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30 [1999/03/01]


Perry Rhodan を中心とするドイツSFと周辺エンターテイメントの断片的情報を、私的興味の範囲でお送りします。

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◆目次
◇ペリー・ローダン近況
◇あなたの知らないヘフト[番外編] Arzt Romane
 あの娘の愛は医長のもの


◆ペリー・ローダン近況

□ Perry Rhodan-Heft
1956 . Susan Schwartz / Das Haus der Nisaaru / ニサールの館
1957 . H. G. Francis / Angriffsziel Pilzdom / 攻撃目標・ピルツドーム
1958 . Arndt Ellmer / Der Oxtorner und sein Okrill / オクストーン人とオクリル
1959 . Robert Feldhoff / Im Hypertakt / ハイパータクトの途中
1960 . Horst Hoffmann / Gefangene des Bordgehirns / 艦載脳の虜囚
1961 . Arndt Ellmer / Ein Sechstel SENECA / 六分の一のセネカ
1962 . H. G. Francis / Das Virtuelle Schiff / ヴァーチャル・シップ
1963 . H. G. Francis / Die Gestalter / ゲシュタルター

憶測:1962話はヴァーチャル・シップに搭乗してアラシャンから消えたアラスカ・シェーデレーアの動向。その道はトレゴンの第1種族ゲシュタルター(形なすもの)に通じている……?

 今回は、〈死のミュータント〉ヴィンセント・ガロンの自己紹介を――1936話『パラ・ブンカーにて』で、超能力〈超能力増幅〉をもつブルー人少女ツユラちゃんにヴィンスが語りかけるシーンより:

『やあ! やあ、きみ!
 ぼくのことを知らないって? なるほど、でもわかるよ、きみはぼくを好きになる。ぼくと知り合った人々は、たいていはごく短期間でぼくに好感をいだいた。ぼくにはできるんだよ、人がぼくを好きになるようにね。
 きみもそうさ。
 ぼくらはとてもとてもよい友達になるだろう。ぼくらふたりは。絶対さ。きみは楽しくてしかたなくなる、絶対だよ、いつもぼくのそばにいることがさ。そして、ぼくを助けることが。
 そう、ぼくには助けがいるんだ。まあ、ときどきね。悪意に満ちた危険な力が、たえずぼくを狩り立て、脅かすんだ。その鼻持ちならない色で、苦しめ、悩ませ、ぼくのかわいそうな頭の中をぐちゃぐちゃにしてしまう。とてもつらいんだ。
 ああ、そうだとも、つらい目にあうのは好きじゃない。だから、必要なんだ、きみの助けが――友達が。たくさんの友達が。きみのような。ほら、ぼくの友達になって、助けようって気になってきたようじゃないか。まったくの自由意志で、きみはそうする。それもぼくのなしとげたこと。
 きみの意に反することは、何ひとつ起こらない。保証するよ。起きることは、そうなるようにきみが望んだことだ。自発的にね。たとえば、そう、必要にせまられて、きみが死ななくちゃならないとする。そうだとしても、それもまた、きみの意志なんだ。まったくの自由意志で、きみは喜んでうけいれるだろう。死を。
 素敵じゃあないか?
 ああ、そうそう……。
 ぼくのことはヴィンスと呼んでくれ……!』

「新銀河暦1273年、〈マイクロ波照射能力〉で800人あまりをグリルした犯罪者、ヴィンセント・ガロン」
「それが……このセリフかい!?」
「前回もいったけど――でも、本来のヴィンスは、ごくごく善良な人間なのだ――って許されてしまうのは、すごくコワイのでは?」
「前回もいったけど、いいのかな~」

【関連サイト】
・ローダン・ヘフトのストーリー概要は rlmdi の下記ページへ
[ http://www.rlmdi.org/rlmdi/note/note.html ]
・1900~1924話あたりまでの概況
[ http://www.rlmdi.org/rlmdi/px/pc20.html ]
・出版者が運営するドイツ版公式サイトはこちら
[ http://www.perry-rhodan.net/ ]
・他、関連サイトはこちらのリンクをご参照ください。
[ http://www.rlmdi.org/rfpjp/ ]


◆あなたの知らないヘフト[番外編] Arzt Romane
 あの娘の愛は医長のもの

「ヘフト――この広大な世界」
「あるとは思っていたけれど、みつけたときには、つい笑っちゃいました」
「……」
「では、かくある時のために収集したこのタイトル・リストを」
「こんな時がこないことを祈っていたのに、おれ……」

 Romantruhe のサイトから――Martin Kelter Verlag のヘフト・シリーズ Arzt Romane 「医者物語」のタイトルをひろってみた。

□ Arzt Romane 医者物語
Margarette Friedrich / Ihre Liebe gehört dem Oberarzt / あの娘の愛は医長のもの
Charlotte Berg / Eine unerwartete Diagnose / 予期せぬ診断
Anita Martens / Warum verfolgt er mich? / なぜあの人はわたしを追うの?
Charlotte Berg / Muß ich schweigen? / 口にしてはならない
Bettina Clausen / Schicksalhafte Diagnose / 運命の診断
Marhild Hehn / Von der Schwester verführt / 看護婦の誘惑
Viola Larsen / Zweimal Dr. Bauer / ドクター・バウアー再び
Margarete Friedrich / Die Frau des Chirurgen / 外科医の妻
Anita Martens / Wenn die Vergangenheit aufersteht / 過去が蘇るとき
Liselotte Immenhof / Kann seine Liebe ihr Leben retten? / 男の愛は女の命を救えるか?
Anita Frank / Ich glaube nicht an deine Schuld / あなたのせいとは思わない

「白い巨塔から~」
「ナースのお仕事まで~」
「ドイツの人々って、やっぱりすごいわ」
「素敵じゃあないか?」
「ああ、そうそう……ぼくのことはヴィンスと呼んでくれ……!」
「ちがうぞ」

【関連サイト】
・Martin Kelter Verlag
[ http://www.kelter.de/]
・Romantruhe
[ http://www.romantruhe.com/ ]


◆今回のひとこと
 「SFマガジン」4月号で rlmdi のページが紹介されました。
 ま、それだけですが……


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発行:y.wakabayashi /rlmdi [ yw@rlmdi.org ]
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