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266 [2003/09/08]


Perry Rhodan を中心とするドイツSFと周辺エンターテイメントの断片的情報を、私的興味の範囲でお送りします。

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◆目次
◇ペリー・ローダン近況


◆ペリー・ローダン近況

□ Perry Rhodan-Heft

2193 . Rainer Castor / Rettungsplan Stimulation / 救済計画・刺激
2194 . Leo Lukas / Der Vierte Inquisitor / 第四異端審問官
2195 . Uwe Anton / VAIA erwacht / ヴァイア目覚める
2196 . Michael Nagula / METANU-Nabelplatz / メタヌ中心
2197 . Arndt Ellmer / Der Jahrmillionenplan / 2000万年計画
2198 . Uwe Anton / Plan des Kosmokraten / コスモクラートの計画
2199 . Uwe Anton / Düstere Zukunft / 仄暗い未来
2200 . Robert Feldhoff / Der Sternenbasterd / 星の私生児

□ 補足:科学者トレログ――2162話「ハイパー嵐」より
[ http://perry-rhodan.net/produkte/hefte/1/2162.html ]
[ http://www.rlmdi.org/rlmdi/di/di0235.html ]

 新銀河暦1312年4月、銀河系ハヨク散開星団――

「現在は~」
「アルコン神聖帝国の、支配域」
「かつては~」
「自由テラナー連盟の、統治下」
「そして、5万年前には~」
「レムール帝国の、第21タマニウムが、あったとか」
「惑星ハヨクには~」
「ウルブラダン恒星三角転送機の、制御ピラミッドが、あったとか」
「ハルト人の侵攻から、91年後には~」
「恒星転送機も、制御ピラミッドも、破壊されたとか」

 レムール遺跡のさらに地下から発掘された、超技術の産物〈銀球〉。

「――どうする?」
「――トレロク先生を、呼ぶだよ」
「ツァリト人科学者、トレロク」
「現在は~」
「アルコン神聖帝国艦《カーリボ》の、首席科学者」
「かつては~」
「アクタクル――アルコン神聖帝国のカ・マレンティス――に、見いだされ~」
「新型グワロン級戦艦の開発になども、参画」
「でも、本当は~」
「――遺跡が、とっても、好きなんです」
「――以前、惑星ハヨクのレムール遺跡も、調査したことがありましてね」
「――そのとき、活動中の地下施設に、ばったり遭遇」
「――見てくださいよ、ココ……ほら、おでこの、豹のかたちの〈金の刺青〉」
「――コレ、じつは、そのとき見つけたマイクロゾンデ一式、なんです」
「――勝手に貼りついて、とれないんです」
「自慢の体験談、らしいです」

 招聘されたトレロクは、レムール遺跡へ。

「惑星ハヨクには~」
「5万年前、レムール人が、いて~」
「100万年前には、ペトロン人が、いて~」
「ペトロン人とは、つまり、銀河系に残留したクエリオン人の一派で~」
「〈深淵の騎士〉ハルポーンのアルマダンと共に、銀河系を防衛して~」
「以後、衰亡、したとか」
「――レムール遺跡は、ペトロン遺跡の上に建設されたのですな」
「――〈時の泉〉も、あったとか」
「――おお、これが〈銀球〉」
「〈金の刺青〉と〈銀球〉は、相性がいいようです」
「――ふむふむ」
「――メンタル・インパルスで、〈銀球〉を制御できそうです」
「――〈銀球〉は、固有の時間と固有のマイクロ宇宙を、有しているのです」
「――〈銀球〉に乗れば、外界の影響はうけずに、どこでもいけるのです」

 トレロクは、〈銀球〉持参で、〈星界の窓〉を抜け、トラドム銀河へ。

「科学者の本能が、おもむくまま~」
「鹵獲した、トラドム帝国のカタマー艦――現地名アグラザー艦――を~」
「――ふむふむ」
「――これが危険な放射を出すという、超技術機関――アグラザー機関」
「――〈銀球〉だったら、内部に深く潜行したり、できるかも」

 そのとき、トラドム帝国艦隊が、ロアンナ星域の〈星界の窓〉を守る銀河系連合艦隊にむけ、決死の攻勢に転じた。

「トラドム帝国艦隊の秘策は、技術者種族デュラバカタベの〈構造船〉20隻」
「直径1.2kmの円盤船体2枚を支柱12本がむすぶ、特異な船体が~」
「――びゅーびゅー」
「――ばりばり」

 周囲一帯に、ハイパー放射の乱流――ハイパー嵐――が、発生。
 時空がゆがみ、裂け、巨大な超空間の口が開く――その数20。
 まず、ポスビ艦隊の多数が、時空の断裂に消えた。
 銀河系連合艦隊に、動揺が走る。

「――トレロク、危険です。中止してください」
「――もう遅いよー。オレ、入っちゃったもん」
「それでも~」
「〈銀球〉は、一連の騒動のさなかも、傷ひとつなし」
「トレロクは、無事、生還し~」
「ハイパー嵐の元凶〈構造船〉の探知策を、あみだすのでした」

 そして、1ヶ月……
 トレロクと〈銀球〉に、ふたたび、出番があろうとは。

□ 2193話「救済計画・刺激」
[ http://www.perry-rhodan.net/produkte/hefte/1/2193.html ]

 新銀河暦1312年5月、トラドム銀河ロアンナ宙域――

「レジナルド・ブルは~」
「〈星界の窓〉を、防衛中」
「――アールス種族の〈虫〉が、6基も来たって?」
「――銀河系への亡命を、求めてます」
「――あんな巨大なモノを、査察と検疫?」
「――亡命を認めないわけにも、いきませんし」
「――やれやれ、戦争終われば、すぐ戻るんだろうに、なあ?」

 16万年前頃――

「〈ヴァイア技術者〉種族の、リンタチャ・サヒンは~」
「タトリクス文明、屈指の科学者」
「みずからの種族の起源を、もとめて~」
「ひとり旅」
「伝説の超技術惑星ヴァイアナムを、もとめて~」
「さすらい旅」
「伝承では~」
「惑星ヴァイアナムは~」
「後代の人々に誤用され、悪用されたら、困るしなあ~」
「とかいう昔の人々の手で、破壊された、という」
「――うそだっ」
「――小心なボクら技術者に、そんな剛毅なこと、できるわけなし」
「――あ、こんなところに、半空間泡」
「半空間泡の中に~」
「無傷の超技術惑星ヴァイアナムが、あったのです」
「――おー、作ってる作ってる」
「――巨大ステーションが、建造中」
「――防衛要塞みたいなものも、いっぱい建造中」
「これが、後世、人が知る~」
「〈サヒンの星〉と~」
「〈鼓動〉を防衛するステーション群~」
「なのでした」
「そして~」
「リンタチャ・サヒンは~」
「グヤール種族と~」
「トンキーン種族と~」
「〈ヴァイア技術者〉種族と~」
「ついでに、超知性体ヴァイア、そのヒトの起源を知り~」
「以後の半生、この地で、自慢の腕をふるうことになったのでした」

 現在、〈アングエラの眼B〉――

「〈アングエラの眼B〉宙域の、アルコン神聖帝国艦《カーリボ》」
「トレロク率いる科学チームは~」
「アルコン神聖帝国提督ヴィヴォ家のアスカリから~」
「指令を、うけていました」
「――〈アングエラの眼B〉の内部へ、〈サヒンの星〉へ、行くのです」
「――超知性体ヴァイアを、覚醒させるのよっ」
「でも、〈アングエラの眼B〉には、入れません」
「――ヴァイア布告者アングエラさんの暗証番号でも、開きませんね」
「――開きませんか~」

 140万年前――

「超知性体ミュルの〈力の球形体〉は~」
「危機に、瀕していました」
「ネガティヴな超知性体オシアンの補助種族クヴィルンが、総進撃」
「超知性体ミュルは~」
「――コスモクラートさんに、助けをもとめましょう」
「――ああ、助けがきた」
「このとき~」
「トラドム銀河に展開した、防衛部隊」
「隊長――〈深淵の騎士〉ヴァニルーンのヴァイカンと~」
「隊員――クェヴァヤーン種族100万体」
「クェヴァヤーン種族は~」
「かつて、〈大群〉を建造し~」
「当時、精神存在に進化しようとして、いました」
「部隊には、エラント人のカーライト製工房船も、いました」
「てことは?」
「すなわち、クェヴァヤーン種族=クエリオン人の一派なのでしょう」
「――うおー」
「――うおー」
「物量優勢なクヴィルン種族は、ひたすら襲来襲来」
「戦いは、数万年つづいたそうです」

 現在、〈アングエラの眼B〉――

「アルコン神聖帝国提督ヴィヴォ家のアスカリは~」
「医療ロボットの~」
「診察を、うけていました」
「――ご懐妊です」
「――やっぱりね」
「――ばーん」
「――医療ロボットは、口封じされてしまいました」
「……」
「トレロクとヴァイア布告者アングエラは~」
「〈銀球〉で、〈アングエラの眼B〉に、突入してみます」
「――やったぞ、中だ」
「――そうです、あれが〈サヒンの星〉です」
「〈サヒンの星〉と、直接、通信接続」
「――ヴァイア布告者アングエラさんの暗証番号が、受理されましたね」
「――受理されましたか~」
「これにより~」
「アルコン神聖帝国艦《カーリボ》も、構造通路をぬけて、〈サヒンの星〉へ」

 117万年前――

「隊長――〈深淵の騎士〉ヴァニルーンのヴァイカンと~」
「隊員――クェヴァヤーン種族100万体は~」
「――うおー」
「――うおー」
「トラドム銀河防衛を、完遂」
「――きみらには、礼をしないと、いけないですね」
「――いっしょに、超知性体になってください」
「〈深淵の騎士〉ヴァニルーンのヴァイカンを、核として~」
「クェヴァヤーン種族の8割が、精神体となって集結」
「超知性体ヴァイアが、誕生したのです」
「〈力の球形体〉を、率いるのは~」
「肉体で生きることを選んだ、のこり2割のクェヴァヤーン種族の末裔たち」
「グヤール種族とか~」
「トンキーン種族とか~」
「〈ヴァイア技術者〉種族とか~」
「……」
「超知性体ヴァイアの〈力の球形体〉は~」
「はじめ、4銀河」
「17万年後には、8銀河」
「超知性体ミュルとは~」
「アウル・エイマンクス銀河をめぐって、喧嘩も、しました」
「――もう、やめましょう」
「――では、アウル・エイマンクス銀河は、中立地帯ということで」

 超知性体ヴァイア誕生から、97万年後――

「ヘリオートスが、やってきました」
「――トレゴン、しませんか?」
「――ミュルさん、どーします?」
「――ヴァイアさんは、どーします?」
「――良いのでは、ないですか」
「――〈鼓動〉の安定化とか、助け合いましょう」
「超知性体ヴァイアと超知性体ミュルは~」
「いわゆるひとつの、トレゴン互助会、を形成」
「共に、トレゴンの道を、歩んだのです」
「……」
「そしてはじまる、長いような短いような、〈ヴァイアの平和〉の時代」
「ああ、でも、運命の16万年前」
「〈理性の異端審問〉の蜂起により~」
「超知性体ヴァイアの意識は、爆散」
「2万5000の〈シュメルツヴェヒテ〉に、分裂して~」
「果てたのでした」

 現在、〈アングエラの眼B〉――

「トレロク率いる科学チームは~」
「アルコン神聖帝国提督ヴィヴォ家のアスカリから~」
「指令を、うけていました」
「――超知性体ヴァイアを、覚醒させるのよっ」
「でも、本来なら~」
「〈アングエラの眼B〉から〈アングエラの眼〉にかけた灼熱の橋は~」
「とっくに、超知性体ヴァイアを目覚めさせている、はず」
「正しく、機能していないのです」
「――着想はいいし~」
「――エルタン人さんも、ちゃんと、マニュアルどおりに起動したみたい」
「――故障!」
「――故障?」
「――あーあ、アグラザー機関が、焼きついてますね~」
「方策は、ただひとつ」
「クェヴァヤーン超技術には、クエリオン超技術をもって、あたるべし」
「――ふむふむ」
「――アグラザー機関のかわりに、〈銀球〉を使いましょう」
「――燃料の〈パラ塵〉は、どうするので?」
「――おでこの〈金の刺青〉が、注いでくれるのです」
「――?」
「――ばーん」
「〈銀球〉大破」
「トレロク、間一髪、脱出に成功」
「……」
「が」
「どうやら~」
「〈アングエラの眼B〉から〈アングエラの眼〉にかけた灼熱の橋は~」
「正しく、機能をはじめました」
「――あ」
「トラドム銀河全域の〈シュメルツヴェヒテ〉が~」
「――ぴかー」
「明るく発光しては、消えていく」
「超知性体ヴァイア」
「覚醒です」

 現在、トラドム銀河ロアンナ宙域――

「レジナルド・ブルは~」
「〈星界の窓〉を、防衛中」
「――アールス種族の〈虫〉の査察と検疫、終わったって?」
「――銀河系へ、移動を開始しました」
「――やれやれ、戦争終われば、すぐ戻るんだろうに、なあ?」

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[ http://rhodan.jp/ ]


◆今回のひとこと

 こんなのが、伏線だとは、ねえ。


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