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69 [1999/11/29]


Perry Rhodan を中心とするドイツSFと周辺エンターテイメントの断片的情報を、私的興味の範囲でお送りします。

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◆目次
◇ペリー・ローダン近況
◇わたしも知らない作家 23 Marliese Arnord


◆ペリー・ローダン近況

□ Perry Rhodan-Heft
1994 . H. G. Francis / Der letzte General / 最後の将軍
1995 . Hubert Haensel / Der Tod auf Terra / テラの死神
1996 . Susan Schwartz / Wenn Tazolen meutern / タゾル人、蜂起のとき
1997 . Arndt Ellmer / Das Ende des Sonnentresors / 恒星金庫の崩壊
1998 . Horst Hoffmann / Am Proto-Tor / 始源の門にて
1999 . Uwe Anton / Der Puls / 鼓動
2000 . Robert Feldhoff & Ernst Vlcek / タイトル未詳
2001 . Ernst Vlcek / タイトル未詳
2002 . Arndt Ellmer / タイトル未詳

□ 1994話『最後の将軍』――

 〈物質の下僕〉ラミヒュンのコスモ・ファブリク《ウェイヴ》がソル系に最後通牒をつきつける。

「――だが《マテリア》は沈んだのだ、ラミヒュン」
「――《ウェイヴ》なんだけど……」
「――あれ……《マテリア》?」
「――《ウェイヴ》だってば……」
「〈自由テラナー連盟〉首脳陣が、うろたえているうちに~」
「軍のお偉いさんがキレちゃう、と」

 〈最後の将軍〉の異名をとるテラ防衛艦隊司令ツォルン・ジンタッソは、〈第一テラナー〉バオラ・ダシュマガンの制止をふりきり、総攻撃を敢行。
 だが、戦力の差は歴然。《ウェイヴ》に傷もおわせぬうちに、防衛艦隊は壊滅。〈自由テラナー連盟〉の中枢部も消滅。ダシュマガンも生命をおとす。

「〈自由テラナー連盟〉の中枢部――すなわち、テラニアの旧〈宇宙ハンザ同盟司令部〉」
「ようするに、太陽系帝国時代の〈インペリウム・アルファ〉」
「地底に深くふかーく掘られた歴史ある大要塞~」
「たった一撃で、根っこものこさず粉砕~」
「テラニア全域は~」
「余波くらって廃墟~」

 ソル系の命運はつきたかにみえた。

「――というか、つきちゃいました」
「ジンタッソぉ~!」
「おわってるしょーぐんっ!」
「じつは実戦、はじめてだったらしい」
「冷戦が長すぎたんだね~」

□ 1995話『テラの死神』――

「身長6メートルのサイクロプス――ラミヒュンが、テラをお散歩」
「〈死滅服〉の効果で、半径1.5キロ以内の全生命体はほとんど即死」
「そんなのが、〈死滅服〉の能力か、生来の能力か~」
「勝手きままに地球全土をテレポート」
「地球全土で死者多数」

 ソル系外縁に到着したキストロ・カンの《ペーパームーン》――ようやく事態は把握したものの、《ウェイヴ》搭載艦艇が封鎖するテラと第4惑星トロカンには、近づくこともできない。

「座乗のローダン、あいかわらずムチャいいます」
「――転送機でテラに行くぜ」
「――んでは、わたしも……」
「――きみ死んだら、テラ首脳部ひとりも残らないよ。いいの?」
「――う……」
「キストロ・カン、かえす言葉がない」
「ローダン――むかし自分がよくいわれてたもんな~」

 旧〈宇宙ハンザ同盟司令部〉の瓦礫のなかで、ローダンは、両親を亡くした17歳の少年スタータックと出会う。

「――かならず勝ってよ!」
「――もちろんさ!」

 一方、ルナにいて難を逃れたTLD長官ノヴィエル・レジドルは、各地で死を蒔くラミヒュンに抗戦するため、TLDエージェントの生存者を組織。TLDエージェント部隊に合流したローダンは、ついにラミヒェンと直接対決する。

「でも、〈死滅服〉の効果範囲では~」
「総員、ほとんど即死」
「ローダンも、ほとんど瀕死」
「細胞活性装置と〈ガローン服〉の助けがあっても、息するのがやっと、とか」
「指一本うごかせない」
「ローダン――いきなり絶体絶命!」

 そのとき、スタータックが決死の覚悟でローダンを窮地から救う。

「この少年、じつはテレポーター」
「ま、日頃は練習してないから、すぐ消耗して昏倒してしまうんだけどね~」
「――ありがとう、少年! じゃ」
「――?」
「――これは勇気ある撤退だ」
「ローダン、いのちからがら、転送機で惑星トロカンへ」
「〈無限への架け橋〉めざして、ピルツドームへひた走る」

 トロカン封鎖艦隊のピルツドーム一斉砲撃――ローダンの姿は砲火にのまれ、《ペーパームーン》のキストロ・カンは、ローダンの死を確信する。
 ソル系の最後の希望もついえたかにみえた。

「――というか、ついえちゃいました」
「もちろん、ローダン、すべりこみセーフ――なんだろうけど~」
「ローダン~!」
「だいろくし~と!」
「逃げるなよー」

□ 訂正:d-information 62 / 1987話『殺戮王子』より――

「サマホ王子の種族クロゼイル――太古に戦った相手は〈秩序〉ではなくて~」
「〈法〉に背くもの――つまり〈混沌〉が正解」
「どこでいれちがったの?」
「ぅ……」

□ 訂正:d-information 63 / 1988話『物質の下僕』より――

「トル・サマホはどーしたんだろ~」
「どーしたんだろ~」
「じつは、エランテルノーレ銀河めざして逃走、が正解らしい」
「――ああ、こんなところにも勇気ある撤退が!」
「……ってか」

【関連サイト】
・1900~1950話あたりまでの概況
[ http://www.rlmdi.org/rlmdi/px/pc21.html ]
・出版社が運営するドイツ公式サイト
[ http://www.perry-rhodan.net/ ]
・他、関連サイトはこちらを参照
[ http://www.rlmdi.org/rfpjp/ ]


◆わたしも知らない作家 23 Marliese Arnord

 女性作家。以下の著作は、ジュブナイル。ZM streng geheim 「絶対秘密のタイムマシン」シリーズ、とか、いうらしい。

・Das Geheimnis des alten Professors / 老教授の秘密 / Pelikan 1983
・Grabraub im Tal der Könige / 王家の谷の墓泥棒 / Pelikan 1983
・Die Sonnenstadt von Ol-Hamar / オル・ハマルの太陽都市 / Pelikan 1983
・Die Feuerhexe / 炎の魔女 / Pelikan 1984
・Das Rätsel von Machu Picchu / マチュ・ピチュの謎 / Pelikan 1984
・Herrscher von Atlantis / アトランティスの支配者 / Pelikan 1984
・Die Geisterhand Roms / ローマの幽霊の手 / Pelikan 1985
・Der Schatten Dschingis Khans / ジンギス・カンの影 / Pelikan 1985
・Im Land der tausend Träume / 幾千の夢の国 / Pelikan 1985
・Todeszeichen Drachenschiff / 死の徴・竜の船 / Pelikan 1986

 情報源は、おなじみ Lexikon der Science Fiction Literatur。


◆今回のひとこと

 2001話や2002話の表題くらい、告知してくれてもいいのに。


d-information ◆ 69 [不定期刊] 1999/11/29
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