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160 [2001/08/27]


Perry Rhodan を中心とするドイツSFと周辺エンターテイメントの断片的情報を、私的興味の範囲でお送りします。

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◆目次
◇ペリー・ローダン近況
◇クルト・ラスヴィッツ賞リスト 1996


◆ペリー・ローダン近況

□ Perry Rhodan-Heft

2085 . Ernst Vlcek / Kintradims Heim / キントラディム・ハイム
2086 . Uwe Anton / Spur nach ZENTAPHER /〈ゼンタファー〉へのシュプール
2087 . Uwe Anton / Die große Verheerung / 大荒廃
2088 . Michael Nagula / Gen-Tod / 遺伝子崩壊
2089 . Rainer Castor / Rebellen am Schemmenstern / 影太陽の反徒たち
2090 . Horst Hoffmann / Kampf um das Zentralplasma / 中央大プラズマ争奪戦
2091 . Horst Hoffmann / Eine Spur von ES / 〈それ〉の足跡
2092 . Arndt Ellmer / Der Ausgestoßene / 追放者
2093 . Ernst Vlcek / Requiem fur einen Ewigen / ある永遠に捧ぐ鎮魂歌

□ 2085話「キントラディム・ハイム」
[ http://www.perry-rhodan.net/html/2/2085.html ]

「ドムラト銀河の謎の構造物〈ゼンタファー〉の中~」
「アトラン一行は、複数のチームにわかれ~」
「61万2000個のマイクロ宇宙〈キャビネット〉を探索中」
「ま、いまでは~」
「モンドラさんたちが〈Z地図〉――全キャビネットの情報を記録する立像――を強奪してきたので~」
「いろいろ見当はつく……のです」

 モンドラ・ダイアモンド、トリム・マラート、スタータック・シュレーダーの3人は、キャビネット〈ヘルコヴェン・ルー〉へ。
 〈ヘルコヴェン・ルー〉は、〈キントラディム・ハイム〉――〈ゼンタファー〉建設種族キントラディム・クルックスの拠点――の隣接キャビネット。キントラディム・クルックスに拝謁を求める巡礼者がひしめく。

「キャビネット同士としてはめずらしく、かなりのご近所で~」
「〈ヘルコヴェン・ルー〉上空に~」
「〈キントラディム・ハイム〉が浮かんでいる、かんじ」
「で、〈ヘルコヴェン・ポイント〉――8本のエネルギー管――が~」
「〈ヘルコヴェン・ルー〉と〈キントラディム・ハイム〉を連結している」
「〈大荒廃〉以前は~」
「いろいろ往来も、あったのですが~」
「〈大荒廃〉以後は~」
「〈ヘルコヴェン・ポイント〉を通過しようとする者、みな死体になって帰ってくるのです」
「――でもね、何年か前、あっちへ渡ったヒトが、ひとり、いるのよ」
「――はぁ」
「――ま、死体が帰ってこなかっただけ、っていう意見もあるけどね」
「――へぇ」
「――ここらじゃ見かけない青肌の種族でさ」
「――ほほぉ」
「――あたしも、あと10歳若けりゃねぇ」

 3人は青肌の異人――容貌は〈ドムラトの騎士〉モホデー・カシャに一致――の足跡をおって〈ヘルコヴェン・ポイント〉に突入。パラトロン・バリアで〈ヘルコヴェン・ポイント〉内のエネルギー擾乱を突破し、キャビネット〈キントラディム・ハイム〉へ。

「――もしもーし」
「――主人のキントラディム・クルックスは、留守でございます」
「――あ、こんなところに執事さんが」
「執事――数万年以上前、本能戦士が殲滅したケルゴラフ種族最後のひとり――インカティ・チルパグノン」
「かつて、種族の商務長官という要職にありながら~」
「自分の生命おしさに、種族を裏切り~」
「母星の座標データを、もらしたりなんかして~」
「あとの半生は、〈キントラディム・ハイム〉に幽閉~」
「ああ、〈キントラディム・ハイム〉にいると相対的不死みたい」
「で、数万年以上~」
「生き恥をさらしてきたのです」

 キャビネット〈キントラディム・ハイム〉の〈永久なるものの広間〉には、異形の生命体たち――ドムラト銀河に蔓延する〈疫病〉の犠牲者――が、カプセルに封じられている。執事インカティ・チルパグノンの職務は、〈疫病〉の犠牲者に痛覚インパルスをあたえ、生きつづけさせること。

「ぎぇぎぇ……」
「きょきょきょぉぉっ」
「なんか、異常」
「ああ、異常」
「――さて」
「――?」
「――しばらく前にきた青いヒトは、べつのところに捕らえてございますが」
「――え」
「――あなたたちは、抹殺するでございます」
「――え?」

 トリム・マラートの超能力が発動。結果、敗れた執事インカティ・チルパグノンは死亡。
 3人は、停滞場に囚われた青肌の異人――〈ドムラトの騎士〉モホデー・カシャ――を救出し、キャビネット〈キントラディム・ハイム〉から逃走する。

「さて、次号」
「救出されたモホデー・カシャが~」
「たぶん、いろいろ、語ります」

□ 訳語訂正
 「Z-アトラント」または「Z-アトラス」――「Z地図」に統一します。

【関連サイト】
・出版社が運営するドイツ公式サイト
[ http://www.perry-rhodan.net/ ]
・他、関連サイトはこちらを参照
[ http://rhodan.jp/ ]


◆クルト・ラスヴィッツ賞リスト 1996

□ Kurd Laßwitz Preis 1996

・Bester Roman 長編部門
 Hans Joachim Alpers / Die graue Eminenz / 灰色の枢機卿

・Beste Erzählung 中編部門
 Norbert Stöbe / Der Durst der Stadt / 都市の渇き

・Beste Kurzgeschichte 短編部門
 Michael Ende / Der lange Weg nach Santa Cruz / サンタ・クルスへの長い旅
 ――ご存知エンデ

・Bester ausländischer Roman 海外長編部門
 Stephen Baxter / Zeitschiffe / The Time Ship / タイム・シップ

・Bester Graphiker アート部門
 Dieter Rottermund
 ――Jack Vance 著 Cadwal 三部作の装丁画にたいして

・Bester Übersetzer 翻訳家部門
 Erik Simon
 ――Vernor Vinge 著 Ein Feuer auf der Tiefe / A Fire Upon the Deep 『遠き神々の炎』の翻訳にたいして

・Bestes Hörspiel ラジオドラマ部門
 Wolfgang Rindfleisch / Uhrwerk Orange / 時計じかけのオレンジ
 ――ドイツのラジオ局 MDR の番組として放送されたらしい

・Bester Film 映像部門
 該当作なし

・Sonderpreis 特別賞
 Walter Ernsting
 ――作家、翻訳家、文芸エージェント、編集者、原稿監査役、先導者としての業績にたいして

【関連サイト】
・クルト・ラスヴィッツ賞のサイト
[ http://www.epilog.de/go/klp/ ]


◆今回のひとこと

 SF大会の疲れがとれない。


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