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67 [1999/11/15]


Perry Rhodan を中心とするドイツSFと周辺エンターテイメントの断片的情報を、私的興味の範囲でお送りします。

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◆目次
◇ペリー・ローダン近況
◇わたしも知らない作家 21 Uwe Anton


◆ペリー・ローダン近況

□ Perry Rhodan-Heft
1992 . Horst Hoffmann / Aufmarsch über Thorrim / トリム上空のパレード
1993 . Rainer Castor / Vorstoß in den Kessel / ボイラーへの突入
1994 . H. G. Francis / Der letzte General / 最後の将軍
1995 . Hubert Haensel / Der Tod auf Terra / テラの死神
1996 . Susan Schwartz / Wenn Tazolen meutern / タゾル人、蜂起のとき
1997 . Arndt Ellmer / Das Ende des Sonnentresors / 恒星金庫の崩壊
1998 . Horst Hoffmann / Am Proto-Tor / 始源の門にて
1999 . Uwe Anton / Der Puls / 鼓動
2000 . Robert Feldhoff & Ernst Vlcek / タイトル未詳

□ 1992話『トリム上空のパレード』――

「やっと話が~」
「ダ・グラウシュ銀河に帰ってまいりました~」

 ジャキンタのベンジャメーン、テス・クミシャが、都市国家アラシャンにもたらした凶報――1年以内に起こる〈超ボイラー震〉によって、ダ・グラウシュ銀河とザルメンゲスト銀河の全域が壊滅する!
 進む疎開計画。しかし、1隻の円盤型宇宙船をひきいてあらわれた超知性体〈ヴェヒセルバルク〉――ガローン人の故郷銀河プランタグーを統べる――は、「テラナーは惑星トリムにあらねばならない」と告げる。
 つづいてあらわれた超知性体は〈ニサール〉――チェアルス銀河を統べる超知性体。

「……以上、ダ・グラウシュ銀河篇、前回までのあらすじ」
「〈ヴェヒセルバルク〉=〈とりかえっ子〉」
「この呼称は、人々の目の前で、次々コロコロ容姿をかえることに由来する」
「本質にかかわる属性じゃないような~」
「ま、名前だからね」

 ダ・グラウシュ銀河の各宙域で〈ボイラー震〉が頻発。くわえて〈超ボイラー震〉の噂はパニックを生み、各種族の避難船団――銀河間航行手段をもたない――は、超存在の集結地、惑星トリムに最後の希望をもとめる。

「アラシャンでは、難民うけいれをめぐって、ジア・ド・モレオンと〈第一市民〉ステンダル・ナヴァホの大論争~」
「自分たちアラシャン市民も、ちょっと前まで難民だったのに~」
「すっかり忘れてます」
「難民~」
「なんみん~」
「けっきょく人道的見地から、うけいれ決定っ!」
「乏しい備蓄食料をわけあい~」
「けんかしたり~」
「なかよくなったり~」
「かんど~」

 やがて、つづく超知性体たちと18隻の〈ヴァーチャル・シップ〉が惑星トリムに到来。ついに、トレゴン6種族の故郷宙域を統べる6体の超知性体が集合する日がきた。

「やあ、まった~?」
「おそいっ」
「――最後、ぎりぎりになって登場したのは〈それ〉」
「人工惑星ワンダラーに《ソル》までのせて」

□ 1993話『ボイラーへの突入』――

 超知性体6体は、人工惑星ワンダラー、18隻の〈ヴァーチャル・シップ〉とともに、ダ・グラウシュ銀河とザルメンゲスト銀河のはざま――〈ボイラー〉宙域へ。

「ワンダラーは《ソル》乗せたまま」
「《ソル》にはモンドラ・ダイアモンドさんも乗りこんで」
「途上、コスモ・ファブリクとおぼしき探知反応もあるけど……」
「接触はなし」
「いたって平穏かと思えば」
「じつは、この船団、超常現象が日常茶飯事化」
「アラスカの《ヴァーチャル・シップ18号機》では~」
「同乗するグッキーのもとに、イルツとハルノが来訪」
「《ソル》のタウトゥモ・アーゲンフェルトが、カルプやワリンジャーとボイラー物理を激論したり~」
「モンドラさんのとこには、モリーが化けてでたり~」
「〈セネカ〉にちょっかいだす、ア・ハイヌとロルヴィク」
「ブリーのところには、ツヴィーブスとさすらいの西部のガンマン……」
「ピート・ローランドっ?」

 超知性体の力で〈ヴァーチャル・シップ〉は人工惑星ワンダラー周囲にフィールドを展開。人工惑星ワンダラーは〈ボイラー〉に突入。ついに中心部へ。

「そこで一行を待っていたものは~」
「全長140kmの巨大なピルツドーム!?」

□ 追記:エオルの門

「〈エオルの門〉の彼岸から~」
「死んだバオリン=ヌダたちが超知性体としてやってくる~」
「って?」
「――じつは、1799話~1800話にこんな逸話が語られているのです」
「死んだバオリン=ヌダはどこにいくの~?」
「〈エオルの門〉のむこうよ~」
「お彼岸には帰ってくるのぉ~?」

 こんなの、まさか伏線だとは思わなかったぜ。

【関連サイト】
・1900~1950話あたりまでの概況
[ http://www.rlmdi.org/rlmdi/px/pc21.html ]
・出版社が運営するドイツ公式サイト
[ http://www.perry-rhodan.net/ ]
・他、関連サイトはこちらを参照
[ http://www.rlmdi.org/rfpjp/ ]


◆わたしも知らない作家 21 Uwe Anton

 1956年生まれ。作家・翻訳家。SF、ホラーなど、それぞれの分野でいくつもの筆名をつかいわける。
 Perry Rhodan-Heft、Perry Rhodan-Taschenbuch などにも参加。いくつかの作品が Kurt Laßwitz 賞にノミネートされたりもしている。

・Die Zeit der Stasis / 停滞の時 / Hyne 社 1979 (Thomas Ziegler と共著)
・Erdstadt / 地球市 / Heyne 社 1985 (Thomas Ziegler と共著)

Carsten Braun 名義
・Wettlauf um Venkarra / ヴェンカラ競争 / Zauberkreis SF 1980
・Aufstand auf TORM / トルムの反乱 / Zauberkreis SF 1980
・Gehirnseuche / 伝染性脳疾患 / Zauberkreis SF 1981

L. D. Palmer 名義
・Der Mond fällt auf die Erde / 月、大地に落つ / Katastrophen-Alarm 1976
・Dem Erdball drohte die Vernichtung / 地球を破滅が脅かす / Erber SF 1977
・Kinder des Chaos / 混沌の子供たち / Terra Astra 1981
・Vor dem Ende der Welt / 世界が終わる前に / Terra Astra 1981
・Roboter in Warnstreik / デモストライキ中のロボット / Terra Astra 1982
・Flucht vor der Unsterblichkeit / 不死からの逃走 / Terra Astra 1983
・Kampf um die Unsterblichkeit / 不死争奪戦 / Terra Astra 1983
・Odyssee auf Himmelsstrum / 天の川放浪記 / Zauberkreis SF 1984
・Kosmische Intrigen / 宇宙の陰謀 / Zauberkreis SF 1985

「ま、なんつーか、すごいひとみたい」
「だね~」

 情報源は、おなじみ Lexikon der Science Fiction Literatur。

 Erber SF: Anne Erber 社のヘフト
 Zauberkreis SF: Zauberkreis 社のヘフト
 Terra Astra: Pabel Moewig 社のヘフト
 Katastrophen-Alarm: Tandem 社のヘフト


◆今回のひとこと

 ドイツ語はやっぱりむずかしいぜ――と最近しみじみ。


d-information ◆ 67 [不定期刊] 1999/11/15
発行:y.wakabayashi /rlmdi [ yw@rlmdi.org ]
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