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1 [1998/08/10]


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 Perry Rhodan を中心とするドイツSFと周辺エンターテイメントの断片的情報を、私的興味の範囲でお送りします。


◆目次
◇ペリー・ローダン近況
◇あなたの知らないヘフト[ホラー篇] Larry Brent または PSA
 X光線3号の足音を聞け! Larry Brent はやってくる


◆ペリー・ローダン近況

□ Perry Rhodan Screen Entertainment Pack [CD-ROM]
 はじめは今年5月発売予定と聞いていたのですが、ようやく先日入手。表記によれば Windows95/98 対応です。
 内容:スクリーンセーバー、壁紙、マウスカーソル、開始・終了画面など。見たところアイコンがなかったので、以前に自作した球形艦アイコンを探してきて、マイコンピュータとネットワークコンピュータを入れ替えてみました……そして、使うこと数時間、もとにもどしました。どうもあちらの感覚にはついていけない部分があります。
 価格は 29.90DM。ドイツの書籍通販 TRANSGALAXIS から他の本と一緒に購入しました。

□ Perry Rhodan-Heft
1921 . H.G.Francis / Projekt Mirkandol / ミルカンドル計画
1922 . Uwe Anton / Die Solmothen / ソルモス
1923 . Susan Schwartz / Friedensmission / 平和布教
1924 . Peter Terrid / Intrigen auf Arkon / アルコンの陰謀

 この4話の舞台は銀河系。水晶帝国の陰謀とソルモスのストーリー。ソルモスはゾウアザラシに似た知性種族で、独自の技術はもたないものの、なにを思いたったか、平和を説く銀河系周航をはじめる……とのこと。

【関連サイト】
・ローダン・ヘフトのストーリー概要は筆者が公開する以下のページご参照ください。1900~1924話あたりまでの内容は近々アップデートの予定。
http://www.rlmdi.org/rlmdi/note/note.html
・出版者が運営するドイツ版公式サイトはこちら
http://www.perry-rhodan.net/
・他、関連サイトはこちらのリンクをご参照ください。
http://www.rlmdi.org/rfpjp/


◆あなたの知らないヘフト[ホラー篇] Larry Brent または PSA
 X光線3号の足音を聞け! Larry Brent はやってくる

「コツ……コツ……うぎゃーっ」
「だれ?」
「X光線3号」
「って、なんだよ、それ?」

 ラリー・ブレントの物語は1968年7月23日、Zauberkreis-Verlagの「銀色犯罪ヘフト」の747話としてはじまった。読者の反応がよかったことから、やがてサブシリーズになり、独立したヘフト・シリーズになる。デーモンキラーと違って発禁にはならなかったらしい。中断したり形をかえたり、今日まで200冊くらいが発行されている。最近、Zaubermond-Verlagが197~200話を1冊にまとめたハードカバーを出版(第50巻だけ。49巻以前はこれからの出版予定とか)。Blitz Verlag も何冊かをまとめたソフトカバーの1巻を出版した。とはいえ、これだけの資料では、シリーズの全貌はまだ見えない。

「んで、銀色ってなに?」
「さあ、ほかにも『怪奇犯罪』とか『銀色怪奇』とも、ようするに出版社の命名のノリの問題なんだろうけれど。ま、とにかくホラー・シリーズなのはたしか」

 超心理分析特務部隊(PSA)の本部はニューヨーク、セントラルパークの一角にあるダンスとお食事ができる「緑野亭」の地下。親指の指紋がエレベーターのキーらしい。2台の巨大コンピューター「ふとっちょウィルマ」と「おりこうソフィー」もそこにある。
 PSAは1から20号まで20人の男性エージェント「X光線」とAからTまで20人の女性エージェント「X少女」を擁する。X光線1号は組織の創設者デイヴィッド・カランである。もちろん、世界の各地に連絡員を配置したりもしている。
 X光線はそれぞれ個体ベースで同期した「PSAリング」を携行する。PSAリングは世界中どこにいても連絡をとりあえる万能通信機。携行者の死を本部に知らせる役割もはたす。X少女も同じ機能のブレスレットだかなんだかを身につけている、とか。

「ラリー・ブレントはX光線3号。でも、2号は欠番らしいんで、実質ナンバー2」
「んで、これのどこが――ま、とにかくホラー?」
「世界の各地でドラキュラ、モンスターがらみの怪奇な事件がおこって、X光線がすっ飛んでいくみたい」
「なんかスパイ大作戦が岸田森して深みにはまったみたいな……」
「PSA~PSA~怪奇をあばけ~」
「ミッション・アンビリーバボー」
「れっつごー」
「て、本当にこんな話なのかな~」
「全部読んだわけじゃないからな~」

【解説】ヘフト
 ヘフトとは、ドイツの駅の売店や街のスタンドで雑誌感覚であつかわれる小説シリーズ(1冊=シリーズの1話)。SF、ホラー、ミステリーから西部劇まで、おびただしいヘフトがあるらしい。しかし、日本で知られているのは「宇宙英雄ローダン・シリーズ」(早川書房)だけといってさしつかえないだろう。
 「ラリー・ブレント」Larry Brent は、そんな「あなたの知らないヘフト」のひとつである。

【関連サイト】
・Zaubermond-Verlag のサイト
http://members.aol.com/tborn67668/daeki.html 
・Blitz Verlag のサイト
http://www.blitz-verlag.de/


◆今回のひとこと
 SF大会やらなにやら、本当に8月は忙しい月です。


d-information ◆ 1 [1998/08/10]
発行:y.wakabayashi /rlmdi yw@rlmdi.org
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