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12 [1998/10/26]


Perry Rhodan を中心とするドイツSFと周辺エンターテイメントの断片的情報を、私的興味の範囲でお送りします。

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◆目次
◇ペリー・ローダン近況
◇あなたの知らないヘフト[SF篇2] Sun Koh
 奇人ロンドンにあらわる


◆ペリー・ローダン近況

□ Perry Rhodan-Heft
1936 . Peter Terrid / Im Para-Bunker / パラブンカーにて
1937 . Uwe Anton / Stimmen aus dem Hyperraum / 超空間からの声
1938 . Suzan Schwartz / Die Farben des Bösen / 悪の色彩
1939 . H.G.Francis / Auf den Spuren eines Gottes / 神の足跡
1940 . Arndt Ellmer / Tanz der Träumer / ドリーマー・ダンス
[1940 の表題は変更になりました]
1941 . H.G. Francis / Wenn Welten verstummen / 世界が沈黙する時
1942 . Horst Hoffmann / Shabazzas Welt / シャバッザの惑星
1943 . Horst Hoffmann / Hetzjagd auf Century / センチュリーの追撃
1944 . Susan Schwartz / Haß gegen Alashan / アラシャンを憎む
1945 . Robert Feldhoff / Krisenfall Robinson / ロビンソン計画

□ モーゲナ Mhogena
「1938話の巻末、惑星トロカンのピルツドームから突如あらわれるマークスそっくりの異星人」
「どうやら重傷をおっている様子」
「で、こう語るわけだ……」

――わたしはモーゲナ、トレゴンの第五使徒……種族の名はガルラー(die Gharrer)……故郷銀河チェアルト(Chearth)が、グァン・ア・ヴァーに脅かされている……テラナーに至急救援を請う――

「アンドロメダ銀河から別銀河に移民したマークス?」
「または、アンドロメダ銀河の連中の忘れられた本家筋?」
「ま、それはおいおいわかるのでしょ~」
「で、ばったり?」
「死んだという描写はないみたい」
「やがて回復して、テラナーの現状に失望したりするんだろうね」

 おりしも、おこなわれる自由テラナー連盟は第一テラナー選挙。すでに得票率48%のソルダー・ブラントの初当選は確実――だが、ブラントが〈死のミュータント〉ヴィンセント・ガロンの影響下にあると知るものは、まだいない。

「そして、ヴィンス・ガロンのうしろに、さらに黒幕が?」
「謎の億万長者ジョスカー・ジャンキンネン――略してJJ?」
「思いかえせば、まず宇宙ギャング団〈ギャラクティック・ガーディアン〉がミマスを襲撃……破壊活動の余波でヴィンスの封印バリアが崩壊……ヴィンスは覚醒し、逃走、という、いきさつだったのだよね」
「〈ギャラクティック・ガーディアン〉には、逮捕された仲間を脱獄させる、という目的があったのはたしかなんだけれど」
「あれは結局、ヴィンスを脱走させるために仕組まれたもの……なんだとか」
「じつは背後でJJの手引きがあったとか」
「謎は謎をよぶ」
「おーい」
「やほー」
「かわいそうなのは第五使徒モーゲナ」
「せっかく助けを期待してきたのに」
「頼みのテラナーの本拠では、凶悪なミュータントが跳梁跋扈し、政治は混乱し……」
「ぶちきれて、テラナーを敵とみなす、とかいう、ありがちな方向に流れないとよいのだけれど」
「ひゅぅぅぅぅ」

□ ATLAN - Traversan-Zyklus
1 . Robert Feldhoff / Admiral der Sterne / 星の提督
2 . Hubert Haensel / Sturm auf die PADOM / 《パドム》の嵐
3 . Peter Terrid / Die Rebellen von Traversan / トラヴェルサンの叛徒

「時は、ローダン・ヘフト最新刊に同じ新銀河暦1290年。惑星トラヴェルサンで発見された太古のステーション」
「1話序盤、ステーションに踏みこんだアトラン、いきなり極秘プログラム〈星の雫〉を発動させてしまう」
「ステーションはアトランを建造者と誤認――呼びかけた言葉が『マガン!』」
「建造者は、なんと〈島の王〉ファクターVII?」

 なしくずしに、ステーションは時間移動実験プログラム〈星の雫〉によってキリスト紀元前5772年へ。
 当時、惑星トラヴェルサンはアルコン帝国本国と対立中。懲罰艦隊の到来は目前。そんななか、ある日、公女タマレナは、ヨスド沙漠の謎のステーションでひとりの男とであった!

「ただいまステーションは故障中。惑星が破壊でもされたら、アトランの帰還は絶望的」
「またどこかで1万年くらい寝る、とかいうオチはないよね」
「ひゅぅぅぅぅ」
「アトランは、いつしかトラヴェルサン艦隊を指揮し、アルコン帝国と戦う立場に?」
「そして、アトランをつけねらう、なぞの暗殺者とは?」
「公女タマレナの婚約者じゃないだろーな?」

【関連サイト】
・ローダン・ヘフトのストーリー概要は rlmdi の下記ページへ
[ http://www.rlmdi.org/rlmdi/note/note.html ]
・1900~1924話あたりまでの概況
[ http://www.rlmdi.org/rlmdi/px/pc20.html ]
・出版者が運営するドイツ版公式サイトはこちら
[ http://www.perry-rhodan.net/ ]
・他、関連サイトはこちらのリンクをご参照ください。
[ http://www.rlmdi.org/rfpjp/ ]


◆あなたの知らないヘフト[SF篇2] Sun Koh
 奇人ロンドンにあらわる

「サン・コー――アトランティスの後継者」Sun Koh-Der Erbe von Atlantis の初版は1933から1936年、ライプツィヒの A. Bergmann Verlag から。かなりの人気を博したらしく、戦中、戦後といくども再版。戦後はちがう出版社から再版が出るたびに、作者名(ペンネーム)が変わったという、よくわからない逸話もある。初版と再版は、すべて Lok Myler 名義。
 じつは作者の本名は Paul A. Müller ――戦後も多くのシリーズにかかわり、ドイツSF界では有名な人物らしい。

「これも時代からして本来の意味で〈ヘフト〉と称していいのかどうか」
「とりあえず、いいことにしよう」
「時代といえば時代なもので、48話以降は Reichsschrifttumskammer ――『帝国校閲局』と訳せばいいのかな――による検閲。再版時に47話までもかなり手を加えられたとか」
「それでも150話つづいたサン・コー」
「いったいどんな話なんだろう?」
「ぼくら、じつはローダン・ヘフトのページの端の広告とかで見たことあるだけ」
「半裸の男が両腕ふりあげて、おーっ、みたいな絵がついて」
「てっきり、カンフーもののヘフトかなんかだと……」
「サン・コーっ!」
「ばきっ!」
「……」
「入手した短い紹介文によると――ある日、パジャマ1枚でロンドンのまっただなかにあらわれた記憶喪失の男?」
「かれこそ、アトランティスの遺産を継ぐもの?」
「愉快なロンドンたのしいロンドンろんど~んろんどん」
「……」
「帝国校閲局、いったいなにをどう検閲したんだろ?」
「Dämonenkiller 有害図書指定――でも思ったけどさ」
「ドイツ人っていったい……」
「興味深い人たちだよね~」

【関連サイト】
・「サン・コー」のタイトルリストは rlmdi の下記ページで紹介
[ http://www.rlmdi.org/rlmdi/alt/sunkoh.html ]


◆今回のひとこと
 不定期刊のはずが……次号ついに週刊4ヶ月目に突入か?


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発行:y.wakabayashi /rlmdi [ yw@rlmdi.org ]
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