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247 [2003/04/28]


Perry Rhodan を中心とするドイツSFと周辺エンターテイメントの断片的情報を、私的興味の範囲でお送りします。

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◆目次
◇ペリー・ローダン近況


◆ペリー・ローダン近況

□ Perry Rhodan-Heft

2170 . Leo Lukas / Das Reich der Güte / 善の帝国
2171 . H. G. Francis / Inquisition der Vernunft / 理性の異端審問
2172 . Susan Schwartz / Projekt Finsternis / 暗闇計画
2173 . Uwe Anton / Der Ultramagnet / 超磁石
2174 . Robert Feldhoff / Anguelas letzter Tag / アングエラ最期の日
2175 . Horst Hoffmann / Zeitsprung rückwärts / 時間跳躍反転
2176 . Susan Schwartz / Thoregons Kinder / トレゴンの子ら
2177 . Susan Schwartz / Das Zirkular / 循環
2178 . Arndt Ellmer / Zentrale des Zirkulars / 循環の司令室
2179 . Michael Nagula / Akreols Welt / アクレオルの世界
2180 . Rainer Castor / Objekt Armaire / 物体アルマイレ

□ 2170話「善の帝国」
[ http://perry-rhodan.net/produkte/hefte/1/2170.html ]

 16万年前、トラドム銀河――
 超知性体ヴァイアのトレゴン――トラドム銀河をふくむ8銀河からなる〈善の帝国〉――は、〈ヴァイアの平和〉を謳歌していた。

「〈善の帝国〉の中心は、惑星カルデラのカルディト宮殿」
「惑星カルデラに発したグヤール種族の、選ばれた者が~」
「ヴァイア布告者として、仕えています」
「かたわらでは、エルタン人が種族をあげて〈ヴァイアの平和〉をささえ~」
「ヴァイア技術者が建造する双胴船艦隊は、無敵」
「――〈善の帝国〉の礎は、磐石」
「と、信じられていたのです」

 グヤール種族の若者アングエラ・クラリンは、その才を世に生かすため、惑星カルデラで研鑽を積む。

「もちろん、恋もありました」
「――サーフィンっ」
「――いぇぃ」

 アングエラは、ヴァイア布告者イジョタ・ヒュンダリン――トレゴンの使徒――に師事し、経験を積む。

「ともに〈無限への架け橋〉を渡り、いろいろ教えてもらいました」
「――コスモクラートは、宇宙秩序防衛のヒトなのでしょう?」
「――コスモクラートは、宇宙秩序防衛の鬼なのじゃ」

 やがて、ヴァイア布告者イジョタ・ヒュンダリンの死により、アングエラは師の地位とパッサンタムを継承した。

□ 2171話「理性の異端審問」
[ http://perry-rhodan.net/produkte/hefte/1/2171.html ]

「〈ヴァイアの平和〉を、こころよく思わない者たちも、います」
「秘密結社の名は、〈理性の異端審問〉」
「指導者は、トンキーン種族の、シクズ・ウンカディ」
「ヴァレンターの、〈超新星提督〉オール・トゥルポ」
「カーフヤーム種族――別名、カーフ遺伝学者――の、プライ・ゴク・ジョ」
「などなど……」
「――いつか自分の帝国をっ」
「と、たくらんでいたのです」

 やがて、カイロル――コスモクラートの使者ロボット――が、トンキーン種族に接触し、超技術を供与する。

「秘密結社は、意気高揚」
「――〈超磁石〉?」
「――〈死の波動〉?」
「――陰謀がばれないように、盗聴防止装置を……」
「――アングエラのクローンをつくって……」
「――エルタン人を、遺伝的に少子化するのじゃ」
「――おおっ」
「――ひそひそっ」
「……」
「――ついでにトンキーンも、遺伝的に少子化しておこうかの」

□ 2172話「暗闇計画」
[ http://perry-rhodan.net/produkte/hefte/1/2172.html ]

 16万年前、トラドム銀河――

「自由テラナー連盟政庁主席ローダンの、《レイフ・エーリクソン》と~」
「アルコン神聖帝国提督ヴィヴォ家のアスカリの、《カーリボ》は~」
「エルタン人指導者トロイム・レカロの要請で~」
「エルタン船《テファニ》を、救援」
「エルタン船《テファニ》の、時間跳躍にまきこまれ~」
「15万9980年前へ」

 エルタン船《テファニ》船内は、時間跳躍装置の余剰放射で荒廃。
 生存者は、船長フィアン・デガテル他2名のみ。
 3隻は、とりあえず、近傍の惑星オイカシャルへ。

「ローダン、問いただします」
「――まさか、〈暗闇計画〉というのは……」
「――むろん、〈理性の異端審問〉の権力簒奪を、未然に阻止するのだっ」
「――いかんっ」
「――?」
「――タイムパラドックスは、良くない」
「――では、どうすれば?」
「――たとえば……」
「――?」
「――16万年後に爆発する爆弾を、仕掛けるとか」
「――おおっ」

 《カーリボ》は、惑星オイカシャルで、エルタン船《テファニ》の修理。
 《レイフ・エーリクソン》の搭載巡洋艦《ジョルネ》は、クエイガト系――〈シュメルツヴェヒテ〉発祥の地――へ。
 ローダンの《レイフ・エーリクソン》は、ヴィヴォ家のアスカリを加え、〈善の帝国〉の中枢、惑星カルデラへ。

「ローダン、惑星カルデラで、ヴァイアの使徒アングエラに拝謁します」
「――わたしは、未来からきた、トレゴンの使徒ペリー・ローダン」
「――は?」
「――じつは、〈善の帝国〉は、もうすぐ滅亡するのです」
「――わはは?」
「なかなか、信じてもらえません」

 しかし、そこに警報が……。

□ 2173話「超磁石」
[ http://perry-rhodan.net/produkte/hefte/1/2173.html ]

 クエイガト系――現在のトラドム銀河全域に散在する25万の特異点〈シュメルツヴェヒテ〉の軌道を逆にたどると、16万年前のこの星系に行きつく。

「追跡巡洋艦《ジョルネ》は、クエイガト系に到着」
「乗員は、いつもの面々」
「エモシオ航法士ジム・ノーヴェンバーにはじまって~」
「賓客のマークス、グレク665半人前まで」

 クエイガト系は、ヴァレンターの拠点星系のひとつ。
 トンキーン種族の艦船とヴァレンターの艦隊が、遊弋する。

「――星系内部に、異様な反応がっ」
「――強力な高次元放射?」
「――直径1007km?」
「――黒い球体?」
「これこそ、カイロル――コスモクラートの使者ロボット――が、供与した~」
「超兵器〈超磁石〉なのでした」
「……」
「――星系外部にも、反応がっ」
「――強力な高次元放射?」
「――超知性体?」
「――ヴァイア?」
「超兵器〈超磁石〉は、超知性体ヴァイアを~」
「吸引~」
「分解~」
「ぽんっ」

 超知性体ヴァイアは25万の意識断片に分断され、四散する。
 その余波で、クエイガト系は、壊滅する。

「追跡巡洋艦《ジョルネ》も、逃げきれそうにありません」
「――ひーっ」
「――ぐっすん」
「――やりとげてみせるわ。いつでも、道はあるものよっ」
「――ジュリーっっ!」
「追跡巡洋艦《ジョルネ》は~」
「エモシオ航法士ジム・ノーヴェンバーの機転で~」
「誕生したばかりの〈シュメルツヴェヒテ〉――超知性体ヴァイアの遺骸――のひとつに突入」

 追跡巡洋艦《ジョルネ》は、10万光年を跳躍。難を逃れる。

「でも、高次元性の機器を全損」
「――超光速航行不能」
「――超光速通信不能」
「《レイフ・エーリクソン》に、現座標を知らせる手段はないのです」
「……」
「賓客のマークス、グレク665半人前、曰く」
「――計算したら、悲しい結果になったよー」
「――?」
「――16万年後の〈骸兵〉に、テラナーの遺伝子がはいってたよー」
「――!」

□ 2174話「アングエラ最期の日」
[ http://perry-rhodan.net/produkte/hefte/1/2174.html ]

 クエイガト系に、異変。
 ヴァイア布告者アングエラの腹心アイファゲ・アゲールの双胴船艦隊が、急行する。
 が、さらに異変。

「――うっ」
「――双胴船に乗務するグヤール種族、死亡続々?」
「――ううっ」
「――これって、超光速でトラドム銀河全域に伝播してる?」
「これこそ、カイロル――コスモクラートの使者ロボット――が、供与した~」
「超兵器〈死の波動〉なのでした」
「……」
「――ヴァレンターの急襲です」
「――たてこもるぞっ」
「――脱出するぞ」
「――あ」
「無敵の双胴船艦隊は、ヴァレンターの手中に」
「アイファゲの副官エルタン人ジョ・ヴァンピュセは、ただひとり緊急脱出」
「惑星カルデラに、急を告げる」

 その惑星カルデラにも、異変。

「――うっ」
「――カルディト宮殿に勤務するグヤール種族、死亡続々?」
「――ううっ」
「――これが、超兵器〈死の波動〉?」
「――ヴァレンター配下の双胴船艦隊、急襲です」
「――カルディト宮殿発進っ」

 ヴァレンターは、数十万隻の双胴船で、惑星カルデラを星系ごと破壊。
 逃れたのは、緊急離脱したカルディト宮殿のみ。
 ヴァイア布告者アングエラは、エルタン船《ティズ》で、惑星フリエソンのピルツドームに到達。

「救いの道を、求め~」
「アングエラは、〈無限への架け橋〉を渡る」
「まず、〈メガ=ドーム〉」
「――超知性体ヴァイアは、もういない」
「〈使徒の船〉を隠した惑星アウル・エイマンクス」
「――ああっ、上空にコスモクラートの青い転子状船がっ」
「救いの道は、ありません」

 一方、ローダンの《レイフ・エーリクソン》は、クエイガト系で、追跡巡洋艦《ジョルネ》を捜索。

「――ああ、いない」
「――超知性体ヴァイアの意識も、もうないねー」

 《レイフ・エーリクソン》は、惑星カルディトを経由し、惑星フリエソンへ、ヴァイア布告者アングエラの足どりを追う。
 ローダンは、〈無限への架け橋〉の上で、うちひしがれたアングエラに会う。
 だが、未来からきた使徒にできることは、もはやない。
 ローダンの《レイフ・エーリクソン》は、時間跳躍船《テファニ》が待つ惑星オイカシャルへ。
 アングエラは、カルディト宮殿――16万年後の世界で〈異端審問の要塞〉として知られる施設――に帰到する。

「そこに生き残ったのは、わずかなエルタン人のみ」
「グヤール種族は、とうに壊滅」
「カルディト宮殿の拿捕も、もはや時間の問題」
「アングエラは、エルタン人ジョ・ヴァンピュセに最後の希望を託すのでした」

□ 2175話「時間跳躍反転」
[ http://perry-rhodan.net/produkte/hefte/1/2175.html ]

「で」
「《レイフ・エーリクソン》と《カーリボ》は~」
「16万年後に帰還する、と」

 波乱万丈の16万年前は、ようやく完結するのです。

【関連サイト】
・出版社が運営するドイツ公式サイト
[ http://www.perry-rhodan.net/ ]
・他、関連サイトはこちらを参照
[ http://rhodan.jp/ ]


◆今回のひとこと

 共同輸入、します。
 希望者は、以下を参照の上、31日までに、ご連絡ください。
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