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208 [2002/07/29]


Perry Rhodan を中心とするドイツSFと周辺エンターテイメントの断片的情報を、私的興味の範囲でお送りします。

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◆目次
◇ペリー・ローダン近況


◆ペリー・ローダン近況

□ Perry Rhodan-Heft

2133 . Arndt Ellmer / Das Gericht der Prinzenkrieger / 戦士公裁判
2134 . Ernst Vlcek / Vorstoß nach Vision / ヴィジョン突撃
2135 . Horst Hoffmann / Der Zeitbrunnen / 時の泉
2136 . H. G. Francis / Die Trümmerscouts / 廃墟偵察隊
2137 . Leo Lukas / Operation Mauser / 鼠捕り作戦
2138 . Arndt Ellmer / Kampf um Gh'ipan / ギパン争奪戦
2139 . Horst Hoffmann / Die Eltanen / エルタン人
2140 . Horst Hoffmann / Der kindliche Herrscher / 無邪気な君主
2141 . Susan Schwartz / Der verlorene Wurm / 失われた虫

□ 2133話「戦士公裁判」
[ http://www.perry-rhodan.net/html/2/2133.html ]

 舞台は、渦状銀河ヴァッサーマル銀河――現地名アキムザバル――の、中心惑星ヴィジョン――現地名ザバル・アルダラン――、および、その周辺。

「ヴァッサーマル銀河統治者9名のひとり、戦士公ソナー」
「VS」
「御家転覆をもくろむ、悪の徒党」
「の顛末」
「……」
「――もう、一刻の猶予もならんっ」
「戦士公ソナー、無謀な超戦法」
「乱心をよそおい~」
「奥方のシハメさんを、城に拘束~」
「全軍を率いて、中心惑星ヴィジョンを占拠~」
「狂気・暴走・身の破滅……を演出し~」
「笑いにきた、敵首領を切るっ」
「……」
「戦法奏功」
「でも、世間は、本当の乱心とか、思ってます」
「戦士公ソナー、もとより、死は覚悟の上」
「でも、その前に~」
「ま、せっかく乱心して、占拠したんだし」
「おい」
「戦士公ソナー」
「自軍に、惑星ヴィジョンの封鎖を厳命~」
「強制退去の結果、現在は無人の惑星ヴィジョンに、単独降下~」
「普段は塔にいる〈汎銀河統計者〉とまみえる〈小朔〉の機会を~」
「ひとりじめ?」
「――ああ、ゴチン」
「……」
「むずかしい概念なのです」

 一方、トレゴンの真実を希求する《ソル》の7名――アトラン、トロト、モンドラ、マイルズ・カンター、スタータック、トリム、〈ドムラトの騎士〉モホデー・カシャ。
 一行は、惑星ヴィジョンで、〈汎銀河統計者〉と接触の手段を模索。だが、戦士公ソナーの乱に遭遇。惑星ヴィジョンから、強制退去。

「惑星ヴィジョンを離れ、領地ウカル・クミの首都惑星ゾウンにむかう難民船」
「――うぉぉ、オレを、惑星ヴィジョンにもどせ~」
「難民のなかに~」
「暴れてるヒトが、ひとり」
「――あれ? ラール人だ」
「おそらく、〈汎銀河統計者〉の知識をもとめ~」
「長く、苦しい旅を、してきたのでありましょう」
「が」
「拘束されてます」
「どこかへ、送られるようです」
「……」
「――トロト、暴走は、なしだぞ」
「――アトラン、そちらこそ」
「……」
「以後は、こともなく」
「難民船は、惑星ゾウンへ到着」

 一方、戦士公ソナーの妻シハメは、〈サルタン代弁者〉ティーガーにより城から救出され、弟君――領地ウカル・クミの戦士公サバル――のもとへ。

「戦士公ソナーの妻シハメ、もとより夫の罪を死をもって償う覚悟」
「でも、その前に~」
「ま、せっかく自由の身になったんだし」
「おい」
「――戦士公ソナーの無実を晴らしたいのです」
「――無実?」
「――〈サルタン代弁者〉ティーガーさまは~」
「――?」
「――ゴチンって、おっしゃいましたわ。ほほほ」
「……」
「むずかしい概念なのです」

 一方、銀河外周警護役〈ヴァッサーマルの守護霊〉の承認のもと、《ソル》は、アトラン一行救出のため、ヴァッサーマル銀河内域に侵入。だが、惑星ヴィジョンを前に、戦士公艦隊に制止される。
 《ソル》は、領地ウカル・クミの首都惑星ゾウンへ。

「戦士公8名を召集して、《ソル》を裁くのです」
「《ソル》代表者ロナルド・テケナーの証言」
「――アトランたちを、救出したかったのです」
「《ソル》に惑星ヴィジョンの座標を渡した、銀河外周警護役〈ヴァッサーマルの守護霊〉の口添え」
「――アトランと《ソル》なら、事態を収拾してくれるでしょう」
「戦士公ソナーの妻シハメの陳情」
「――機会をいただきたいのです」

 戦士公サバルの旗艦《クジュキ》は、アトラン一行と戦士公ソナーの妻シハメを乗せ、《ソル》とともに、惑星ヴィジョンへ。

□ 2134話「ヴィジョン突撃」
[ http://www.perry-rhodan.net/html/2/2134.html ]

 アトラン、トリム、スタータックと戦士公ソナーの妻シハメは、スタータックのテレポーテーションで、無人の惑星ヴィジョンに降下。

「憶えているでしょうか?」
「惑星ヴィジョンには、円を描いて配置された都市が9つ」
「都市中心には、高さ3kmの塔」
「塔の頂上には、ひとりづつ〈汎銀河統計者〉が住み~」
「各自の周期で、塔を降り、知識を開陳」
「〈汎銀河統計者〉リクは、99日」
「〈汎銀河統計者〉スバは、45日」
「〈汎銀河統計者〉トシは、25日」
「〈汎銀河統計者〉ラウドは、990日」
「〈汎銀河統計者〉イポクスは、4950日」
「〈汎銀河統計者〉イフは、3万4650日」
「〈汎銀河統計者〉ジャーダは、10万3950日」
「〈汎銀河統計者〉カドは、17万3250日」
「〈汎銀河統計者〉フォフは、51万9750日」
「5名がそろう〈小朔〉が、4950日に1回」
「9名がそろう〈大朔〉は、1155年に1回」

 アトラン一行と戦士公ソナーの妻シハメは、戦士公ソナーを探索。

「探索するうちに~」
「スタータックは~」
「9つの都市が描く円の中心に、もうひとつの都市を発見」
「都市は、ずいぶん前に放棄され~」
「塔に、〈汎銀河統計者〉は、いないようです」

 アトラン一行は、都市を探索。

「――9つの塔が描く円の中心に、もうひとつの塔?」
「――これって、まさか~」
「――でっかい、アンテナ?」
「――みたいな」

 特に、トリム・マラートは、都市中央の塔に惹かれる。

「――ああ、この感じ」
「がっ」
「――すごいや、超能力で動くんだっ」
「ががっ」
「――すごいや」
「がががごごごがががっ」
「――わーい」
「トリムは、気づいていませんでした」
「無人の都市の中心で、高さ3kmの塔が、ぐるんぐるん回転」
「アトランが、血相かえて、走ってきます」
「――?」
「――ばかもんっ。やめんかっ」

 騒ぎがおさまったとき、アトランたちは気づく。

「――!」
「――シハメさんが、いません」
「――ひとりで、旦那の捜索にいったというのか……」
「まあ、気持ちは、わからないでもないですね」

 時は、新銀河暦1311年12月27日――〈小朔〉まで、あと4日。

□ 2135話「時の泉」
[ http://www.perry-rhodan.net/html/2/2135.html ]

 戦士公ソナーは、無人の惑星ヴィジョンの都市ラウド・オンビルにいた。

「――ああ、彼女とここで出会ったのも、ゴチン」
「……」
「憶えているでしょうか?」
「都市ラウド・オンビルは~」
「戦士公ソナーと妻シハメが出会った、思い出の地」
「……」
「戦士公ソナーは、こんなこと、考えていました」
「惑星ヴィジョンには、自分ひとりだけ」
「これなら、〈汎銀河統計者〉は、戦士公ソナーの求めに応じてくれるのでは」

 戦士公ソナーは、都市ラウド・オンビルの〈汎銀河統計者〉ラウドの塔で、単身登攀をこころみ、失敗。

「――ああ、失敗。でも、ここで〈小朔〉を待つのも、ゴチンかも」
「……」
「――? なんだ、この穴」

 戦士公ソナーは、好奇心から、都市中央部に開口した穴――〈時の泉〉として知られる遠距離移動手段――を抜ける。

「むこう側で遭遇した生物は、いろいろ、語ってくれたのです」
「――〈時の泉〉と〈大群〉と〈力強き者〉は……」
「――?」
「――そこの〈時の泉〉は、そろそろ閉まるです」
「――?」
「――もどるなら、今です」
「――おお」
「――ああ、ここで惑星ヴィジョンにもどるのも、また、ゴチン」

 一方、戦士公ソナーの妻シハメも、都市ラウド・オンビルにたどりつく。

「――ああ、あのヒトとここで出会ったのも、ゴチン」
「……」
「――あら? なに、この穴」

 戦士公ソナーの妻シハメも、好奇心から、〈時の泉〉を抜ける。

「むこう側で、生物と遭遇し、あれこれ」
「もどってきたら~」
「――あれ?」
「――あら?」
「――ああ、ゴチン」
「夫婦、ひさびさの再会でした」

 戦士公ソナーは、自身の名誉を護るため、戦士公裁判で真実を語る決意をかため、自艦隊に惑星ヴィジョンの封鎖を解かせる。

「都市ラウド・オンビルに降下する、戦士公8名」
「――!」
「――!!」
「ばちばちっ」
「目から、火花が散ってます」
「戦士公裁判というより、私闘に発展しそうな雰囲気」
「が」
「そのとき、声がとどろく」
「――待つのじゃっ」
「〈汎銀河統計者〉ラウドの声は、都市ラウド・オンビルの塔頂から~」
「惑星ヴィジョン全土に~」
「惑星周囲に遊弋する、全艦艇にまで」
「銀河外周警護役〈ヴァッサーマルの守護霊〉からの急報に、〈汎銀河統計者〉ラウドが、動いたのです」

 〈汎銀河統計者〉ラウドは、名誉のため、太古の契約を危うくした戦士公たちに、怒りの訓戒をたれる。

「――使命より、名誉が大事かっ。このアホたれどもっ」
「――よいか、しかと聞くのじゃ」
「――いま、この時~」
「――名誉の問題に苦しむ、すべてのポウション人を、罪から解放するっ」
「――戦士公ソナーの罪も、いろいろ、ぜんぶ、不問じゃぁっ」
「――以後~」
「――ポウション人は、神々とヴァッサーマルの民に仕えることを~」
「――肝に、命ずるのじゃっ」
「……」
「――あ、それから、次の〈小朔〉は10日延期じゃ」
「――が、かわりに、その日は〈大朔〉とする」
「――いま、予定外に、降下したのと~」
「――他の〈汎銀河統計者〉に連絡するのに、時間がいるんでな」
「……」
「――あ、そのとき、《ソル》とかいう船は~」
「――全乗員ごと、惑星ヴィジョン上空で待機っ」
「――よいかの?」
「……」
「――んでは、さらばじゃ」
「――かっかっかっ」

 戦士公のひとりオーラグは、〈汎銀河統計者〉ラウドの言葉をいれず、単独、戦士公ソナーに斬りかかる――が、結果、返り討ち。
 急場をしのぐため、残る戦士公8人は、戦士公ソナーの妻シハメを、戦士公〈夜の君〉オーラグの代行に任命する。

「てなわけで~」
「一件落着」

 ……

「さて、一方――」
「惑星ヴィジョンの、別の場所では~」
「アトラン一行、戦士公ソナーが配置したロボット部隊と戦闘したり~」
「都市ラウド・オンビルに、たどりついたら~」
「アトランが、〈時の泉〉におちたり~」
「して、いたのですが」
「ま、些細なことですね」

【関連サイト】
・出版社が運営するドイツ公式サイト
[ http://www.perry-rhodan.net/ ]
・他、関連サイトはこちらを参照
[ http://rhodan.jp/ ]


◆今回のひとこと

 共同輸入します――希望者は、以下を参照の上、31日までご連絡ください。
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d-information ◆ 208 [不定期刊] 2002/07/29
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