
4 . Frank Böhmert / Die Traumkapseln / 夢カプセル
5 . Frank Borsch / Das strahlende Imperium / 輝く帝国
6 . Uwe Anton / Die Lebensboten / 生命の使者

 Heyne 社による、ポケットブック・シリーズ。全6冊。

□ PERRY RHODAN-Odyssee 1話「植民団、未来へ」
[ http://perry-rhodan.net/produkte/buecher/odyssee/1.html ]

 新銀河暦1329年6月、ペリー・ローダン謎の失踪1ヶ月間。
 その真相とは――

「帰還した、ソル系第4惑星・火星」
「学術調査団によれば~」
「荒涼~」
「――〈死のクリスタル〉も、過去テラナーが建設した各種施設もなし」
「――また植民、しても、良いでしょう」

 火星植民団の第一派28名が、火星に到着。

「歓迎するのは~」
「自由テラナー連盟、政庁主席ペリー・ローダン」
「国防大臣レジナルド・ブル」
「マーズ・リニア01号――西暦2021年製造、博物館にあった火星バス――で、火星周遊旅行へ」
「――発進ゴーっ」

 ところが――

「突然の、嵐っ」
「エネルギー乱流っ」
「――!」
「――赤砂の荒野が~」
「――メトロポリスにっ」
「いきなり周囲は、種々雑多・異種族あふれる、大都会」

 マーズ・リニア01号は、塔のひとつへ牽引される。

「歓迎するのは~」
「鳥型の、タムブー種族」
「〈コル・モリアン〉の科学結社の、一員」
「――わたしは、ゲルド・カル・ストッグです」
「――ここは、ヴァーリゴのバランス-Bです」
「――いまは、10億年後の未来です」
「銀河系の火星の10億年後、なのでした」
「――ヒト型のノドロン人に、困っているのです」
「――過去から、無作為抽出して、救援を呼んでみたのです」
「無作為、なのでした」
「――明日、偉い人が来て、もっと説明するのです」
「――本日は、このマンタギル市のホテルで、休むのです」
「――!」
「突如、警報がっ」
「――ノドロン人の、戦闘グライダーがっ」
「――ばりばりばりっ」
「犠牲者、多数」
「マーズ・リニア01号、脱出」
「塔、崩壊」

 マーズ・リニア01号は、マンタギル市の喧騒にまぎれた。

「襲撃を、指示したのは~」
「アックス・コクロイデ――ノドロン人コクロイデ氏族の長」
「報告を、聞きます」
「――塔は、全壊です」
「――バスが1台、逃げただけです」
「――ひーっ」
「無能な現場指揮官は〈ノドロ鞭〉で、ばっさり」

 ブルとトレブ・ウィルバーン――職業、ジャーナリスト――は、マンタギル市中で、情報収集。

「――ハロー」
「――ひーっ」
「ノドロン人と、誤解され~」
「話にも、なりません」

 ローダンと火星植民団の生存者は、ホテルへ。

「部屋に、いろいろなモノが、用意してありました」
「――支度金?」
「――翻訳機?」
「――デフレクター?」
「――銃まで?」
「……」
「ブルとトレブ・ウィルバーンも、ホテルに到着」
「テレビでも、見てみましょう」
「――この球形船、旧式な感じ」
「――リニア駆動しか、ない感じ」
「――惑星バランス-B=火星は、〈制御センター〉な感じ」
「――あの襲撃には、ノドロン人アックス・コクロイデが、からんでいる感じ」
「……」
「火星植民団は、民間人のあつまりです」
「クアルト・ホムフェ氏は、芸術家なので、市中に放浪したり」
「シム・カラテクさんは、迷子のペットのフェロル猫を、探しに出たり」
「――捜索、手伝います」
「フラン・イミスさんは、たんなる火星フェチのOL……と、みせかけて~」
「――じつは、政庁主席と国防大臣の監視を命じられてまして」
「――TLDエージェントの人、だったの?」
「――監視じゃないくて、護衛の間違いでしょ」
「――そうです」
「……」
「火星植民団の他のメンバーは、完璧な民間人です」
「発見されたとき~」
「クアルト・ホムフェ氏は、芸術家なので、市中で芸術作品を鑑賞です」
「〈永遠の科学者たち〉の彫像」
「一群の、タムブー種族の、像なのでした」
「――芸術品と、いうより~」
「――偉人の業績を、立体映像で解説する……文化施設?」
「――?」
「――この宇宙で、生命は衰退しつつある?」
「――現在のソル系には、惑星テラが、ない?」

 深夜、ノドロン人部隊が、ホテルを奇襲。

「襲撃を、指示したのは~」
「やはり、ノドロン人、アックス・コクロイデ」
「報告を、聞きます」
「――敵3名を、殺害したのです」
「――指導者2名は、眠らずに、外出中で」
「――また〈永遠の科学者たち〉の彫像に、行っていたようで」
「――ひーっ」
「……」
「――惑星バランス-Bを、8000隻で、封鎖せよっ」
「――叛徒を、逃がすでないっ」
「ノドロン人、アックス・コクロイデは~」
「同じヒト型のローダン一行を、ノドロン人の叛徒と、誤認しているようです」

 ローダンは、火星植民団の生存者に、判明した事実を、語る――

「――ヴァーリゴ=銀河系の、種族たちは~」
「――生命衰退阻止のため、数十万年規模の計画を、実行中なのです」
「――そのために~」
「――バランス-A=惑星テラは、ここから55光年の青色巨星の軌道に移されたのです」

 テレビ・ニュースは、語る――

「――これが、指名手配のノドロン人叛徒一行です」
「――これが、当局が押収した、叛徒のバスです」
「――叛徒を見かけた市民は、当局に通報を!」
「……」
「――まずいですぜ」
「――よし、戦術的撤退だっ」
「――あのー、ホテルのチェックアウトは、しないのですか?」
「こそこそ」
「……」
「――このまま、バランス-B=火星を、脱出だっ」
「――あのー、マンタギル市に残ってよいですか?」
「――よいですが、危険ですよ」
「――でも、女房の遺体を、置いてはいけません」
「ロン・ダイク氏は、先刻の襲撃で、奥さんを亡くしていたのでした」

 押収されたマーズ・リニア01号が、ノドロン貨物船に運搬されるという。

「――チャンスですぜ」
「――よし、マーズ・リニア01号の車内に、隠れるんだっ」
「――あのー、見つかりませんかね?」
「――だから、隠れるんだっ」
「こそこそ」

 ローダンは、火星植民団の生存者に、判明した事実を、さらに語る――

「――ヴァーリゴ=銀河系の、種族たちは~」
「――生命衰退阻止のため、〈大群〉建造の計画を、実行中なのです」
「――コスモクラートの指示でなく、みずからの意志なのです」
「――バランス-A=惑星テラとバランス-B=火星は、〈大群〉制御惑星になるのです」
「ひそひそ」

 ノドロン貨物船が、マーズ・リニア01号を載せ、離陸。

「――制圧成功ですぜ、ペリー」
「――発進ゴーっ、だ、ブリー」
「火星植民団を乗せたノドロン貨物船は~」
「ブルの操船で、リニア空間に消えたのでした」

【関連サイト】
・出版社が運営するドイツ公式サイト
[ http://www.perry-rhodan.net/ ]
・他、関連サイトはこちらを参照
[ http://rhodan.jp/ ]


◆今回のひとこと

 で、事件後、フラン・イミスさんは、ブルと結婚……と。


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