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261 [2003/08/04]


Perry Rhodan を中心とするドイツSFと周辺エンターテイメントの断片的情報を、私的興味の範囲でお送りします。

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◆目次
◇ペリー・ローダン近況


◆ペリー・ローダン近況

□ Perry Rhodan-Heft

2188 . Leo Lukas / Gekapert / 奪われた船
2189 . H. G. Francis / Geheimnis der Kattixu / カチズ族の秘密
2190 . Horst Hoffmann / Metanu-Station / メタヌ・ステーション
2191 . Michael Nagula / Alles für die Ewigkeit / すべては永遠に
2192 . Claudia Kern / Wider den Seelenvampir / 吸魂鬼にたちむかって
2193 . Rainer Castor / Rettungsplan Stimulation / 救済計画・刺激
2194 . Leo Lukas / Der Vierte Inquisitor / 第四異端審問官

□ 2188話「奪われた船」
[ http://perry-rhodan.net/produkte/hefte/1/2188.html ]

 新銀河暦1312年初頭、〈最初のトレゴン〉中枢部――

「《ソル》は、惑星トゥラカメ2へむけて、航行する」
「トゥラカメ2――アルゴリアン種族の惑星」
「アルゴリアン――太古、超知性体トレゴンの協力者として、〈最初のトレゴン〉創設に尽力した種族」
「のちに、離反したり、するのですが」
「なにぶんにも、歴史の長い種族」
「衰退は、顕著です」
「そのため~」
「惑星トゥラカメ2を、停滞場で封印」
「用事があれば、おこしてね」
「そんな暮らしを、していたそうです」

 《ソル》司令室で――

「アルゴリアン――レ・アニャンテとクルカリェン・ヴァランティル――は~」
「《ソル》の指揮権を、要求」
「論旨は、明快です」
「――アルコン人のアトランてヒト、すぐ泣くから、きらい」
「――われわれは、賢い」
「――納得いかないわっ」
「アルコン人は、興奮すると涙腺――のような器官――が、ゆるくなるのです」
「それに、たしかに、あまり賢くありません」
「……」
「ロナルド・テケナーとダオ・リン・ヘイの、懐柔策も~」
「逆効果」
「〈セネカ〉の記録から~」
「アトランの経歴は、信じてくれた、ものの~」
「アルゴリアン2名、いまだ、釈然と、しないようです」

 一方、《ソル》中央艦体で――

「〈仮面の男〉アラスカ・シェーデレーアは~」
「自分さがしの旅」
「動機は、明快です」
「――うにょうにょ」
「顔面のカピン片が~」
「――うにょうにょ」
「こっちこっち、というのです」
「……」
「奪還からこっち、じつは《ソル》中央艦体は、ガラクタに埋もれたまま」
「――ひょっとして、奇蹟の宝庫?」
「なぞをぉ~」
「解き明かすのだぁ~」
「かくして、乗員有志、趣味のゴミ漁りは、続いているのでした」
「ラヴェド三兄弟ひきいる~」
「惑星ドー12の環境適応人ドーキース、12名のチーム」
「――おれたちぃ~」
「――〈お宝ダイバー〉~」
「――なに?」
「――宝さがしの旅?」
「……」
「アラスカと〈財宝ダイバー〉は、共に旅をつづけるのでした」

 《ソル》司令室で――

「――惑星トゥラカメ2に、到着しました」
「――ステーション〈ステイシス1〉の、スイッチを切りました」
「艦体を走る、衝撃っ」
「――惑星トゥラカメ2の停滞場、消えました」
「――もしもし?」
「――つー、つー、つー」
「……」
「原因は、明快です」
「――停滞場の極性を、反転したのね」
「――この地表、数十億年は経過している」
「――ヘリオートスね」
「――やってくれる」
「――がっくり」
「――しょんぼり」
「そんなとき~」
「アトランの、慰めの言葉が、効いたようです」
「――このヒト、ちょっと、いいヒトかも」
「――ちょっとなら、信頼しても、いいかも」

 一方、《ソル》中央艦体で――

「くらくらっ」
「――え、アラスカ?」
「――日射病?」
「……」
「症状は、明快です」
「惑星トゥラカメ2の停滞場消滅の6次元性の衝撃、なのでした」
「――はっ」
「アラスカの意識は、もどりました」
「――?」
「――え、なに、この写真?」
「――昏倒の際、アラスカが握りしめていたデジカメに、妙なモノが?」
「高さ10m、さしわたし6m――細長いドーム状構造物が5つ」
「全体は、リングで束ねられているのです」
「淡黄色に輝く素材」
「扉のようなものまで、ある」
「――だれが、住んでいるのだろう?」
「――なにが、住んでいるのだろう?」
「周囲をみわたしても、見えるは、瓦礫の山ばかり」
「――うわーっ」
「――ひーっ」
「なんとか全員、無事撤退」
「廃墟の写真は、コワイのです」

 《ソル》司令室で――

「アラスカは、《ソル》中央艦体の怪異を語る」
「アトランも、かつて体験した《ソル》中央艦体の怪異を語る」
「――じつは、ヴァッサーマル銀河でのことだがな」
「――《ソル》中央艦体で、意識を4時間も失っていてな」
「――お」
「――なんだろ、ポケットに紙片が……それも、オレの字だし」
「――お?」
「――まだ早すぎる。まだ、わたしは知ってはならない」
「――《ソル》中央艦体に、触れてはならない」
「――わたしは了承した。賛同したのだ」
「――byアトラン?」
「……」
「事態は明快です」
「――《ソル》中央艦体に、なにかいる」
「――おびきだそう」
「――いぶりだすだ」
「――山狩りするだよ」

 《ソル》中央艦体から、総員撤収。両《ソル・セル》も分離。
 《ソル》中央艦体は、手近の恒星との衝突コースにおかれる。

「――あ、艦載脳〈セネカ〉が、コース変更しました」
「――〈セネカ〉?」
「――上のモノから、指令があったのです」
「――それは、だれ?」
「――さあ?」
「……」
「《ソル》は、すでに奪われていたのでした」

【関連サイト】
・出版社が運営するドイツ公式サイト
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・他、関連サイトはこちらを参照
[ http://rhodan.jp/ ]


◆今回のひとこと

 古い船って、コワイのです。古い本も、ときどきコワイけど。


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