rlmdi.
| d-information | シリーズ/作家 | ペリー・ローダン |

d-information

213 [2002/09/02]


Perry Rhodan を中心とするドイツSFと周辺エンターテイメントの断片的情報を、私的興味の範囲でお送りします。

[このメールは登録者に無料で配布しています]
[解除はこちらから http://www.rlmdi.org/rlmdi/di/ ]


◆目次
◇ペリー・ローダン近況
◇わたしも知らない作家 Peter Brook 他


◆ペリー・ローダン近況

□ Perry Rhodan-Heft

2136 . H. G. Francis / Die Trümmerscouts / 廃墟探検隊
2137 . Leo Lukas / Operation Mauser / 鼠捕り作戦
2138 . Arndt Ellmer / Kampf um Gh'ipan / ギパン争奪戦
2139 . Horst Hoffmann / Die Eltanen / エルタン人
2140 . Horst Hoffmann / Der kindliche Herrscher / 無邪気な君主
2141 . Susan Schwartz / Der verlorene Wurm / 失われた虫
2142 . Uwe Anton & Rainer Castor / Im Reich der Aarus / アールスの国で
2143 . Uwe Anton & Rainer Castor / Gegen die Fensterstation / 〈星界の窓〉ステーション攻撃
2144 . H. G. Francis / Vor der Konjunktion / 朔の前
2145 . Arndt Ellmer / Gestrandet auf Vision / ヴィジョンに不時着
2146 . Arndt Ellmer / Die Pangalaktischen Statistiker / 汎銀河統計者

□ 2136話「廃墟探検隊」
[ http://www.perry-rhodan.net/html/2/2136.html ]

 舞台は、ふたたびトラドム銀河――

 メディレ人ブレウ・ケフ――〈廃墟帝国〉の連絡員――が、死の間際、ローダン、ヴィヴォ家のアスカリに、託した暗号……。
 巨大航宙施設《アールス・ジマ》の〈虫使い〉ケプリン――やはり、〈廃墟帝国〉の連絡員――は、暗号を解読する――〈目標AIFKG79256は、タトリックス文明の、禁断惑星である〉

「タトリックス文明――」
「16万年前~」
「トラドム銀河を含むこの銀河団で、繁栄したという」
「別名〈幸福帝国〉」
「……」
「一方、〈廃墟帝国〉――」
「現在~」
「トラドム銀河で、タトリックス文明の廃墟を発掘~」
「遺物を収集する、草の根運動」
「その究極の目標は~」
「トラドム銀河に圧政を敷く現政権――トラドム帝国を、打倒するのです」
「とにかく、武器を掘る」
「ひたすら掘る」
「各地の連絡員が、決死で伝説を収集し~」
「各地の廃墟探検隊は、決死で掘るっ!」

 メディレ人6名からなる廃墟探検隊――隊長チル・ユーピング――の考古船《スピット》が、〈目標AIFKG79256〉――トラドム銀河北域、恒星コキンの巨大ガス惑星コキンドエ――に到達。
 メタン大気層に人工物5基――仮称〈ステーション・コキンドエ〉――を、発見する。
 そして……廃墟探検隊を襲う、危機! また、危機!

「――〈ステーション・コキンドエ1号〉に、ロボットを送ります」
「――ロボットが、ハッチを開放します」
「――あ」
「……」
「ハッチ開放の瞬間」
「〈ステーション・コキンドエ1号〉の老朽化機器に~」
「いろいろ連鎖障害」
「バリア消滅」
「貴重な太古遺産は、いま、メタン奔流の藻屑と、消えたのです」
「で」
「〈ステーション・コキンドエ2号〉も~」
「消えたのです」
「〈ステーション・コキンドエ3号〉も~」
「消えたのです」
「……」
「――うぉぉぉっ」
「隊長チル・ユーピングは~」
「隊員2名を、〈ステーション・コキンドエ4号〉へ派遣」
「隊員3名を率いて、みずからは〈ステーション・コキンドエ5号〉へ突入」
「で」
「〈ステーション・コキンドエ4号〉も~」
「消えたのです」
「隊員2名、死亡」
「……」
「〈ステーション・コキンドエ5号〉も?」
「――お」
「――やった!」
「廃墟探検隊4名は、〈ステーション・コキンドエ5号〉内部に」

 そして……廃墟探検隊を襲う、危機! また、危機!

「手分けして~」
「〈ステーション・コキンドエ5号〉内部を調査する、隊員たち」
「やがて~」
「隊員1名、死亡」
「なぜか、惨殺死体」
「――そういえば~」
「――〈ステーション・コキンドエ5号〉だけ、なぜ、故障ゼロ?」
「――まさか!」
「――原住民が? 修理とか?」

 一方、ローダン、ヴィヴォ家のアスカリが滞在する《アールス・ジマ》――
 ヴィヴォ家のアスカリは、旗艦《カーリボ》――現在、《アールス・ジマ》に伴航中――から、巡洋艦《カトル・メレ》を、惑星コキンドエに派遣する。

「遠征隊リーダーは、《カーリボ》科学部門チーフのツァリト人トレロク」
「艦長は、たたきあげスプリンガーのヴロストル」
「そして、ローダンが乗艦させた支援要員」
「ジャキンタのベンジャメーン」
「テス・クミシャ」
「ペットの象――ノーマン」
「ま、巡洋艦内では、いろいろ、軋轢も」
「……」
「さて」
「到着した巡洋艦《カトル・メレ》は~」
「恒星コキンを隠れ蓑に」
「ジャキンタのベンジャメーンは~」
「現状把握のため、超能力発揮」
「――むん」
「が、現状把握ならぬうち~」
「トラドム帝国の憲兵、ヴァレンダーの艦隊が襲来」
「いきなり、〈ステーション・コキンドエ5号〉に、潜入部隊が……」

 一方……廃墟探検隊を襲う、危機! また、危機!

「隊長チル・ユーピングと残る隊員2名」
「――単独行動は、よろしくなかろう」
「と、集結」
「〈ステーション・コキンドエ5号〉のコンピュータ・データなどを、解析」
「――建造したのは、〈ヴァイア技術者〉リンタチャ・サヒン?」
「――ああ、仲間を殺したのは、だれ?」
「考えだすと怖いので、没頭っ」
「没頭っ」
「していると~」
「――あ」
「いつのまにか~」
「周囲に~」
「てのひらサイズの、褐色毛皮の四足生物!」
「幾百も~」
「幾千も~」
「わらわらと~」
「――オ、オレたちアックサは、世界で唯一の生き物なんだな」
「――こ、ここが宇宙の中心なんだな」
「――オ、オレたちでないものは、ぜんぶ〈悪の使い〉なんだな」
「――お、おっぱらうんだな」
「廃墟探検隊は、パラライザーで、防戦一方」

 そして……廃墟探検隊を襲う、危機! また、危機!

「――考古船《スピット》から自動警報!」
「――トラドム帝国とおぼしき艦船が、接近っ」
「――撤退だ」
「でも、退路には~」
「てのひら程度の、褐色毛皮の四足生物!」
「幾百も~」
「幾千も~」
「わらわらと~」
「――あ」
「いきなり、トラドム帝国の憲兵ヴァレンダーの突入部隊が」
「――射殺っ」
「――射殺っ」
「隊員2名、死亡」
「廃墟探検隊唯一の生存者――隊長チル・ユーピングは~」
「――貴重な遺跡を、トラドム帝国に渡してはならんっ」
「〈ステーション・コキンドエ5号〉のコンピュータに、命令します」
「――自沈せよっ」
「――パラライザーっ」
「――うっ」
「隊長チル・ユーピング、無念の昏倒」

 〈ステーション・コキンドエ5号〉は、けっきょく、メタン奔流に消えた。
 トラドム帝国の憲兵、ヴァレンダーの艦隊は、間一髪で搬出した捕虜――廃墟探検隊隊長チル・ユーピング――と、接収した考古船《スピット》とともに、星系離脱。
 アルコン巡洋艦《カトル・メレ》が、それを追う。

 一方、ローダン、ヴィヴォ家のアスカリが滞在する《アールス・ジマ》――
 ローダンとヴィヴォ家のアスカリは、〈虫使い〉ケプリンから、トラドム銀河脱出の相談をうけていた。

 つづく。

【関連サイト】
・出版社が運営するドイツ公式サイト
[ http://www.perry-rhodan.net/ ]
・他、関連サイトはこちらを参照
[ http://rhodan.jp/ ]


◆わたしも知らない作家 Peter Brook 他

□ Peter Brook

 正体不明。

・Gefährliches Cirkan / 危険なキルカン / Utopia Großband 1961

□ Winston Brown

 どこかのシリーズ作家の筆名。

・Der Friedensdiktator greift ein / 平和独裁者介入 / Fresco 社 1955
・Der silberne Schatten / 銀の影 / Fresco 社 1956

 情報源は、おなじみ Heyne 社の Lexikon der Science Fiction Literatur。

【関連サイト】
・Heyne 社のサイト
[ http://www.heyne.de/ ]


◆今回のひとこと

 最近、ちょっと、忙しくて……


d-information ◆ 213 [不定期刊] 2002/09/02
発行:y.wakabayashi /rlmdi [ yw@rlmdi.org ]
バックナンバー、登録/解除はこちら [ http://www.rlmdi.org/rlmdi/di/ ]

 このメールマガジンは Perry Rhodan を中心とするドイツSFと周辺エンターテイメントの断片的情報を、私的興味の範囲でお送りしています。

【ご注意】記事の性格上、伝聞・広告・ひろい読みにもとづく不確かな情報が多くふくまれます。より正確な情報を望まれる方は、紹介する関連サイトなどをかならずご自身でご確認ください。


このメールマガジンは、インターネットの本屋さん『まぐまぐ』を利用して発行しています。[ http://www.mag2.com/ ]